[ 神原通信 ]

 

  2019年7月16日(火

<ジンジャーチャイにハマる

 「今頃、何言ってんの?」と思われるかもしれませんが、今、毎日のようにジンジャーチャイを作っています。毎日違う材料で、違うアプローチで、繰り返し繰り返し飲んでいます。これがすごくおいしいんです。次のワークショップに使えるほど手が込んでるし、今までの「すりおろしジンジャーチャイ」も美味しいんですが、今回のは久しぶりに目からウロコでした。

 なぜこうなったのかというと、6月に「オオカミの口」で「チャイの学校」をやった時、そこで飲んだジンジャーチャイが美味しくて、「なぜ、こんなに複雑な味が出せるんですか?」って訊いたら、「実はネットで調べて、ウチ用に改良したんです。」と企業秘密を教えてくれたんです。そして、帰り際、その秘密の「ジンジャーチャイの素」を頂いて帰り、その日から、「ジンジャーチャイの旅」が始まったのです。

 さて、ここでは、「オオカミの口」のレシピを明かすことはしませんが、大雑把な作り方を説明します。

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 その前に、まずは、僕がまだカンテで仕事をしていた頃の話を聞いてください。

 ある日、富国生命ビル店の当時の店長森川君から「新しいジンジャーティーを考えたんで、撮影してもらえますか?」と電話があり、「いいよ。」と中津店で撮影したのがこれです。

ジンジャーティー

 グラスの底にスライスした生姜が沈んでいます。これを作るのはさほど難しいことではなくて、仕込みをすればいいだけです。厚さ2〜3ミリにスライスした生姜をハチミツ漬けしておいて、注文が通ったらそれを3枚取り出してグラスに入れ、手鍋で作った紅茶(ニルギリ使用)を茶こしで漉して注げば出来上がりです。あとは、お客さんが好みに応じて砂糖を追加すればいいのです。
 「オオカミの口」さんから頂いたレシピを見て、これを思い出しました。

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 思い出したついでに、僕はこれをジンジャーチャイにしてみることにしました。
 仕込みはこんな感じ。

スライス1

・生姜のスライス20g(市販のスライサーで薄くスライスします。)
・スパイス2〜3g(カルダモン4個、クローブ4個、シナモンスティック半分)
・ハチミツ30g

小さなタッパーに入れて冷蔵庫で一晩寝かせます。

翌朝、手鍋に水130ccと茶葉3gと一緒にハチミツ漬けを入れてつくるだけ。

生姜スライス

・タッパーの中からスライスジンジャーを5枚、クローブ2個、カルダモン1個、シナモン2かけとつけ汁を少々鍋に入れて火にかけて、あとはいつもの手順でつくればいいだけです。
出来上がったジンジャーチャイは甘さが足りないので、少し足しますが、ハチミツではくどくなりすぎるので、きび砂糖3g加えてみました。あま〜くなっておいしいですが、まだハチミツが主張しすぎてる。

・ということで、2回目は、この分量でハチミツを出来るだけ絞って作ってみたら
この方が美味しかったですね。
砂糖はきび砂糖を4g。

上記で絞ったハチミツは、生姜とスパイスの効いたシロップのようなものなので、氷の入ったグラスに入れて、炭酸を注げば、ジンジャーエール(もどき)ができます。

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 なんでこんな話をしたのかというと、僕が「オオカミの口」で頂いた「ジンジャーチャイの素」は、この発想の逆なのです。
 つまり、「オオカミの口」で出す「ジンジャーエール」用のシロップを作る過程で出来た「シロップ漬けの生姜」をフードプロセッサーで細かくして冷凍し、それをブロック状にしたのが「ジンジャーチャイの素」ということになるんですね。わかりますか?

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 で、この間、僕の誕生日会を開いてくれるというので、1週間前にジンジャーエールシロップを作ってみました。(「オオカミの口」のレシピを僕用に変えてあります。)

 まず準備。「オオカミの口」では、生姜農家さんの生姜を使っているらしく、味は市販のものと全然違うそうです。シロップを大量に作るからそういう買い方もできるんですね。そこは悔しい。(笑)

 国産生姜:250g(薄くスライスする)・・スライサーは怖いので、できれば包丁で。
 きび砂糖:300g ハチミツ:100g  シナモンスティック:半分
 (「オオカミの口」ではもう3種類スパイスを足すんですが、僕はシナモンだけにしました)
 白ワイン:250cc 水:250cc レモン汁:50cc

 1)手鍋に生姜ときび砂糖をいれて蓋をして2時間置く。

 2)レモン汁以外の残りの材料を鍋に入れて中火で沸騰させた後、弱火にして20分煮込んで火を止め、レモン汁を混ぜてから漉せば、完成。これで、約750ml出来ます。

 漉した後に残った生姜は、シナモンスティックを外してタッパーに詰めて冷凍します。固まったら約10gのブロック状に切り分け、再度タッパーにしまい、チャイを作る時に、1個を茶葉と一緒に入れて煮込み、牛乳100ccと三温糖を4g足して再度煮込めば、ジンジャーチャイの出来上がりです。かなり甘いぐらいがおいしい。

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ちなみに、誕生日会で出したジンジャーエールは、大きめのプラカップ1/3に氷を入れ、シロップを50cc注ぎ、ウィルキンソンの強炭酸を注いだものです。

 ジンジャーチャイを1杯飲むのに、こんなめんどくさいことをしたくない(できない)人は、「オオカミの口」へ行きましょう。いや行くべきです。一度は、そこでジンジャーチャイを飲むことをお勧めします。遠すぎる!という人は、今度僕のワークショップに来て、一緒に作りましょう。


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