[ 神原通信 ]

 

2019年9月7日(土

全てが繋がっている!>

 8月の28日に突然のメール。

「中津の阪本です。同じ歳で同じ愛媛出身で、(何年か前に)曽根でバッタリ、解りますか〜?
昨日、子供と夙川のパン屋さんで、チャイの本を見てたらカンバラさんの本で、子供が、メルアド入れてくれて、メールしてます!
ワークショップとか、してる?
する時は又お知らせ下さいね! では、では」

 阪本さんは、中津のカンテの近くにお住まいで、僕がカンテで働いていた時にお世話になった方です。中津に住んでいるから、僕よりも前にカンテを知っているし、オーナーの井上さんとも仲がよく、しょっちゅうカンテに来られていたので、僕とも仲良くなるにはそう時間は掛かりませんでした。一度お宅におじゃましたこともありましたね。何の用事だったかは忘れましたが。坂本さんとは、なぜだか分かんないんだけど、よく道端で出会うんですよね。でも、ここ7〜8年は会ってなかったので、メールを見た時、思い出すのにちょっと時間が掛かりました。

 その坂本さんが、今年の春に僕がワークショップをやった夙川の「アミーンズ・オーブン」さんに良く行くらしく、そこに「チャイの旅」という本が置いてあって、手に取ってパラパラとめくっていくと・・・「何?これ、カンバラさんの本じゃない!」と気づき、メールを送ってくれたというというわけ。
 その「アミーンズ・オーブン」さんを紹介してくれたのが、昔カンテで働いていた「どいちなつ」で、「アミーンズ・オーブン」のオーナーさんは、僕と同期のシール(本名:山田)さんの知り合いで・・・そこでのワークショップに参加してくれた男性の方は、カンテの常連さんで顔はよく知っていました。

 カンテを4年前に辞めたのに、どこまで行っても「カンテと繋がっている 」と実感する毎日です。今でもカンテの茶葉はチャイ用以外にもダージリンとディンブラも買っていますし、この間、カンテの客席を使わせてもらって、東京のカフェの方にチャイ作りのデモも見ていただきました。今「チャイの学校」を一緒にやってる奥田君と、先日ミーティングをした場所も、かつてカンテで働いていた村上さんの店「タリル」だったし。

 もうそろそろ、ワークショップを中津のカンテでやってみようかな、と思っていた矢先の阪本さんのメールだったので、なんだか「運命の力」を感じている今日この頃です。






2019年9月6日(金

映画中毒>

 15本の映画を観ました。行き当たりばったりで。僕は映画に関しては雑食ですので。

頭上の敵機

「頭上の敵機」(1949)  

監督:ヘンリー・キング 主演:グレゴリー・ペック

原題の「TWELVE O'CLOCK HIGH」とは「(前方)12時方向の上空」のことで、この方向から敵機が狙ってくるということを表しています。しかし、そういうシーンはなかったけど・・・。
 隊員に優しすぎた前任の指揮官に代わったグレゴリー・ペックの「隊員との信頼感と任務遂行との狭間で苦悩する指揮官」を描いた作品。戦後9年目の生真面目なアメリカ人の映画です。
 僕らの世代は戦争映画が好きです。プラモデルで作っていたものが映像で動くからです。ただし、本物が使える場合と使えない場合があって、ドイツの戦闘機なのにアメリカのを改造していたりして、ショックを受けてました。

オーヘンリー

「人生模様」(1952)

作家オー・ヘンリーによる5つの短編を、5人の監督が演出。音楽だけは、すべて、アルフレッド・ニューマン。

ヘンリー・コスター、ヘンリー・ハサウェイ、ジーン・ネグレスコ、ハワード・ホークス、ヘンリー・キングというかつてのハリウッドを支えて来た蒼々たるメンバー。彼らの何作かは、僕の年齢でもテレビで観ています。

チャールズ・ロートンの演技が印象的。こんな役者、今はいない。観ておいて損はない。

マインド

「ビューティフル・マインド」(2001)

ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描く物語。アカデミー賞では作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞した。(ウィキペディア)

ラッセル・クロウって何やってもうまいから、観ていて引き込まれてしまう。それに、こんな難しい話を監督ロン・ハワードはソツなくこなしているし、こういうのを観るとハリウッド映画って、層が厚くてすごいなあ、と思うんです。

ただ、タイトルがどういう意味なのか分からない。

 

エアポート75

「エアポート'75」(1974)

公開されたときは、ばかばかしくて観る気がしなかったけど、今観てみるとそれなりに面白い。尼さん役のヘレン・レディがギターを持ち出して歌う所は、「ポセイドンアドベンチャー」を意識したのかな?

「制作総指揮はユニバーサル映画副社長(当時)のジェニングス・ラングであったが、彼は同時期にやはりパニック映画の「大地震」を、同じチャールトン・ヘストンとジョージ・ケネディの出演で制作していた。そのため、本作は「大地震」の余った制作費で作られたという噂も流れた。真偽の程は不明だが、「大地震」の700万ドルに対し、本作は300万ドルと半分以下の制作費であった。経費削減のためかどうかはともかく、制作のウィリアム・フライ、脚本のドン・インガルス、監督のジャック・スマイトは、いずれもテレビドラマ出身者である。」(ウィキ)

いきてこそ

「生きてこそ」(1993)

監督のフランク・マーシャルは、制作のキャスリーン・ケネディとともに、色々と娯楽作品を作っているけど、この映画はかなりきわどい内容なので、観るときは気をつけないといけない。

