[ 神原通信 ] 2025年6月14日(土) <ナイアガラ 奥の細道 63連発(3曲YouTubeなし) > COLD COLD WATER / ピクシーズ・スリー LICKY LADYBUG / Billy & Lille CHURCH BELLS MAY RING / The Willows EVERYDAY / バディ・ホリー CHA-CHA-CHARMING / Ellie Gaye SHELIA / トミー・ロウ THE HAPPY ORGAN / Dave'baby'cortez JOHNNY REMENBER ME / ジョン・レイトン POLKA DOTS AND MOONBEAMS / Paul Peterson MR.SANDMAN / ザ・コーデッツ WHERE HAVE YOU BEEN(ALL MY LIFE) / アーサー・アレクサンダー THE PURPLE PEOPLE EATER / シェブ・ウーリー SEA CRUISE / フランキー・フォード HEY LITTLE COBRA / リップ・コーズ TRUE LOVE NEVER RUNS SMOOTH / ジーン・ピットニー I MUST BE DREAMING / ニール・セダカ LOOK OF LOVE / レスリー・ゴーア PARADISE LOVE / The Islanders(動画なし) THE LOCO-MOTION / リトル・エヴァ ONE FINE DAY / シフォンズ BLAAME IT ON THE BOSSA NOVA / イーディ・ゴーメ MARDI GRAS MANBO / the Hawketts LIKE I DO / ナンシー・シナトラ TRIANGLE / Janie Grant NEXT DOOR TO AN ANGEL / ニール・セダカ TEAR DROPS / Lee A Andrews & The Hearts I COULD EASILY FALL (IN LOVE WITH YOU) / クリフ・リチャーズ SANDY / スウィンギング・ブルー・ジーンズ THE CLIPPING SONG (CLAP PAT CLAP SLAP) / シャーリー・エリス PUDDIN' TAIN(ASK ME AGAIN, I'LL TELL YOU THE SAME) / The Alley Cats THE WARLD THROUGH A TEAR / ニール・セダカ I FOUND A GIRL / P. F. スローン MY BOYFRIEND GOT A BEATLE HAIRCUT / Donna Lynn
2017年 63曲 "I Found a Girl" is a song written by P. F. Sloan and Steve Barri, and recorded by 1960s American pop singers, Jan and Dean.
2025年6月12日(木) <「We Belong Together」ランディ・ニューマン> ネットで音楽系のブログを見ていたら、「私はランディ・ニューマンの声がどうも苦手だ」という文章に出会って驚いた。今までそんな感想をもらす人はいなかったから。 ただ、ランディ・ニューマンの音楽は取っ付きにくいとは思う。学生の頃「グッド・オールド・ボーイ」を聴いた途端に好きになり、友達の女の子にテープにダビングして渡したら、なんの返事も来なかった。女性には、特にストレートな心を持った女性にはウケが悪そうだ。僕のように屈折した心を持っている男にしか理解できないのかもしれない。だから、最近は女性には勧めないようにしている。 今回の『トイ・ストーリー3』の挿入歌「We Belong Together」も、たまたま訳詞があったので読みながら歌を聴いていたら、この曲の虜になってしまった。 では、この曲の詞を訳詞とともに載せていきます。(こういうのは本当はダメみたいなんだけど) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Don't you turn your back on me When we're together And sincerely We belong together We belong together If I could really talk to you Talk about friendship and loyalty The day I met you So don't forget me We belong together We belong together You and me ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところどころ訳のない部分があるけど、だいたい分かる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今朝、「ブライアン・ウィルソン死去」のニュースが飛び込んできた。
