[ 神原通信 ]

 

2019年10月3日(木

<自転車におもうこと

 僕は毎朝、自転車通勤です。8時2分に家を出て、仕事場近くの駐輪場まで約10分。そこから歩いて7分ほどのところにマンションがあります。このままだと、早く着きすぎるので、近くのダイエーに寄って買い物をしてから行くと、大体8時半過ぎには管理員室に辿り着きます。ここの駐輪場は2段になっていて、上の段はガラガラなんだけど、貸してくれそうな雰囲気ではなかったので、しかたなく、駅近くの駐輪場を1ヶ月2,050円で借りました。ま、無駄金と言えば無駄金なんですが。

 その通勤途中、僕の自転車を抜いていく人がいるんです。僕は歩くのも早いし、自転車でもそこそこ早いんですが、その僕を追い抜いて行く。女性が。そうです。電動機付き自転車です。

 僕が走る時間帯は保育園に子供を預けに行く人が多く、送り届けた空の自転車が僕の後ろに来ると、不気味な乾いたカタカタ音(荷台に積んだ硬質プラスチック製の椅子が道路の凸凹に呼応してなる音)が聞こえて来て、サ〜ッと僕を抜き去るのです。全力を出している様子もなく、サ〜ッと。

 かつては、カンテの女子に「神原さんの自転車、早すぎるわ。」とか言われていたのに。


2019年10月2日(水

<チャイにおもうこと

19日のチャイの学校がそろそろ満席のようです。
参加者のみなさん、ありがとうございます。

 さて、今日は、金井さんのメールをまず紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「先日、福岡では比較的高級なスーパー(笑)のアジアの食品コーナーで、チャイの茶葉(プレーン)を見かけました。
 「○○屋」という昔からある紅茶屋さんのものでした。茶葉でチャイを売っているのを見かけるのは珍しいので買ってみました。100gで¥645、、、、

 開封してみたらちゃんと紅茶の香りがしましたので、まぁまぁいけるかも・・・・
 と箱に載っているレシピ通りに淹れてみましたが、飲んでみると紅茶の香りが全然しないのです・・・・
 CTCの紅茶はもともと香りは希薄ということなのでこんなもんなのかなと。
 でも、2口ほどで止めてしまいました。

 で、すぐに神原さんの茶葉で久しぶりに作って飲んでみました。
 ワークショップ後は2杯立てで作ってましたが、今回は1杯立てのレシピ通りに作りました。
 案の定上手く行かず、仕上がりは150ccくらいになってしまいましたが、それでも「美味しいなぁ〜」と。。
 
 チャイという文字を見かけるとどうしても気になってしまい、美味しくはないだろうなぁと思いながらも、それを確認したくなってしまいます。

 つい最近もド○ールでマサラチャイという看板を見かけて飲んでみましたが、???で、チャイをあまり知らない人たちはこれを飲んでこれがチャイだと思うのかなぁ〜と残念な気持ちでした。
 
 神原さんの茶葉は選ばれた品種の茶葉に更に他の茶葉もブレンドしているので深みも香りもある・・・・
 インドに行ったことは無いので本場でチャイを飲んだことはありませんが、本場で飲んでも私は「神原さんのチャイの方が美味しい〜」と思うのでしょうね。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 僕も、その昔(20年程前)、阪神百貨店の地下一階にあった紅茶屋さん(名前は忘れましたが)で、「チャイ(CTC)100g 600円」というのを見つけて買ってみた事がありますが、ハズレでした。
 まあ、だいたい、チャイ用と書かれた茶葉(CTC紅茶)に美味しい物はなくて、ただ、カンテの仕入れているスリランカ・ゴール産の茶葉だけは例外で、これがあったから僕はカンテで34年もチャイを飲み続けてこれたわけだし、今でもチャイを飲んでいるし、もちろんワークショップでも使っているわけです。(正確に言うと、カンテの茶葉と僕の見つけたおいしいCTC紅茶を混ぜたもの、ですけど。)

 では、なぜ、紅茶専門店が美味しくないチャイの茶葉を売っているんでしょう?なぜ、ド○ールが美味しくないマサラチャイを提供しているんでしょう?
 その答えは、「美味しいチャイを飲んだ事がないから」もしくは「スリランカ・ゴール産の茶葉の存在を知らないから」。

それに、こう言ってはなんですが、美味しい茶葉があっても、それを美味しく作れる(活かせる)人がいないと、美味しいチャイは飲めない訳で、カンテでチャイを注文したからといって必ず美味しいチャイに出会える訳でもないのです。

 だから僕は、カンテに居た頃も今でも、「僕の作るチャイが美味しいのは、この茶葉(と僕)のおかげなんです。」と力説しているわけなんですが、その声はあまりにも小さすぎて、業界の人たちの意識を変えるまでには至っていないというのが実状です。