 「1972年10月13日にウルグアイのステラ・マリス学園のラグビーチームを乗せた乗員乗客45名のウルグアイ空軍チャーター機がアンデス山脈に衝突・墜落し、厳寒の山脈で72日間の生存を果たし生還した16人の事実を元にドキュメンタリー・タッチで描いた映画。」

イーサン・ホークが初々しい。

マスター

「マスター&コマンダー」(2003)

『Master and Commander』は18世紀末まで存在したイギリス海軍士官の役職だそうで、映画ではそれがラッセル・クロウの役で、ほんとに何でもこなしてしまうからすごい。
 監督がピーター・ウィアーで、「奇才」と言われるだけあって、かなり骨太の映画です。1人しか居ない軍医が玉を受け、それを自分で取り出すシーンとかは、リドリー・スコットの「プロメテウス」を想起させます。

しかし、海の上のシーンなので特撮なんだろうけど、全然分かんない。帆船同士のバトルも迫力ある。

ミッドナイト

「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)

「2011年のパリで撮影したスペイン製作によるアメリカ映画。ウディ・アレンが脚本と監督を務め、第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。
 「アレンは「パリの真夜中」というタイトルを思いつき、そこからプロットを構築していく方法を用いて脚本を執筆した。アレンは当初主人公ギルのキャラクターを東海岸のインテリとして描いていたが、ウィルソンが東海岸の人物に感じられなかったため、ギルをカリフォルニア出身という設定に改めた。アレンによるとウィルソンは自然な演技をする人で、「演技をしているのではなく、その場で喋っている人間のように感じられた」という。」(ウィキ)

オープニングのパリの典型的な風景がこの映画にぴったし。


セオリー

「博士と彼女のセオリー」(2015)

「イギリスで製作された伝記映画で、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキングの関係を描き出している。」(ウィキ)

ホーキング博士役のエディ・レッドメインの演技は素晴らしいの一言。イギリス人て、こういうの好きですね。
 彼は「映画を作る上で重要となる問題は、実際のできごとの時系列を追って撮影しているわけではないということだ。だからこそ、博士の病状の悪化をしっかりととらえておく必要があった。観客が博士の日常に入り込めるようにもそうする必要がある。ただし、それと同時に、博士のひらめき、ウィット、ユーモアを表現する必要があった。」(ウィキ)と語っている。
 彼はアカデミーの主演男優賞を受賞した。

トゥルーマン

「トゥルーマン・ショー」(1998)

「当初は脚本を書いたアンドリュー・ニコルが監督する予定であった。しかし、1200万ドルという巨額のギャラのジム・キャリーが主演することになったため、当時まだ『ガタカ』1作しか監督経験がなかったニコルは外され、ピーター・ウィアーが監督として雇われた。」(ウィキ)

人の半生をテレビで毎日配信するというのは、映像化すると悪趣味になるけど、「プロットは1959年のフィリップ・K・ディックの小説『時は乱れて』(Time Out of Joint)からいくつもアイデアを拝借しているという。」から、小説のほうがよかったのかも。

ただ、撮影の仕方が普通じゃないと感じたのは、カメラマンのせいなのか、監督のピーター・ウィアーのせいなのかわからないけど、すごく印象に残りました。

シェフ

「シェフ〜三ツ星フードトラック始めました」(2014)

「ジョン・ファヴローが監督・脚本・製作・主演を務めた。」というからすごい。面白いし。テレビドラマを映画に置き換えたような豪華な俳優陣だけど、中でもウォーレン・オーツ似のジョン・レグイザモがよかった。調べたら「リー・ストラスバーグの元で演技を学んだ。映画デビューは1988年。1991年より上演された一人芝居『Mambo Mouth』がオフ・ブロードウェイでヒット。2000年に『Arabian Nights』でエミー賞を受賞。」というから納得。

ただ、ストーリーは「うそっぱち」が見え見え。映画はすべからく「ウソ」だと思って観ているけど、「現実にありそう」と思わせてくれないと一流じゃないなあ。

シェフ!

「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」(2012)

上記の「シェフ」と似たようなタイトルだけど、こちらが先ですね。フランスのコメディって何十年ぶりだろう。こういうの好きですね。主演2人の掛け合いは笑ったし。

ジャン・レノ以外誰も知らないけど、楽しい映画です。85分だし、気軽に観るにはちょうどいい。

100

「100歳の少年と12通の手紙」(2009)

「フランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミットのベストセラー小説『神さまとお話しした12通の手紙』をシュミットが自ら脚色、監督して映画化した作品。」(ウィキ)

役者が悪いわけでもないのに、面白くなりそうだけど、面白くならないのは監督の力量のせいでしょう、たぶん。医師のマックス・フォン・シドー、主人公ローズの母親役のミレーヌ・ドモンジョが観れたので、良しとしよう。

デューン

「ホドロフスキーのDUNE」(2013)

「『デューン』を原作とし、主要スタッフ・キャストを集め、絵コンテ迄制作されながら、制作が中止された映画『DUNE』の始まりから制作中止、後世の映画界への影響を証言したドキュメンタリー映画。」(ウィキ)

絵コンテをメビウスが描き、ダン・オバノンが特殊効果を担当(予定)、ダリ、ミック・ジャガー、オーソン・ウェルズが出演(予定)、H.R.ギーガーが建造物の、クリス・フォスが宇宙船のデザインを担当(これは完成)し、ホドロフスキーが監督という、完成していればかなり奇妙な映画になったはず。ホドロフスキーのしゃべりを聞いているだけで、引き込まれてしまう。

