[ 神原通信 ] 2023年11月27日(月) <radius_RK-DA70L> 【ラディウス DACヘッドフォンアンプ】 「ハイレゾ」について調べた記事を11月8日に載せましたが、その後やっぱりこの製品に魅力を感じ、24日の「ブラック・フライデー」開始日にポチッと「購入する」を押してしまいました。 届いたのが25日夜。早速ヘッドフォン(HD599SE)を左側に接続し、iPhoneSEに繋いでみました。ちなみに、曲はユーミンの「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」。昨年リリースされたリミックスもので、WiFiストリーミングの「ハイレゾロスレス」で聴きました。 「おおっ!」・・音量を上げて行くと、音楽が底上げされて高音と低音が引き延ばされた感じ。いつもなら頭打ちで高音がこもったりするんだけど、それもない。 いつもの設定は上図のように「高音をすこし上げ」ないとスカッとしないんだけど、オフ(フラット)にしても違和感がない。イコライザを通すと音質が劣化するので、これはいい。イヤホン(IE100 PRO)で試しても大丈夫だった。 さて、それでは、通勤中にいい音で曲を聴くためには、iPhoneの「ミュージック」にダウンロードしている「AAC(高音質)」を一旦削除して、「ロスレス」あるいは「ハイレゾロスレス」でダウンロードする必要があります。 10GBの領域で保存できる曲数は、およそ「ハイレゾロスレスの場合200曲」 しばらくはこの作業を繰り返し、10GBを超えないように曲をダウンロードしていくつもりです。 あっ、それからひとつ欠点が見つかりました。
2023年11月14日(火) <『イングリッシュ・ペイシェント』> 『グランド・ブダペスト・ホテル』に出ていたレイフ・ファインズの映画を観ました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 恋愛映画は得意ではないのでほとんど観ないんだけど、アカデミーの作品賞、監督賞、助演女優賞、編集賞、撮影賞、作曲賞、衣装デザイン賞、録音賞、美術賞を取っていることもあって30分は我慢してみようと思いプライムビデオをダウンロードして観ました。 不倫を描く内容は別として、撮影は凝っていて素晴らしいものがあります。役者もうまいし、ここにもウィレム・デフォーが出ていてよかったです。 見終わったあと、最初からもう一回観てみようと思わせる編集もうまいです。
2023年11月12日(日) <『グランド・ブダペスト・ホテル』> 僕は映画ファンを自認しているけど、結婚してからはほとんど「新作映画」の情報は入手せず、ほぼ行き当たりばったりで映画を選んで観ていた時期があります。というか観るのも年に2〜3本程度だから「映画ファン」とも言えなかったんですけどね。二人で同じ映画を観るんだから何かにこだわっていたのでは面白く観られないので、当たり障りのない映画を選ぶことが基本になったのです。ま、映画を観すぎてこだわる事が嫌になっていた時期でもありましたら、それで納得していたんですけどね。 それが数年前、もう一度結婚前のように「ひとりで映画を観る」ことに目覚めたのをきっかけにツタヤで映画を借りまくり、その後ツタヤが実店舗を閉めた後は、Amazonプライムに加入しプライムビデオを観まくり、現在に至ります。なので40年近くの期間、どんな映画が流行っていたのか(ほぼ)無知なんですよね。逆にそれが良かったとも思います。なぜなら、まっさらな気持ちで映画を観る事ができるから。先入観がない分、「面白い」か「面白くない」かは観てみないと分からないというスリルがあります。 僕が映画を観る時、僕なりの法則にしたがって映画を評価します。それは「見始めてから30分経った時点で面白くなければ観るのを止める」ことです。ほとんどの映画は見始めて30分頃にエンジンがかかり始めます。(まあ、例外も当然ありますが。) 今回の映画もそんな1本です。 この映画が楽しめた理由を探ってみたのが、以下の資料です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ドイツ・アメリカ合作のドラメディ(コメディ・ドラマ)映画で、とある高級ホテルのカリスマ的コンシェルジュである初老の男と若いベルボーイの交友を描いた作品である。 監督・脚本はウェス・アンダーソン、主演はレイフ・ファインズ。 【ウェス・アンダーソン】は、アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー、脚本家。2001年に発表した『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でオーウェン・ウィルソンと共にアカデミー脚本賞にノミネートされるなど、「ハリウッドでもっとも次回作を期待されている監督のひとり」とされる。 主演の【レイフ・ファインズ】は、イギリスの俳優、映画監督、映画プロデューサー。