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台湾で買ってきてもらったこの「高山茶」は、香りがすごくよかった。
特に名前はついていないようだけど、箱の上にはこういうシールが貼られていました。

「金萱(きんせん)」とは茶樹の種類のことで、烏龍種とは別の「金萱(きんせん)種」という茶樹の葉を使って作られたお茶という意味です。
〔その下の《びぎょく》というのは分かりませんが、これが銘柄かも)

台湾では(他のところでもそうでしょうが)お茶屋さんで試飲させてもらって買う場合、箱は特定のものじゃなくて汎用のものに入れてくれる場合があり、この赤い箱も特に意味はないようです。

葉っぱは少し大き目なので「天霧茶」のような繊細な味わいはありませんが、ミルクのような香りはいれている最中でもよく香り、誰に出しても香りは好評でした。

この「金萱(きんせん)種」、台湾では女性に人気だとか。あまりに人気なので後から香りを着けたようなまがい物があるそうですから、注意が必要です。

(この記事は2006年からの抜粋です。)










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