ナイスガイ

「ナイスガイズ!」(2016)

「シェーン・ブラック監督によるミステリー・クライム・スリラー・アクション・コメディ映画である。」(ウィキ)まさに、この通り。

「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴスリング、僕の好きなラッセル・クロウで、オープニングのアクションが派手。これだけで、観る価値あった。

「批評家の反応 映画批評家のレビュー集積サイトのRotten Tomatoesでは277件のレビューで支持率92%、平均点を7.5/10とした。」(ウィキ)

ただ、この2人の主演だと、ちょっと地味かな。ポスターもイケテナイ。

ノートブック

「君に読む物語」(2004)

療養施設へ入寮しているデュークは、ノートに書かれた物語をあるひとりの老女へ読み聞かせているところから始まり、物語は1940年に遡る。

ライアン・ゴスリング(上記)とレイチェル・マクアダムス(「ミッドナイト・イン・パリ」に出てた)のラブ・ストーリーがメインなんですが、ライアン・ゴスリングが若い!それに、初々しくて魅力的です。

読み聞かせをしている老人を演じているのがジェームズ・ガーナー。それなりに老けたけど、おおらかな感じは昔と同じ。女性患者役のジーナ・ローランズがうまい。
サム・シェパードも出てます。




2019年9月5日(木

リキッドチャイ:実験その7 ジンジャーチャイ

 今日は、リキッドによるジンジャーチャイの1杯点てです。

 手鍋にリキッドチャイを60cc、牛乳を90cc、水を20cc、茶葉を1.5g、生姜のみじん切りを6g入れて、タイマーは3分にセット。
 沸騰するまで強火。沸騰してから弱火で煮ます。水分を飛ばしすぎないように注意しました。出来上がりは、130cc。砂糖は後足しで6g。

 普通のジンジャーチャイと同じく美味しいです。何よりも、飲んだ後、グラスの底に茶こしを通り抜けた細かい茶葉があるのがいいですね。リキッドだけなら茶葉のざらつきがないチャイができるので、舌触りに少し違和感がありましたが、後から茶葉を足すことで見事にフェイクしてます。

 ただ、リキッドの難しいところは、どれぐらい素早く正確に計量ができるかで、味が全く変わってしまう点です。正しい計量とタイマーさえあれば、怖いものなしなんですが、熟練してないと変なチャイが出来てしまいます。

侮るなかれ、たかがチャイ、されどチャイ。



2019年9月4日(水

昇降クラフトワーク

 先日、仕事場のマンションの住人の方に「ここに来た2年前に比べたら、太ったんちゃう?」と言われ、痛い所を突かれたなあと苦笑してしまった。

 管理員の仕事は、朝の清掃、ゴミ置き場の片付け、散水、除草がしんどいけど、2時間半ぐらいで終わるし、あとの4時間半は事務室で仕事を待つためにじっとしていることが多いし、その間におやつとかを食べるので、それが2年も続けば「ヤバい!」ことになるのは必死。

 で、追い打ちをかけるようにウチの奥さんから「痩せろ!命令」が出たのを機に、昨年末に2,200円で買った昇降台をロッカーから取り出し、毎日20分間の有酸素運動をしています。

 壁に取り付けたタイマーを20分に合わせ、防犯用カメラのモニターを見ながら、iPodを手に持ちカナル式ヘッドフォンを装着して、スタート。その時に、BGMとして使うのが、プレイリスト「昇降クラフトワーク」というわけです。

1)Boing Boom Tschak / Techno pop / Music Non Stop (Headphone Surounded 3D Mix)
2)Music Non Stop (「Minimum-Maximam」より)

この2曲で23分。どういうわけか、この2曲が一番昇降のリズムにマッチして快適に運動できるのです。聴いてて飽きないし。昔の元の曲よりノリがいい。10分を超えた頃から体が汗をかき始め、室内の気温が26℃設定とはいえ、20分後には汗だくです。終わった後は、Tシャツを脱いで濡れタオルで体を拭いて、新しいTシャツに着替えて終了。その間、誰も来ないことを祈りながら。

しかし、ライブでも思ったけど、熟成してきている。正に錬金術。クラフトワーク恐るべし。

 


2019年8月29日(木

リキッドチャイ:実験その6 実証>

 今日は、完成したリキッドチャイの4杯点てをして、その半分を使ってチャイを2杯分作ってみました。

  4杯分のリキッドをつくる
350cc
茶葉 12g
  出来上がりは240cc

これを急冷して寝かせ、30分後にリキッドの半分の量を使って、チャイの2杯点てをします。

リキッド 120cc
20cc
茶葉 2g
牛乳 170cc
 

タイマーを4分にセットして、
沸騰するまで強火、沸騰してからは弱火。
泡は出さなくてかまいません。

出来上がりは270cc(1杯当たり130cc)

砂糖は6gで、飲んでみた。
全然違和感なしで、おいしいです。
残りのリキッドでアイスチャイも作ってみましたが、これも美味しかったです。

あと、検証に必要なのは、「チャイひとつ」の注文をどう作るか。何度か練習が必要ですね。
2年前に僕が「グランフロント店」の店長をしていた時に、このリキッドチャイ(前段階)を出していましたが、その時は一人当たりのリキッドは50ccで、中国茶の湯のみ茶碗を計量用として使っていました。これ、分量をアバウトにしていると出来上がりの差がはっきり出るので、慎重さが必要です。

それと、リキッドの10杯分を作るには、何ccの水が必要なのか確かめないといけないんですが、今のところ10杯分を作る機会がないので、検証は先延ばしになりそうです。

 

