[ 神原通信 ]

2025年10月27日(月

<「チャイマスター神原のよもやま話」>

チャイマスター

似たような依頼は続くもので、11月29日(土)に行われる「チャイのワークショップ」もメインは「チャイと僕のよもやま話」に決定しました。

場所は、初めての奈良。「遠いなあ」とはいっても、豊中から電車で1時間半だし、チャイを作る道具類はほとんど貸してもらえるし、僕は自分の手鍋と販売用の茶葉を持って行くだけ。
最近は自分で「チャイのワークショップ」を企画することもなく、依頼があれば出向くというスタンスなので、老人にとっては負担のかからない仕事となっています。

1日2回実施の「チャイ講座」は、スライドショー版「チャイの旅(前半)」を披露したあと実演に移り、その後「チャイの旅(後半)」へと進む予定です。

スライドショーの元ネタは、今年の4月に行われた「古民家nokisaki+」での「チャイとカンテのよもやま話」で、その時は僕の語りだけでしたが、今回は「写真を見ながら詳細に、チャイとカンテの歴史を辿る」というもの。
しゃべりはいつもの「なりゆきまかせ」なので、どこかで脱線するかもしれませんが、それが僕の「特技」だと思っています。

ただ話の中でやっかいなのは、「インドで生まれた『水と牛乳で煮込んだ飲みもの=チャイ』が、いつごろどうやって日本、それも関西に伝播されたのか」というところですね。

大まかには分かっているんですが、実際にそれを僕がそばで観ていたわけではないので、細かな所があいまいで、どうしても僕の独断になってしまうのですが、まあ、歴史ってそういうものだと思うので、来られる方はそこのところは大目に見てくださいね。

まだ、14:00からの回には空きがありそうなので、お時間のある方はおいでください。
ウエルカム・チャイとして僕の「マサラチャイSP(スペシャル)」が飲めますよ。

 

 

2025年10月10日(金

<ロイヤルミルクティーブレンドでつくる初めてのチャイセット>

カンテを辞めてから10年が経ちます。
色々とチャイにまつわる活動をやってきましたが、今回、初のコラボ商品が誕生しました。

カンテ時代からお付き合いのあった三井農林さんが運営する、日東紅茶ブランドから発売されている「ロイヤルミルクティーブレンド」を使って、僕がチャイの監修をした「チャイセット」の登場なんです。

チャイセット

日東紅茶「Tea Mart」のサイトはこちら

これはつまり「初心者向けのマサラチャイ・キット」というわけですね。
ただし、初心者向けとはいえ、僕はこれに別の茶葉をプラスαして「マサラチャイSP(スペシャル)」という商品を作って販売しているので、ある意味「プロ向け」でもあるのです。

どういう事なのかというと、僕の販売している「マサラチャイSP」のベースになっているCTC紅茶は、この「ロイヤルミルクティーブレンド(以下ロイミブレンド)」なんですね。

ネットで見つかるCTC紅茶は、おおむねインド、ネパール、ケニア原産の茶葉をノーブレンドで直輸入して販売されているわけですが、この「ロイミブレンド」は、唯一日本人がCTC紅茶の茶葉を厳選してブレンドしたものを商品化しているので、そこが僕を引きつけて離さないところ(要因)なんです。

ロイミブレンド

この商品は10年以上前に作られた商品だと三井農林の方から聞きましたが、全然知りませんでした。

名前からして「ロイヤルミルクティー用に作られた商品」というのは分かりますが、僕はその事よりも、その下に書かれた「CTC製法茶葉使用」に目が留まりました。

5年前のある日、阪急オアシスで発見してから、ずっとこの茶葉を愛用しています。

茶葉の大きさが他のに比べて大きいのも魅力的です。

 

 

つまり、日本人の味覚に合うCTC紅茶、ひいては僕の味覚に合うチャイ用の茶葉なのです。今まで出会ったことのないCTC紅茶といえば言い過ぎかな。(笑)

カンテ時代、オーナーや僕がインドでサンプルとして買ったCTC紅茶でチャイを作っても「美味しくならなかった」のだから不思議なんですが。オーナーは30年以上インドに行っているにも関わらず、です。
だから、このロイミブレンドと出会う前は「CTC紅茶は美味しくないもの」だと思っていました。(ちなみに、僕がいた頃のカンテで使っていたチャイ用の茶葉は『スリランカの低地産の茶葉:今で言うサバラガムワ系』ですね。今は違うみたいだけど。)

話が長くなりましたが、「チャイを志す者は、一度はこの茶葉を使ってみる」ことをお薦めします。そして、三井農林さんには「この商品は絶対に止めないでください」と言いたい!