舞台、映画の双方で活動している。 クセのある悪役で登場する【ウィレム・デフォー】は、アメリカの俳優。『スパイダーマン』のグリーン・ゴブリンが印象的でした。 紅一点の【シアーシャ・ローナン】は、アイルランドの女優。(僕の好きなタイプの女優ですね。) 主人公のひとり、ホテルの所有者の若かりし頃を演じる【アンソニー・レヴォロリ】は、アメリカの俳優で、他にたくさん出て来る有名役者に負けてないです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この映画独特の演出の仕方やアニメーションぽい描き方が、監督の笑いのセンスとよく合っていて時間とともに慣れて来たころ、主人公のコンシェルジュが見せる「他人への優しさ」を知った瞬間この映画が好きになった。
2023年11月10日(金) <Macでブルーレイを観る・・その9> ブルーレイ画質★★★★★ 今回のブルーレイ購入でどうしても欲しかったものが「007シリーズ」です。それも「Do.No」「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「007は2度死ぬ」の4作品のうち、最初に買おうと決めていたのがこれ。ビデオでもDVDでもレーザーディスクでも買わなかったのは、「観ようと思えばいつでも観られる」から。Amazonプライムでも無料で観られますからね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <『007/ ロシアより愛をこめて』>【ウィキペディアダイジェスト】 【アルバート・R・ブロッコリ】 【ハリー・サルツマン】 【ピーター・ハント】 【ジョン・バリー】 【ショーン・コネリー】 【ロバート・ショー】 DVDにも入っていたけど、メイキングが面白い。ブルーレイには追加のメイキングもある。
2023年11月10日(金) <Macでブルーレイを観る・・その8> ブルーレイ画質★★★★★ これは 「ウルトラQ」の全28話が収録されたセットもので、4枚のブルーレイに各7話が入っていて、¥4,300で買えました。日本版は2万円程するのですが、アメリカ版はなぜかこの金額で買えるんですね。もともとウルトラシリーズは海外に販売することを前提に作られていたので、版権が向こうにあるから安いのかもしれません(知らんけど)。 安いから画質が悪いわけでもなく、普通に「きれい」です。Wikipediaに書いてありましたが、「(1960年代当時)テレビ番組を制作する場合、映画と区別するためフィルムは16mmを使用していたのですが、監修の円谷英二が特撮の合成をするには35mmフィルムが絶対必要と言い張った」らしく、かなり見応えがあります。(むちゃくちゃ細部が見える) 全28話をその昔、ツタヤでDVDを借りて観たことがあり、今回が2回目なのですが、作品の印象はほぼ変らず、「カネゴン」の回が頭抜けていますね。後は「ケムール人」「ペギラ」「ガラモン」「ラゴン」「ゴメス」など怪獣が出て来る回かな。ストーリーだけで見せようとしている回は、子供向けとしてもちょっと説得力に欠けますね。 もともと「ウルトラQ」は、アメリカで放映していた「トワイライトゾーン」や「アウターリミッツ」という、異次元世界の怪奇を描いたシリーズを円谷プロが真似て企画したものなので、人間を縮小する話や四次元の話を中心に制作したんですが、円谷といえばゴジラを代表とする怪獣を子供たちが期待していたため、14話ぐらいから方向転換。特撮の美術に成田亨、怪獣制作に高山良策を迎え、そのインパクトの強さゆえ一気に面白さが倍増し、次なる「ウルトラマン」へと繋がっていくのでした。 まあ、今の子供たちに「ウルトラQ」を見せても感動はしないでしょうけど、僕たちの世代には「記念碑」的な作品なので、持っているだけで幸せなブルーレイと言えますね。それにしても、演技といい、演出といいひどい代物です。特撮もかなりズサンなのですが、カネゴンの話だけは今観てもジーンときます。 と言いながら、怪獣の完成度はこのガラモンが一番。 怪獣制作の高山さんが、無くなる前にミニチュアの怪獣を何体か作ったのですが、その中にこのガラモンもありました。愛おしいです。
2023年11月8日(水) <AppleMUSICのハイレゾってどうやって聴く?> ある時、ふと思ったんですよね。 『アップルミュージック』内のアルバムには、3種類の表記があります。