 

2019年8月23日(金

リキッドチャイ:実験その5 2杯点て完成型>

 前回でほぼ完成したので、今回はそれをもう少し詰めてみました。

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・水180ccと茶葉6gでリキッド(120cc)を作って、保存しておく。

・チャイ1杯とジンジャーチャイ1杯の注文が通ったと仮定して

・手鍋に120ccのリキッドと牛乳を170cc、水20cc、茶葉2gを入れて4分煮る。
 最初は強火で途中から中火で泡立てる。

・1杯はチャイグラスに、残りのチャイの鍋に生姜のみじん切り5gと水20ccとハチミツ(隠し味程度にほんの少し)を加えて1分煮る。グラスに注ぐ。

これで、チャイとジンジャーチャイの出来上がり。砂糖は各6gが最適。

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渋くもなく、牛乳臭くもなく、濃すぎず、まったりとしたチャイです。コツは、蒸発する分の水を足すことかな。2杯を飲み干しましたが、胃もたれ無しです。(笑)

 

2019年8月22日(木

リキッドチャイ:実験その4>

 何回か試作を繰り返して、出て来た問題点が2点あります。

1)計算上のリキッドの分量では、出来上がりのチャイの色が薄くなる。
2)牛乳一人当たり100ccでは、出来上がりのチャイが牛乳くさくなる。

この2点を考慮して、今日作った試作のチャイ(2杯分)は、次の通り。

1)手鍋に水180ccと茶葉を6g入れて強火で沸騰させ、中火にして2分煮て、茶こしで漉してリキッドを作ります。できあがり120cc。これを10分程冷ます。ここまでは普通。

ここからちょっと細工をします。

2)手鍋に120ccのリキッドと牛乳170ccとチャイの茶葉2gを入れて強火で沸騰させ、沸騰したら中火にして3分間煮ます。(泡を膨らませて)

これを茶こしで二つのカップに注いで完成。各130ccになるように。

三温糖は各6g使いましたが、これでチャイらしさが出て来ました。
今回の改良点は、牛乳と一緒に茶葉も加えて香りと味の濃さを出すことと、牛乳を気持ち少なくして前に出るのを抑えたことです。これで、2杯分を作る時間が3分短縮されて、7分掛かっていたものが4分になっています。

 これを何回か繰り返して慣れれば、お店(あるいは出店のチャイ屋)でも「ほぼ神原チャイ」が出来そうです。

 今日はここまで。

 

2019年8月21日(水

小さな映画たち>

 アマゾンプライムの無料映画を探して見つけた最近の★3.5〜4つの映画です。

シングストリート

「シング・ストリート」(2016)

1985年のアイルランド。不況のあおりを食って劣悪な高校に通うことになった主人公の男子が、一目惚れした女子を彼女にしたくてバンドを組むことになり、前向きに夢を追いかけるという、どこの国にもありそうな青春映画。僕は基本的にこういう映画が大好物だし、バンドのギター担当の友達がうさぎを飼ってて、それだけで一気にテンションが上がりました。

50_50

「50/50(フィフティ・フィフティ)」(2011)

27歳で脊髄のガンにかかり、5年後の生存率が50%と宣告された主人公の日常をコメディタッチで描いた作品。最近の映画はハッピーエンドが多いので安心して観ていられるし、この映画の主人公も助かるんだけど、身近にガンに掛かった人がいるので、真剣に観てしまった。母親役の女優はどこかで見たことあるなあ、と思ったらアンジェリカ・ヒューストン(『アダムスファミリー』)だった。

ラブリーボーン

「ラブリー・ボーン」(2010)

レディ・バードのシアーシャ・ローナンの映画なので観てみたけど、子供っぽすぎて期待はずれ。監督のピーター・ジャクソンも、描き方は凝ってるけど話の内容が好きじゃないので、飛ばし飛ばし観て終わり。その代わり、マーク・ウォールバーグの映画で初めて「いい」と思った。

ポール

「宇宙人ポール」(2011)

SFオタクの2人組(イギリス人)が、レンタルトレーラーを借りて「あこがれのアメリカSF観光ツアー」の道中、本物の宇宙人に出会うというコメディ映画。期待してなかったけど、面白く観れました。宇宙人ポールの声は「50/50」に出てたセス・ローゲン。

グリーンホーネット

「グリーン・ホーネット」(2011)

セス・ローゲンの主演映画。制作と脚本にも参加してます。TVドラマの映画化はだいたい失敗してるんだけど、これはセーフ。評価は★3.5と低いけど、アクションが気に入りました。監督のミシェル・ゴンドリーはミュージック・ビデオで数々の賞を受賞しているそうだ。メカも好きですね。


2019年8月20日(火

<『レディ・バード』

レディバード

 先日、プライムビデオ(無料)の中の興味ある映画をほぼ見終えてしまい、暇つぶしに困った僕が次に取った行動は、「iTunes Movie Trailers」を観ることでした。
 その中で気になったのが『リトル・ウィメン』(Little Women)。邦題は未定とのこと

 主演の人が僕の友達に似ているというのが気になった理由。ただ、友達は日本人なので、なんとなく醸し出す雰囲気が似ている、ということですが。
 名前はシアーシャ・ローナン。Wikiによるとアイルランド人で、現在25歳。2007年公開の『つぐない』で13歳という史上7番目の若さでアカデミー助演女優賞にノミネートされて注目を集めたそうです。