ただ、最初に書いたように、この商品だけで「神原チャイ」が出来上がっているわけではないので、そこは注意してくださいね。

僕が独自にブレンドしてる「プラスα(別の茶葉)」の正体が知りたい!と思われる方は、下記のページもご覧下さい。↓

<ロイヤルミルクティーブレンドとチャイを楽しむ特別講座>

満席になりました。

上記の商品の発売を記念して、僕と日東紅茶『Tea Mart』とのコラボで「チャイの特別講座」が東京で開催されることになりました。

・11月18日(火)13:00〜

・会場は、麻布十番にある「Space T.」

・内容は、僕と『Tea Mart』のスタッフが作ったスライドショーと「チャイの実演」
 「ロイヤルミルクティー」の飲み比べ、僕が作るウエルカム・マサラチャイやお土産もあって盛りだくさん。

・参加費は、¥4,000(税込)

・チケットの販売予定日は10月17日(金)で、先着16名様です。

チャイ講座

・スライドショーでは、チャイの簡単な歴史や僕がカンテで見聞きした情報を織り交ぜながら、僕のオリジナルチャイのブレンドの『秘密』などを明かします。ここだけの話ですが。

 

 

2025年10月9日(木

The Things We Did Last Summer / Shelley Fabares>

フェブレー

【シェリー・フェブレー】
1962年に全米1位を記録したシングル「ジョニー・エンジェル」で知られる。

今回の曲は、彼女のセカンド・アルバムのタイトル曲です。
僕がアメリカンポップスに興味を持ったのは1973年頃なので、10年近く前のこの曲は全く知りませんでした。
だいいち、「シェリー・フェブレー」なる人物も今年になるまで全く興味がなかった。

それが、AppleMUSICで作曲家バリー・マンの作品「テレフォン」を聴いた瞬間、彼女の事が気に入り、色々と調べていくとこの「The Things・・・」に辿り着いたのでした。

出だしの「タリランタン♪タララララン♪タリランタン♪タラララタン♪」というコーラスが気分を盛り上げてくれます。
ノリの良い軽めのボーカルに絡むバックコーラス。ストリングスも軽快!

誰が作ったんだろうと調べたら、ジャズのスタンダードナンバーだとか。

じゃあ、他にもカバーしてる人がいるはず・・・と思って調べたら・・・なんと「ザ・ビーチ・ボーイズ」が出てきた!
ええっ?じゃあ、知ってる曲じゃん!でも、こんな曲あったかなあと捜したら・・・ありました。しかし、アレンジがまるっきり違うので、全然わからなかった。

The Things We Did Last Summer/ The Beach Boys

アメリカン・ポップスは奥が深い!


2025年10月8日(水

<市川崑&石坂浩二の金田一耕助シリーズ>

市川崑監督は俳優の使い方が独特で、それが彼の映画の味になっていたりします。
この映画のシリーズも、出て来る役者の演技を観ているだけで楽しくなるんですよね。
市川崑が選ぶ役者も大好きで、このシリーズに使われている人達を検証するため、出ている作品を調べてみました。(ネットで調べたら同じようなことをやってる人がいましたね。)

  犬神家の一族 悪魔の手鞠唄 獄門島 女王蜂 病院坂の首縊りの家
石坂浩二
小林昭二
草笛光子
三木のり平
大滝秀治
加藤武  
辻萬長    

坂口良子

   
岸惠子      
高峰三枝子      
小沢栄太郎      
沼田カズ子  
岡本信人      
あおい輝彦      
常田富士男    
司葉子      
佐久間良子        
ピーター      
萩尾みどり      
三条美紀      
三谷昇    
伴淳三郎        

「犬神家の一族」以外はすべてAmazonプライムで観ましたが、面白いですね、何回観ても。


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