[ 神原通信 ]


2021年4月6日(火

<ガラスの入江>

ついに大瀧詠一がAppleMUSICに登場し、早速、今まで聴いた事のない「ナイアガラコンサート」と「EACH TIME SINGLE VOX」と「Happy Ending」をダウンロードして、ずっと聴いています。

この中で一番気になったのが「ハッピーエンディング」に収録された「ガラスの入江」です。Niagara Fall Of Sound Orchestraをバックに大瀧詠一の歌詞のない歌声(?)が聴けました。印象としては明るめのおだやかな曲で、耳について離れず、つい口ずさんでしまいます。

しかし、本来この曲は松田聖子のアルバム「風立ちぬ」のA面2曲目で、「スピーチバルーン」的なちょっと寂しげな歌です。1981年にこのアルバムが出た時、僕は大瀧詠一が好き過ぎて曲にばかり気を取られていて、歌詞の良さには気付かなかったようです。

夏が過ぎて、別れた彼との思い出の入江を訪れた彼女の感傷的な歌です。「好きだったの、本当よ」と 前置きして、「彼との思い出」が始まります。「ブレスレットを外して砂に埋めても、手首の白さは消えないの」と、彼が忘れられない様子。でも、肌が焼けないぐらいブレスレットが密着していたとは考えにくいですよね。(松本隆の歌詞は矛盾が多い。)
でも、何回でも聴きたくなる名曲には間違いないです。

さて、この曲をYouTubeで探したけど、やっぱり出て来ない。代わりに、こんなのありました。

松田聖子 ガラスの入江 練習カセットテープ鑑定

松田聖子と大瀧詠一とは相性が悪かったことを裏付けるような(笑)貴重なテープです。
それから、レコーディングのエピソードとしては、プロデューサーの若松さんの思い出話が面白いです。

【松田聖子ストーリー】アルバム「風立ちぬ」〜大瀧詠一 作品〜 若松宗雄チャンネル

「ガラスの入江」はメロディーが難しかったなぁ。」と、その大変さを語っています。
あと、「ナイアガラ研究会」というサイトには、この曲のネタもとが紹介されていましたね。
ま、あまりそういうの知らないほうがいいのかも、と思う今日この頃です。



<こんな夢を見ています>

最近、ずっと夢の中に「カンテ」が登場します。かつて地上にあった頃のカンテ、新しくなって地下に潜ったカンテ、それからどこなのかさっぱり分からないカンテ。それに、一緒に仕事をしたスタッフたちも登場します。どういう内容の夢なのかは朝起きたら忘れているんですが、カンテ関係が出て来ているのは間違いない。それが、ここ2週間ぐらい毎日夢に出て来るのです。
夜寝る前に「今日もまたカンテかな。」と思うし、必ずカンテが出てきます。カンテと出会って人生の半分をそこで過ごしたんだから、夢に出て来るのも当然なことなのかも知れないなあ。


2021年4月1日(木

<ロイヤルミルクティーが役にたった!>

仕事場のマンションでの仕事は、管理員と清掃員の二つがあります。午前中は内周、外周の清掃員、午后は管理員としての受付業務。今日は午前中にできなかった手すりの雑巾掛けを昼一にして、管理員室に戻りかけた時、小学3年生ぐらいの女の子が僕に話しかけて来たのでした。

「部屋に鍵を忘れて入れないんです。」「ええっ?困ったなあ、僕は持ってへんねん、鍵。」

「(仕事に出ている)お母さんに電話出来る?」「携帯も家に置いて来た。」

「そうか・・じゃあ、おっちゃんが調べてみるわ。何号室?」

女の子をロビーの長椅子に座らせ、僕は居住者名簿を見てお母さんの携帯に電話をかけた。
5秒・・・10秒・・・15秒(焦る)・・・30秒、やっと出た。

「もしもし、管理員の神原ですが・・」

事情を一通り説明して、携帯を女の子に渡す。なんだかちょっと叱られてる感じだなぁ。

「おばあちゃんに電話して来てくれるみたい。」ちょっと左目に涙が溜まってる。

その子のおばあちゃんとは話仲間だからよく知ってる。ちょくちょく娘の部屋に来ているので、親しくなったのです。しかし、困った。家から10分はかかるらしい。その間、僕はどうすればいい!!子供と話なんて何十年もしてないよ・・・。

「紅茶とか、飲む?」「うん。」

急いで事務室に戻り、ロイヤルミルクティーを作る事にした。
手鍋をIH調理器に載せて水を100cc入れて沸かす。沸く間にグラスに茶葉を4g入れ、牛乳を100cc計る。

50秒経過・・・沸いたお湯を20cc、お茶に注ぎ、残りのお湯に牛乳を足して沸かす。
1分40秒経過・・・牛乳が沸いたら火を止めて、湿らせた茶葉を入れ、フタをして2分蒸らす。
3分40秒経過・・・カップに漉して、子供なのでグラニュー糖をいつもより少し多めに入れる。

チャイなら最低でも6分はかかるけど、これなら4分もあればできた。
ロビーにひとり不安そうな面持ちで座っている女の子に渡す。

「熱いから気をつけてね。それから、これおいしいよ。」と買い置きしてあったビスコの「ミルク&きな粉」を渡す。さて、これからどんな話をすればいいのか・・・。

「おばあちゃんから聞いたんだけど、君んち、うさぎ飼ってるんだよね?僕もこの間まで飼ってたんだ。」とインスタの「ふぅ太」の画像を見せる。

「(わたしのに)似てる。かわいい。」

もう1枚、「ひめちゃん」の画像も見せた。

「うさぎ、箕面で買ったんだよね?おっちゃんのこのうさぎも箕面で買ったから、多分一緒のお店だと思うよ。」

「ミルクティー冷めるから、飲んでね。」

「おいしい?」

「(マスク越しに)おいしい。」

うさぎ談義を色々するんだけど5分も経たない。そこで、今度は・・・

「おっちゃんねえ、『マツコの知らない世界』に出たんだよ。」と自慢話をし始めた。

「すごい!」

「それからねぇ、紅茶を40年も飲んでるから、その紅茶もおいしいやろ?」「うん」

なんとなく打ち解けたので、あとは、女の子がやってるダンスの話とかしているうちにおばあちゃんが来てくれた。

二人を見送り緊張感が一気に解けてカップを見たら、ミルクティーを全部飲み干してくれていたのがうれしかった。

 

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