「アップルミュージック」には、通常のAAC音源の他に、「ロスレス」というのと「ハイレゾロスレス」という音源があります。「ロスレス」はCD相当の音、「ハイレゾロスレス」はCD以上の音と言う風に決められているそうで、iPhoneでCDと同じ品質の音楽を聴くためには、ミュージックの設定で「ロスレスオーディオ」をONにしないといけない。 ただし、この設定にすると「ストリーミング」と「ダンロード」の設定(品質)はどうしますか?」と聞かれるんですね。 つまり、「ハイレゾロスレス」は、DACというデジタルをアナログに変換する装置の品質のいいやつを通さないと聴けないので、「ハイレゾロスレス」に設定しても全く意味がないのですね。ということで「ストリーミング」も「ダウンロード」も「ロスレス」に設定することにしました。 ただし、これには落とし穴があって、Wi-Fiに繋がっていない時にこれをやっちゃうと、僕の場合、携帯の容量は1GB以内でしか契約していない(貧乏人な)ので、あっという間に容量を超えて金額が跳ね上がってしまうので「絶対やってはいけない」んです。 僕が使っているのは「iPhone SE」で、現在の「ミュージック」の設定は、「ロスレスオーディオ」はOFFにしているので「Wi-Fiストリーミング」も「ダウンロード」も「高音質(AAC)」でしか聴いていません。 でも、少しでもいい音で聴きたいという僕の願いを叶える為に、MacBookでWi-Fi時にロスレスでダウンロードした曲をiPhoneに転送して聴くという方法を採りました。
ただ、「ハイレゾロスレス」も実際に聴いてみたい!とは思っているわけで、それには「質の良いDACを買わなければいけないわけですね。 「DAC」の導入がハイレゾ攻略のポイント iPhoneでハイレゾを聴くには、(価格はピンキリですが)下記のような製品があります。
さらに、この機器を使うにはアプリが要ります。 それともう一つ【ハイレゾ対応イヤホン】も必要です。
2023年11月6日(月) <最近のiPhoneプレイリスト> タイトルは[ガール・ドント・テル・ミー](17曲、59分) ガール・ドント・テル・ミー 今年の夏に「ビーチボーイズの『ゲッチャ・バック』と『ココモ』が1枚で聴けるアルバムってありますか?」という友達からの質問に答えるため、appleMUSICで探したら、『サウンド・オブ・サマー』というありがちな名前のベスト・アルバムが出て来て、「こんなのしかないのか?」と思いながら聴いてみたら、なんと、侮るなかれ、2003年に発売された30曲入りベスト盤が好評で、それならと制作されたのがこのアルバムで、同じタイトルで3枚組80曲、3時間39分に拡張され、尚かつ1枚目は同じ30曲のリマスター&リミックスを集めたものに変えられ、2枚目、3枚目はさらにマニアックな選曲をして「ふふふ、これで満足したでしょ?」と言わんばかりの内容になっていたのです。 その中から、以前聴いてたものとはがらっと印象が変わった「ガール・ドント・テル・ミー」を1曲目に持ってきました。なんか、すごく清々しく聴こえる。 さて、2曲目は 3曲目は、エルトン・ジョン 「神様はいるのか?」というメッセージ・ソングなんですが、これがまたR&Bのヒット・チャートものと見まがうリズミカルな曲。エルトンの歌い方もソウルっぽいしストリングス・アレンジ(ポール・バックマスター)もギターのフレーズとシンクロして、中々に聞き応えのある曲になっています。飽きないですね。 4曲目はライ・クーダー 名盤『Into The Purple Valley』 (1972 )からの1曲 Producer: Jim Dickinson&Lenny Waronker 気だるい歌い方が気持ちいい。 5曲目はピアノの弾き語り 短いけど、印象に残るメロディーです。 6曲目は、カーラ・ボノフ 彼女が活躍していた頃は全く聴いてなくて、どんな人なのか知りませんが、なんかかっこいいギターです。この曲のライブもありました。カーラ・ボノフってギターも弾くんですね。 7曲目は新生ビーチ・ボーイズから ボーカルはブライアン・ウィルソンからブルース・ジョンストン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディンその他へとどんどんチェンジ。2012年だから11年前か。この曲、よく聴いたらドラムが聴こえてこないんですよね。ベースしか使ってないように聴こえる。どうなんだろう?ドラムの代わりにハンドクラッピングでリズムを取ってるのかな?それにしてもブライアンはすごい。70を超えても音楽への挑戦は終わらない。 ラストは、デュアン・エディ この曲、色んな人がカバーしてる。エルビス・プレスリーとかシャーリー・バッシーとか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「この曲のWikipediaにこんな風に書いてありましたよ。 ・ブライアン・ウィルソンが1965年初頭、マリリンと新婚旅行中に書いたようです。これもWikipedia 情報ですが… その他こんな情報も…。 ほんと、バックのコーラスが全くなくてシンプルすぎるし、曲の終わり方もフェード・アウトじゃなくて、すっと終わってる。こんなにもビートルズに似せて書けるのも、ブライアンの才能ですね。 |
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