 そのうち、カンテが「チャイは儲からない」と気づいて(?)仕入れをストップしたら、あるいはスリランカ・ゴール産の紅茶が何かの理由で手に入らなくなったら、そこで「僕のチャイ」はある意味「終わり」ですね。代替の茶葉は2,3種類ほど当てはありますが、僕の中で「最高に美味しい瞬間を味わえるチャイ」はもう永久に飲めなくなるので、その時僕はもうチャイを作るのを止めてしまうかもしれませんね。納得できないものを飲むぐらいだったら、飲まない方がいいから。これで生計を立てている訳ではないし。

 だから、というわけではないですが、今のうちに、僕がチャイを作っているうちに、その味を確かめてみてください。僕が茶葉を扱っているうちに購入して、自分なりの「美味しいチャイ」を作ってみてください。僕のチャイが、カンテの茶葉が、伝説になる前に。

 

 

2019年10月1日(火

<アイスダージリンをティーバッグで作る

ダージリン

山品さんからのメールで、「おいしいアイス・ダージリン」の作り方を教わりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

紅茶のティーバックを使った「フランス人マダムから教えてもらった世界一美味しいアイスティーの入れ方」なる記事
https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2019080800076.html?page=2
を見つけたので、
ものは試しにとトワイニングのダージリンのティーバックを使って作ってみました。

記事通りに水2リットルで作ったら『なんじゃコリゃ…?』な出来栄えでしたが、水を1.5リットル程度まで減らして(他は記事通りに)再度作ってみたところ、アイスティーに適度な渋みと味の深みが増して、ストレートで飲んでも結構イケる感じがしました。

ちなみに水は、ミネラルウォーター(KIRIN:アルカリイオンの水)を使いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というわけで、ダイエーに探しに行ったら、ありました。20Tea Bagsで400円ぐらい。昔は三角錐のテトラパックだったと記憶していますが、今回のは普通の紙のティーバッグ。それと、「アルカリイオン水」も安かったので買いました。

山品さんの改良形で早速作ってみる事にしました。

手鍋に水を1.5リットル入れて沸騰させ、Tea Bag 3個を入れて蓋をして21分。

きれいな紅茶色になったので、ホットで少し飲んでみましたが、ほんのり甘く感じました。
これを1000mlはいるガラスポットに入れて(500mlは別の容器に)冷ますんですが、1時間経っても冷めないので、鍋に氷を張って30分。これでも冷めなかったけど、冷蔵庫へ入れました。翌朝飲んでみたら、「美味しい!」。ちゃんと渋みもあるし、普通、クリームダウン(白く濁る)するんだけど、色も透明感があってきれい。

この時期にしては大阪はまだまだ暑いので、ちょうどよかったです。2日目でやっと濁ってきましたね。

さて、「冷めにくい」のを改良するのと「1リットルのガラスポット1本分になる」ように、次回は「水を鍋に0.75リットル入れて沸騰したら火を止めて、Tea Bagを2個を入れて21分。出来たらガラスポットに入れて、氷を0.25リットル分入れる。これで、少しは冷めるのが早くなるし、切りがいいかな。

 

 

2019年9月20日(金

<中津カンテでチャイレッスンと座談会

 ついにというか、やっとカンテでチャイ・レッスンをやる気になりました。

 もともと僕が2013年に「チャイのワークショップ」と銘打ってチャイ・レッスンを始めたのは、カンテ以外で、どれだけ僕のチャイが通用するのかを確かめたかったからなので、例外的に「マッチポイント」さんとコラボしてカンテでやった以外には、僕自身がカンテで単独でやることにはあまり興味がありませんでした。なぜなら、僕が作るチャイはカンテのチャイに近い(そのものではない)ので、カンテのファンからすると、あまり驚きもないだろうと思ったからです。

 あれから6年、カンテの茶葉をベースにした僕自身のオリジナルの茶葉を開発し、それを携えて大阪、兵庫、香川、岡山、愛知、福岡、東京、金沢と、カンテ以外で(文字通り)「チャイの旅」をすることで、ある確信が芽生えました。僕のチャイには、カンテを知らない人に対しても「説得力がある」と。つまり、僕のチャイは、どこでも通用する(らしい)のです。

 まだ、全国を渡り歩いたわけではないですが、「旅の途中」で、この辺で一度、僕の原点「中津カンテ」でやってみるのも面白いじゃないかなと思うに至りました。それも1レッスン2時間という長さで。カンテに来られる人の中にはコアな人もいるだろうし、そういう人を満足させるためにも、この時間は必要かなと。さらに、チャイレッスンとは別に、僕とカンテ、僕とチャイの関係を「座談会」という形で展開すれば、さらに僕のチャイは深化するんじゃないかなと、そう思うんです。
 最初は15〜20名を集めてトークショーをやろうと思ったんですが、会場の都合でそれはできないと言われ、テーブル3つ分ぐらいしかスペースがないので、それじゃあ、こじんまりと「座談会」という形式の中で、好きなことをしゃべったり、質問に答えたり、僕が質問してみたりと、一方通行ではなくて、いままでよりももっと密な会話をしてみよう、というのが今回の新しい試みです。