 プライムビデオで検索すると、最初に出て来るのが無料の「レディ・バード」。ここでは、星3.5だからそれほど良くもなさそうなんだけど、Wikiでは高評価なので観てみたら、僕好みの静かな映画で、見終わった後のタイトルロールが終わるまでじ〜っと観ていたのは、先月観た「ゴッドファーザー:パート3」以来です。

 何の前知識もなく自分の勘を頼りに映画を観るというのは、失敗も多いけど、いい映画を見つけた時の高揚感は最高です。
 話は普通の青春映画なんですが、主人公と彼女をとりまく人間たちを丁寧に描いていて、とても清々しい気持ちにさせられました。

 ちなみに、『リトル・ウィメン』は同じ監督で、今年のクリスマス公開予定です。

 

 

2019年8月18日(日

tiny desk concerts>

 ランディ・ニューマンのライブ映像をYouTubeで探していて、どっかの事務所の片隅でアップライトピアノを弾いているのを見つけました。

tiny_desk_concert

Randy Newman: NPR Music Tiny Desk Concerts

この映像と音がすごくクオリティが高いので、調べてみたらシリーズものでした。

【tiny desk concerts】
 アメリカの公共ラジオ放送NPR(National Public Radio)の音楽部門の事務所で開催されているコンサート。事務所には、ライブハウスのように立派な音響装置や照明はなく、演奏中はスタッフ以外に観客もいない。アーティストは事務所の本棚をバックに、録音用のカメラとマイクに向けて、アコースティックギターなどのアンプラグドな楽器を用いて演奏する。既に2018年8月の時点で、このシリーズには800を超えるコンサートが含まれており、 YouTubeで合計20億回視聴された。

Tiny Deskのリストをたぐって行くと、僕は最近の音楽シーンを全く知らないことに気づかされたのですが、ま、それはしかたがない、興味がないんだから。で、その中から、いくつか気になったものを挙げてみます。

Blue Man Group(2016/10/03)

Steve Martin and the Steep Canyon Rangers(2017/10/02)

Flaco Jimenez(November 12, 2012)

Jackson Browne(2014/10/08)

Richard Thompson (February 1, 2011)

ちなみに、使っているカメラは「キャノン EOS5Dマーク2」だそうです。

 

 

2019年8月16日(金

リキッドチャイ:実験その3>

 今日は、ジンジャーチャイに挑戦します。
まず、生姜の仕込み。10gほどをスライスして、細かくみじん切りしておきます。

1)手鍋に水(250cc)と茶葉(15g)を入れて、沸騰させてから中火で2分煮出します。

2)これをカップに茶こしで漉して10分程冷まします。これがリキッドチャイで、計量したら140ccありました。

3)ジンジャーチャイを2杯作るので、手鍋にリキッドチャイ(80cc)と牛乳(200cc)と生姜(10g)を入れて強火で沸騰させてから2分、弱火でチョロチョロと煮ます。(あまり泡立てない。)

4)できたチャイをグラスに注ぎ、三温糖を各5gとハチミツを少々入れて完成。

さて、感想は・・・

「美味しい生姜入りミルクティー」というのが率直な感想です。チャイの色もいいし、ミルキーなチャイのできあがりですね。なめらかなので、子供さんには飲みやすいかも。でも、僕のチャイのあの「紅茶と牛乳の一体感」がないかな。それに後味がちょっと紅茶が濃いような気もします。茶葉は12gでよかったかも。まだまだ、研究の余地はありますね。

 

2019年8月15日(木

リキッドチャイ:実験その2>

チャイなんば

 今日は、チャイの4杯点て用のリキッドチャイを作ってみます。

 1)手鍋に250ccの水と12gの茶葉を入れ、最初は強火、沸騰したら中火で2分煮る。

 2)マグカップに茶こしで漉して抽出液を作る。できあがりが150cc。10分程冷ます。

 3)1杯分40ccと牛乳を手鍋に入れて、強火で沸騰させ、弱火に切り替えて1分煮て完成。

 結果:色はまだ白っぽいけど、味は普通のチャイに近づいている。三温糖を5g入れて飲んだらチャイっぽくなかったので、もう少し足したら、それなりにおいしい。

今日は以上。

 

 

2019年8月12日(月

リキッドチャイ:実験その1>

 予てより懸案だった「チャイショップに於けるチャイ作りの時短」について、今回は考えてみたいと思います。早い話が、僕のチャイの作り方では時間が掛かり過ぎて業務用には向いていないので、どうすれば時間短縮が出来るのかを考えようと、まあ、そういうことです。
 
 一般的には、10人分ぐらいを作り置きして注文が通ったらそれを温め直すという方法ですが、これの欠点は「出来立てのチャイは美味しいけど、時間とともに劣化が進み、ついには風味がなくなり飲めなくなって廃棄」となることで、これはコーヒーでもたこ焼きでも同じですね。

 劣化の原因は牛乳なので、できるだけ作り立てを飲んでもらうしかない。ということはまず、紅茶の抽出液を作っておいて、牛乳は注文が通ってから冷蔵庫から出して、温め直した紅茶に足すことになります。

 というわけで、今日はチャイ2杯分の「作り置きのチャイ(これを「リキッドチャイ」と言いますが)」を作り、あとで、一杯分の牛乳を足して煮出すというのをやりました。

 1)手鍋に180ccの水と茶葉6gを入れて強火にして、煮立ったら中火で2分煮ます。

 2)出来たら、これを茶こしで漉して別の容器に移しておきます。約110cc 

 3)15分程冷まして、鍋に50ccのリキッドチャイを入れ、牛乳を100cc足します。

 4)強火で沸かし、中火で2分30秒水分を飛ばして、130ccになればできあがり。

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【結果】色が白っぽい。牛乳が勝っている。紅茶が薄い。改善策としては茶葉を7gにして、煮る時間を3分にする。リキッドのできあがりが90ccぐらいになるように。