2025年6月7日(土) <「The Dreamy & The Suspended」パリス・シスターズ> アップルMUSICからパリス・シスターズのコンピレーション・アルバムが出た。 1)モノラルにしては音がいいし、それにモノラルだからいい、というのもある 個別に説明する前に、ちょこっとパリス・シスターズとフィルの関わりを。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【パリス・シスターズ】は、アルベス(長女)シェレル(次女)プリシラ(三女)の三姉妹によって1954年に結成されたが、1961年にフィル・スペクターと出会うまで全く芽が出なかった。 この「Be My Boy」は、関係者全員の予想を裏切って、1961年の5月末にチャートの56位まで上昇するという好成績を残した。 レスター・シルは第二弾となる曲を求めてニューヨーク入りし、フィルとともにブロードウェイを訪ねた。この時、バリー・マンとラリー・コルバーの書いた「I Love How You Love Me」という曲を聴いたフィルは多いに気にいり、これもかつてのテディ・ベアー・サウンドを、ヴァイオリンを使って再生させようと考えたのだ。 かくしてこの曲も成功し、チャートの5位までかけのぼり、パリス・シスターズはスターの仲間入りを果たす事になったのでした。 しかし、運命のいたずらというか不運というか、翌年の1962年、レスター・シルのアシスタントが手違いでパリス・シスターズのアルバムに使う予定だったマスターテープを誤って廃棄してしまったのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「The Dreamy & The Suspended」/ パリス・シスターズ (2025) 1. BABY THAT'S ME (previously unissued)[2:51] / Jack Nitzsche, Jackie DeShannon (Columbia 1963) 1曲目でノックアウトされました。この曲が、フィルの元でアレンジの仕事をしていたジャック・ニッチェによるものだと知ってビックリ。多分、ジャッキー・デシャノンの曲に手を加えてフィルっぽくアレンジしたんでしょう。ちなみに、「ジャック・ニッチェは、クリスタルズの「ヒーズ・ア・レベル」で初めてスペクターと仕事をして以降、フィレスが倒産するまでエンジニアのラリー・レヴィンとともにスペクターと3人で『ウォール・オブ・サウンド』を作り出した重要な人物。」(解説:大瀧詠一) 2. I CAME A LONG WAY TO NOWHERE[2:22] / Priscilla Paris (Sidewalk 1967) この曲は最初聴いた時、ものすごく違和感がありました。1967年だから、かなり後期の作品になります。作ったのがプリシラ・パリスなので、この人はかなりセンチメンタルな人なんでしょうね。でも、聴く度に好きになった不思議な曲です。 3. I LOVE HOW YOU LOVE ME[2:08] / Barry Mann, Larry Kolber(Gregmark 1961) 詳細は上記に。 4. LONELY GIRL[2:27] / Donna Di Martino, Rick Jarrard (MGM 1964) この曲は最初から好きな曲ですが、誰かのカヴァーなのか作詞、作曲を見ても不明。 5. WHAT AM I TO DO[2:48] / Doc Pomus, Phil Spector (Gregmark 1962) 曲の中で板をたたく音が印象的で、当時の映像を観てさらに好きになった曲ですね。 6. MY GOOD FRIEND[2:10] / Priscilla Paris (Reprise 1966 ) この曲は、ジャック・ニッチェがプロデュースしたアルバム「Sing Everything Under the Sun」の1曲目。明るくて晴れやかな曲ですね。ウォール・オブ・サウンド(音の壁)って、フィルの場合は、どんどん霧が深く重くなっていって、同年に発表された「リバーディープ マウンテンハイ」で自爆したって印象なんだけど、この曲はその逆をいってる感じ。その分、毒にも薬にもなってないけど。 7. BE MY BOY[1:56] / Cory Sands, Phil Spector (Gregmark 1961) ここで、パリス・シスターズが一番最初にブレイクした曲に戻る。1分56秒!なんて短いんだ!それに、この間延びしたテンポ。誰も流行ると思っていなかったのは当然だけど、それにしてもプリシラの歌声に引き込まれてしまう魅力がある。 8. WHEN I'M ALONE WITH YOU (previously unissued)[2:57] / P.F. Sloan, Steve Barri (Reprise 1966 ) この曲は、このアルバムのハイライト。曲が始まってすぐにメインフレーズに辿り着く。僕は最初、ジャッキー・デシャノンかと思ったほど、キャッチーなメロディ。でも、曲を書いたのが、P.F.スローンとスティーブ・バリとくればさらに関心を持たずにはいられない。これが未発表だったなんて信じられない。 9. ONCE UPON A TIME[2:23] / Charles Strouse, Lee Adams (Mercury 1964) この曲はブロードウェイミュージカル「オール アメリカンズ」の主題曲らしい。他にもカバーをしてる人がたくさんいます。つまり、みんなが好きな歌だということですね。 10. PLAY IT ONE MORE TIME (previously unissued)[2:26] / Mann And Weil (Columbia 1963) これは、最初聞いた時「要らない」と思ったんだけど、作ったのがマン&ワイルということだし、ラストの曲にはこれぐらいあっけらかんとしたものがいいのかな、と思うようになりました。 以上、全曲、YouTubeでも聴けるけど、できればこのアルバムを一気に聴いてみてはどうでしょうか? ほんとにモノラルの音が聴きやすくて、下手なステレオより音楽的です。 |
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