 チャイレッスンだけでもいいし、時間に余裕があれば座談会にも参加してみてください。参加費は少々高くなりますが、こういう機会は(カンテでは)もうないと思います。僕の貴重な資料もご覧いただけます。(笑)

詳しくは、こちら。

お申し込みはこちら。

お申し込み方法が分からなければメールでお問い合わせください。

 

 

2019年9月18日(水

<美味しいチャイは一気に飲み干す

 

 以前、メールで、友人の山品さんからこんな情報がありました。

「神原さんって、鳥取県の大山乳業の「白バラ牛乳」って、チャイに使われたことはありますか?
 以前から、「白バラ牛乳」を使った大山おいしい牛乳モナカというアイスクリームのあっさりした上品な甘さにハマっていて、本家本元の「白バラ牛乳」でいちどチャイを作ってみようと思い立ち、今日、成城石井で500ml(170円!!)を購入して、いつものレシピ(生姜みじん切り、有機ピンクペッパー5〜6有機シナモン少々、有機スターアニス少々+有機サトウキビ糖)で、1杯点てで作ってみたのですが、飲んだ後の後味がスッキリ〜しているような気がしたのです!!

おもわず、もう一杯淹れてしまいましたが、すっきりしているような気がしました。

値段はかなり高いですが(笑)(500mlで税込み193円、1Lはダイエーの牛乳+100円くらいのお値段) 「白バラ牛乳」自体が、後味スッキリでごくごく飲めることを売りにしているようなので、神原さんお眼鏡にかなうかどうかは疑問ですが(笑)
チャイ向きなのかも〜と思いました。」

僕は、「白バラ牛乳は、以前から気になってはいたんですが、正直、普段使いには適さない価格なので買ったことなかったんですが、今度梅田に出た時にでも買ってみます。」と返事をしてみたものの、梅田に行く用事もなく、いたずらに時は経つばかり・・・。


 ところが先日、「欲しいものは向こうからやってくる」んですねぇ。(笑)
偶然にも、牛乳を買いに近くのライフへ行ってみたら「白バラ大山まきば牛乳」があったので、300円ちょいしたけど、物は試しと買って帰りました。

 成分表示を見てみると・・・乳脂肪分は3.6%以上、殺菌は120℃ 2秒間だから低温殺菌牛乳ではない。それに、成分無調整とは書いていなくて「種類別 牛乳 生乳100%」とあります。どう違うのか調べてみたら・・・、

「成分無調整」とは、牛乳の製造工程で成分を調整(加えたり除いたり)していないことで、法律的な規制はなくメーカーが独自に表示しています。種類別「牛乳」の表示があれば、「成分無調整」の表示がなくても、成分は調整されていません。

ということなので、「成分無調整」と「牛乳」は同じ意味だということですね。なんじゃ、それ!


最近のテイスティングは仕事場で行うので、魔法瓶に牛乳を詰め、いざ出勤。
仕事開始の30分前に、IH調理器にホーロー鍋を乗せ、水130cc、茶葉3g、牛乳100ccのいつものチャイを6分で作ります。

クセがなくまろやかで飲みやすいチャイです。牛乳だけで飲んでも当然ながらおいしい。
翌日は、ジンジャーチャイにしてみましたが、これも飲みやすい。
そして3日目、できたチャイを、洗い物が終わるまで1分ほど冷まして飲む。おいしい。
ゴクゴク、おいしいから一気に飲む。熱くても平気。

さて、僕の評価はというと・・・(僕的には)いつも使っているダイエーの牛乳とできあがりにそんなに差があるわけではないが、おいしいからまた機会があれば使ってみよう。という感じ。(当たり障りのない答えですけど。)


閑話休題。先日、とある喫茶店でチャイを注文したんだけど、出て来たチャイは明らかに煮込み不足の色をしており、飲んでもまとまりのない中途半端なチャイでした。だから、飲みたい気持ちが全然わかず、1時間経ってもそれを飲み干そうという気にはなれず、残して帰ることにしたのでした。このチャイを作った人は美味しいチャイを飲んだことがないんでしょうね。
美味しいチャイとの出会いは、人生を変えるというのに・・・。残念です。

 

 

 

2019年716日〜97日までの日記はこちら

2019年 5月23日〜79日までの日記はこちら

2019年4月2日〜516日までの日記はこちら

2019年3月22日〜4月1日までの日記はこちら

2019年2月11日〜3月12日までの日記はこちら

2019年1月10日〜2月6日までの日記はこちら

2018年1026日〜1224日までの日記はこちら

2018年1013日〜1123日までの日記はこちら

2018年7月5日〜10月12日までの日記はこちら



表紙

copyright 2019 canbara