 

 

 

2019年8月7日(水

<昼寝ランディ・ニューマン

 最近、良く聴いています。昼寝と言わず、朝、早く目が覚めた時にも。

nobody

Nobody Does It Better

クイーンメリー二世号でのライブ映像(2005)です。
60歳なので、声が低い。昼寝で聴いているのはサントラです。

ダークマター

Sonny Boy

本家サニー・ボーイ・ウィリアムソンが、自分の名前を無断で借用した若者が、ブリティッシュ・インヴェイジョンが巻き起こる時代に大きな成功を収めていく様を天国で知る、という話。

ダークマター

It's a Jungle out There

「名探偵Mr.モンク」の主題歌だそうだけど、そんな番組は知らない。エミー賞(テーマ音楽賞)を取ったその曲のバージョンアップがこれで、すごく華やかです。「そこら中ジャングル」っていう意味かな?

ダークマター

On the Beach

同じ学校を出た同級生たちは、色んな人生を歩んでいるのに、ウィリーというサーファーだけは、今も変わらずサーフィンをしているという話。

ダークマター

Wandering Boy

「パーティーに呼んでくれてありがとう。ここには家族と来たことがあります。ただ、末っ子の男の子は家を出たまま帰って来ません。もし見かけたら、『うちは大丈夫だから』と言ってやってください。」と切々と語る父親。ピアノ弾き語り。

ブック

Book Faded Brown

タイトルで大体の雰囲気が分かるでしょう?
リック・ダンコの曲のようです。こちらをどうぞ。

6曲 23分

 

 

2019年8月3日(土

<すべらない話

 昔のHPを読み返していて、面白い記事があったので再録します。
文章を書いてくれたのは、大学のクラブの後輩、黒川(女子)です。
最近会ってないけど、今年の年賀状はもらいました。
「今年こそは『チャイの旅』の感想を書きます。」って。
 喪中って伝えたはずなんだけどなぁ・・・。

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<さすが神原さん>

 神原さんが印刷会社を辞めて、心斎橋の鰻谷町の「ピノキオ」とかいう普通の喫茶店でバイトをしていた事がありました。
 当時、「神原さんが喫茶店でアルバイト!?」なんて絶対有得ない話なので、どんなんやろうと思い仕事帰りに行ってみました。
 その頃(1981年)、鰻谷町はおしゃれで最先端の町でした。そんなところに神原さんがいることも不思議でした。
 カウンター席と3,4席のこじんまりした小奇麗なお店の、カウンターの中に神原さんはいました。
 
 客は私一人で、カウンター席に座りコーヒーとカレーを頼みました。

 神原さんは仕事の手順を洒落たルーズリーフノートに几帳面な神原文字でまとめてあって、それを見ながら仕事をしていました。

 コーヒーを点ててカレーの作り方の手順に入る時、その几帳面なノートには

「1.カウンター下の扉を開ける。
 2.カレーの缶詰を取り出す。
 3.カレーの缶詰を缶切りで開ける。
 4.缶詰の中味を手持ち鍋に移す。
 5.ガスを点火。
 6.カレーを温めている間にお皿にご飯を盛る。
 7.グツグツしてきたらガスを消火。
 8.ご飯にカレーをかける。
 9.スプーンを添えて出す。」

とまとめられていました。私はそれを見て、神原さんはやはり真面目に生きている人なんだと思いました。そこでのアルバイトは短かったと思います。

 

 

 

2019年7月31日(水

<『暗黒物質=ダークマター』>

 僕はランディ・ニューマンが好きで、ネットでブログを始めて以来、ずっと彼の事を書いて来たんですが、僕のブログを読んでる人で興味を示した人は誰もいません。でも、いいんです。僕は彼が好きだし、僕が彼をなぜ好きなのかを、文章を書くことで、僕自身で発見しようとしているのですから。

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 ランディ・ニューマンは、1943年にロサンゼルスで生まれています。伯父・叔父にはアルフレッド・ニューマン、エミール・ニューマン、ライオネル・ニューマンという映画音楽の大家がいる環境で育った事が、彼の曲に色濃く出ています。
 「彼の音楽が丁寧に作られているのは、映画の都ハリウッドで培われて来た音楽的土壌があったから」という記事を読んだ事がありますが、全くその通りです。友人のレニー・ワロンカーが「古き良きアメリカ音楽の復興(いわゆるバーバンクサウンド)」を掲げた際に彼も同調して、1972年、名曲「セイルアウェイ」を書き上げ、1974年には彼の代表作とも言える「グッド・オールド・ボーイズ」でラグタイムを再現したりしました。

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 僕が彼の音楽に接したのは1974年、大学の2回生の時でした。「映画研究会」というサークルの僕の後輩として入部してきた山下君と親しくなり、彼とは観る映画が違ってはいましたが、ロックのアルバムで僕が聴きたいLPを持っていたので、彼の家までレコードを借りに行ったことがありました。
 リトル・リチャードやフリーやステッペンウルフのような通好みのアルバムの中に、ランディ・ニューマンの「グッド・オールド・ボーイズ」がありました。ジャケットを見てもあまりロックっぽい感じはしませんでしたが、これもたぶん通好みなんだろうと思い借りて帰ったのでした。
 僕の下宿で、借りたアルバムをしばらく聴いていたのですが、ランディ・ニューマンの曲は、それぞれが一篇の映画のようで聞き惚れてしまい、自分でも買ってしまいました。日本盤には対訳もあり、その詞の内容にも心打たれました。登場人物が「自分ではない誰か」なこと、その誰かが誰かに向かって「世の中の不条理や摂理」を話しかけること、それがポジティブであったりネガティブであったり。

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 その後、古いアルバム「ランディ・ニューマン」(1968)「ランディ・ニューマン・ライブ」(1971)「セイル・アウェイ」(1972)と新作「小さな犯罪者」(1977)「トラブル・イン・パラダイス」(1983)を買いましたが、いい曲が入っているにも関わらず「グッド・オールド・ボーイズ」の一体感には及ばず、このアルバムだけをずっと聴き続けていました。

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 ハープ&エンジェル
    「Harps & Angels」(2008)

 時が経ち、今ではAppleMUSICで、日本では未発売の彼の作品を聴くことができます。
2008年のこの作品には、「グッド・オールド・ボーイズ」と同じく製作陣にはレニー・ワロンカーの名前があり、あの頃に戻ったようないい曲がたくさん入っています。ただ、残念なのは対訳がないこと。昔に比べて、一段と彼は饒舌になり、しゃべりまくっています。ま、曲がいいので、ボーカルはそれほど気にはならないのですが、何を歌っているのかが分かればそれにこしたことはないです。
 手がかりは、ネットにあります。

レシーブ二郎の音楽日記

これを読めばある程度の曲の内容が分かるので、これを参考に歌詞を読みながら聴くとより深くランディの世界に浸ることができます。

ダークマター
   「ダークマター」(2017)

「ハープス&エンジェルス」から9年を経て(その間に「トイストーリー3」がありますが)出た最新作がこれです。

これも、詳しくはこちらを見ました。

HMV&BOOKS online

 このアルバムは前作にも増して、正直、聴きにくいアルバムです。1曲目が、"The Great Debate"で、歌われている内容は「進化論の存在について議論する科学者と狂信者、そして聖歌隊をフィーチャーしたミュージカル大作」で、8分もあります。
なので、5曲目「Sonny Boy」から聴き始めて、6曲目「 It’s a Jungle out There 」7曲目「She Chose Me」と段々とよくなって、8曲目「On the Beach」でピークを迎え、9曲目「 Wandering Boy」で静かに終わります。

 昨日、iPod Touchで寝る前にふとんに入って1曲目から歌詞カードを見ながら聴いたら、おぼろげながら彼が何を言っているのかが分かりかけました。 

 なぜ、そこまでして難解な曲を理解しようとするのかというと、彼の曲調やアレンジが好きだし、彼がなんでこんなにも英語圏でしか通用しないような音楽を創り続けているのか知りたい、としか言いようがないのですが、聴く度に親密度が増してくる曲ってそんなにないですからね。

 例えが間違ってるかもしれませんが、「関東の人が中川家の大阪ネタを理解しようと必死に努力している」そんな感じかもしれません。

 

 

2019年7月30日(火

<高校時代に観た映画の本数

ウンベルトD

 僕の高校時代は1970年の4月から1973年の3月まで。
 
 もともとインドア派の僕はTVで古い白黒映画を観るのが好きだったんだけど、進学校に入れたご褒美にと僕専用のテレビ(13型)を買ってもらったこと、UHFでフジテレビの「日曜洋画劇場」が観られるようになったこと、さらにはTBSで「月曜ロードショー」が始まり、
その上、中学までは行く事が許されなかった映画の三番館(3本立て200円)にまで行けるようになったことで、一気に映画ファン(それも洋画)が加速したのでした。

 そんな時、なにげなく始めた「観た映画のタイトルを記録する」ことで、日に日に増えて行くその数に魅了され、途中から、タイトルの数を増やす事が目的となり、高校を卒業した時にはその数は356本に達していました。

 その記録ノートは、社会人になるまで続けられました。さすがに会社員になったら映画館に行ってる場合ではなくなり、数が増えないと分かると、もうやる気がなくなってしまい、そこでノートは終わりました。最後の記録は1977年3月5日市川崑監督の「悪魔の手鞠唄」で、629本となっています。7年間だから、平均すると年間90本。ま、多くもなく少なくもない数ですね。

 その記録ノートをさっきまで、[映画鑑賞記録帳]として、パソコンで入力してました。
一番良く観ていた時期が高校時代なので、その期間の数を数えてみたら・・・

高校1年(1970年)253本 高校2年(1971年)83本 高校3年(1972年)20本

進学校なのにこの数字では、勉強をしてないということですよね。結局、高校3年生夏の模擬試験の結果は、450人中400番台でした。国公立の大学は諦め、関西の私大の地方試験を受け、かろうじて入学できたのが不思議なぐらい。なので、高校時代には、映画以外にはいい思い出がなく、同級生からは無視されていたので、記憶のほぼ95%がありません。

 母が昨年亡くなった後、遺品の中に、僕の高校の卒業アルバムがありました。これは僕の為のアルバムではなく、学歴のなかった母の「自慢の息子」の数少ない宝物のひとつだったように思います。
 
 

 

 

2019年7月18日(木

<カーリー・サイモンと007>

 モーリス・ビンダー

「私を愛したスパイ」のオープニング
https://www.youtube.com/watch?v=dz5XKvoYEjM

モーリス・ビンダーの映像とカーリー・サイモンの曲が見事に合ってる。

 

 

2019年7月16日(火

<ジンジャーチャイにハマる

 「今頃、何言ってんの?」と思われるかもしれませんが、今、毎日のようにジンジャーチャイを作っています。毎日違う材料で、違うアプローチで、繰り返し繰り返し飲んでいます。これがすごくおいしいんです。次のワークショップに使えるほど手が込んでるし、今までの「すりおろしジンジャーチャイ」も美味しいんですが、今回のは久しぶりに目からウロコでした。

 なぜこうなったのかというと、6月に「オオカミの口」で「チャイの学校」をやった時、そこで飲んだジンジャーチャイが美味しくて、「なぜ、こんなに複雑な味が出せるんですか?」って訊いたら、「実はネットで調べて、ウチ用に改良したんです。」と企業秘密を教えてくれたんです。そして、帰り際、その秘密の「ジンジャーチャイの素」を頂いて帰り、その日から、「ジンジャーチャイの旅」が始まったのです。

 さて、ここでは、「オオカミの口」のレシピを明かすことはしませんが、大雑把な作り方を説明します。

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 その前に、まずは、僕がまだカンテで仕事をしていた頃の話を聞いてください。

 ある日、富国生命ビル店の当時の店長森川君から「新しいジンジャーティーを考えたんで、撮影してもらえますか?」と電話があり、「いいよ。」と中津店で撮影したのがこれです。

ジンジャーティー

 グラスの底にスライスした生姜が沈んでいます。これを作るのはさほど難しいことではなくて、仕込みをすればいいだけです。厚さ2〜3ミリにスライスした生姜をハチミツ漬けしておいて、注文が通ったらそれを3枚取り出してグラスに入れ、手鍋で作った紅茶(ニルギリ使用)を茶こしで漉して注げば出来上がりです。あとは、お客さんが好みに応じて砂糖を追加すればいいのです。
 「オオカミの口」さんから頂いたレシピを見て、これを思い出しました。

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 思い出したついでに、僕はこれをジンジャーチャイにしてみることにしました。
 仕込みはこんな感じ。

スライス1

・生姜のスライス20g(市販のスライサーで薄くスライスします。)
・スパイス2〜3g(カルダモン4個、クローブ4個、シナモンスティック半分)
・ハチミツ30g

小さなタッパーに入れて冷蔵庫で一晩寝かせます。

翌朝、手鍋に水130ccと茶葉3gと一緒にハチミツ漬けを入れてつくるだけ。

生姜スライス

・タッパーの中からスライスジンジャーを5枚、クローブ2個、カルダモン1個、シナモン2かけとつけ汁を少々鍋に入れて火にかけて、あとはいつもの手順でつくればいいだけです。
出来上がったジンジャーチャイは甘さが足りないので、少し足しますが、ハチミツではくどくなりすぎるので、きび砂糖3g加えてみました。あま〜くなっておいしいですが、まだハチミツが主張しすぎてる。

・ということで、2回目は、この分量でハチミツを出来るだけ絞って作ってみたら
この方が美味しかったですね。
砂糖はきび砂糖を4g。

上記で絞ったハチミツは、生姜とスパイスの効いたシロップのようなものなので、氷の入ったグラスに入れて、炭酸を注げば、ジンジャーエール(もどき)ができます。

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 なんでこんな話をしたのかというと、僕が「オオカミの口」で頂いた「ジンジャーチャイの素」は、この発想の逆なのです。
 つまり、「オオカミの口」で出す「ジンジャーエール」用のシロップを作る過程で出来た「シロップ漬けの生姜」をフードプロセッサーで細かくして冷凍し、それをブロック状にしたのが「ジンジャーチャイの素」ということになるんですね。わかりますか?

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 で、この間、僕の誕生日会を開いてくれるというので、1週間前にジンジャーエールシロップを作ってみました。(「オオカミの口」のレシピを僕用に変えてあります。)

 まず準備。「オオカミの口」では、生姜農家さんの生姜を使っているらしく、味は市販のものと全然違うそうです。シロップを大量に作るからそういう買い方もできるんですね。そこは悔しい。(笑)

 国産生姜:250g(薄くスライスする)・・スライサーは怖いので、できれば包丁で。
 きび砂糖:300g ハチミツ:100g  シナモンスティック:半分
 (「オオカミの口」ではもう3種類スパイスを足すんですが、僕はシナモンだけにしました)
 白ワイン:250cc 水:250cc レモン汁:50cc

 1)手鍋に生姜ときび砂糖をいれて蓋をして2時間置く。

 2)レモン汁以外の残りの材料を鍋に入れて中火で沸騰させた後、弱火にして20分煮込んで火を止め、レモン汁を混ぜてから漉せば、完成。これで、約750ml出来ます。

 漉した後に残った生姜は、シナモンスティックを外してタッパーに詰めて冷凍します。固まったら約10gのブロック状に切り分け、再度タッパーにしまい、チャイを作る時に、1個を茶葉と一緒に入れて煮込み、牛乳100ccと三温糖を4g足して再度煮込めば、ジンジャーチャイの出来上がりです。かなり甘いぐらいがおいしい。

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ちなみに、誕生日会で出したジンジャーエールは、大きめのプラカップ1/3に氷を入れ、シロップを50cc注ぎ、ウィルキンソンの強炭酸を注いだものです。

 ジンジャーチャイを1杯飲むのに、こんなめんどくさいことをしたくない(できない)人は、「オオカミの口」へ行きましょう。いや行くべきです。一度は、そこでジンジャーチャイを飲むことをお勧めします。遠すぎる!という人は、今度僕のワークショップに来て、一緒に作りましょう。


 

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