[ 神原通信 ]

 

2020年4月7日(火

<今日のチャイ

 今日は美味しいチャイが作れなかったので、詳細は書きません。
代わりにインスタでアップした 「僕がチャイの茶葉をブレンドする理由」を書いてみます。

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 茶の木(学名:カメリア・シネンシス)には、アッサム種と中国種の二つの品種があり、チャイに向いているのはアッサム種の茶葉です。この茶葉でミルクティーを作ると、香りが飛び抜けていいわけではありませんが、ミルクに負けないコクが出ます。それに、煮込んでもエグミが出ない。これがチャイに向いている理由です。
 このアッサム紅茶の、製造時間と抽出時間の短縮を実現したのがCTC製法で作った丸い紅茶ですが、なぜか工程中にコク(味の深み)が抜け落ちてしまうようです。世の中には完璧なものはないんですよね。
 僕はそれを補うために、CTC製法ではない(かつてセイロンと呼ばれていた)スリランカのアッサム種系の茶葉:ルフナをブレンドしているのです。

 ここで、疑問を持たれる方がいるかもしれません。
「なぜ、CTC製法ではないアッサム茶を使わないの?」と。
僕の答えはこうです。
「アッサム紅茶って、ものすごくバラつきがあって、味も香りも無い最低のものから、チャイにすると素晴らしく上品なものまで多種多様すぎるのです。だったら失敗の少ないクオリティーも高いセイロン低地産茶(アッサム種系)がいいんじゃない?」って。

話を元に戻しますが、
もちろん、CTC紅茶だけでおいしいチャイをいれることは可能です。カンテの古くからの付き合いのインド・レストランで飲んだチャイは、カンテのと同じくらい美味しかったですから。
それに、インドのチャイショップで、セイロン紅茶を混ぜている人なんかいないでしょうから。(笑)
でも、「チャイにもっとコクが欲しい」「それもリーズナブルな価格で」と願うのが、日本人の僕の「こだわり」なんですね。40年間、ミルクティー(およびチャイ)を飲み続けて来た僕の結論です。

 

<今日の1曲>

「瞳を閉じて」荒井由実(1974)

 ユーミンを聴き出すと止まらない。「卒業写真」「あの日に帰りたい」「12月の雨」「時をかける少女」「やさしさに包まれたなら」「『いちご白書』をもう一度」などなど。
 でも、聴き続けていくうちに、ユーミンが描き出す恋愛模様に全く興味がないことに気づくのです。そして聴くのを中断して封印する。いつも、この繰り返し。

だから、今日は恋愛とは関係のないこの曲を選びました。

 

2020年4月6日(月

<今日のチャイ

 僕は、チャイのワークショップをする傍ら、茶葉の販売や卸をやっています。現在はわけあって両方休止状態が続いていますが、もうそろそろ茶葉の卸を再開しないと、迷惑をかけるお店が出て来るので、ちょっと焦っています。
 茶葉の選択はほぼ終わったのですが、金額的に今までの定価をオーバーしそうなので、出来る限り抑えるため、ブレンドを少し変更する必要が出てきました。
 そこで、今日は、ちょっと安めのCTCと中級ルフナをブレンドしてみました。

リーフ ルフナ2g + インドCTC4g=6g(チャイ2杯分)
スケール ブリタの浄水:180cc、成分無調整牛乳(トップバリュー):180cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ3分煮て、牛乳を加え4分煮て火を止める。
 

IH調理器。手鍋は16cmのホーロー。三温糖10g。

 出来上がりは、260ccちょうど。思っていた程悪くはなかった、というのが正直なところです。値段相応のブレンドができたと思いますね。ただし、まだあと2種類のCTC紅茶がもうじき届く予定。
 これからしばらくは、CTC紅茶の値段との闘いが続きそうです。

 

<今日の1曲>

「まちぶせ/三木聖子」 荒井 由実作詞・作曲 / 松任谷 正隆編曲 (1976年)

「この『まちぶせ』の歌詞は、三木の実体験に取材して作られたと言われている。荒井由実はフランソワーズ・アルディのファンで、彼女の「さよならを教えて」から翻案された曲。」(Wikipedia)ということです。

石川ひとみのカバーは1981年で、こちらの方が有名ですよね。僕も石川ひとみのオリジナルだと思っていました。「のちに石川ひとみも、自分にも同じ体験があり歌詞が素直に入ってきた、と述べている。」 (Wikipedia)とあった。

ふ〜ん、そうなんだ。友達と同じ人を好きになる。「負けないわ、わたし。」という気持ちがムクムクと湧いてくる、そういう歌ですね。ただ、タイトルの「まちぶせ」というのが、ちょっと怖いかな。(笑)

 話は変わりますが、いい映画を観ました。「河」(1952)という映画です。監督はジャン・ルノワール。舞台はインドのベンガル地方で、ここに住むイギリス人家族の長女が物語の進行役を努めます。
 あるとき、片足を無くした若き退役軍人が隣のアメリカ人宅にやってきます。主人公と製麻工場の支配人の娘ともうひとり、隣のアメリカ人の娘の3人は、同時に彼を好きになり、競って彼の気を引こうとします。というのが大まかなストーリーですが、その語り口が、優しく、そして美しいのです。舞台となっているインドも、小津安二郎が描くかつての日本の風情に近く、理想像としての「インドの市井のひとびと」が描かれています。(僕が知っているインドとは少し違いますが。)

 この映画に描かれた女性達の気持ちの揺れが面白い。それになんとか呼応しようとする男たち。その男たちは、この映画の監督や僕のようでもあります。

 女性の、女性にしか分からない気持ちの揺れ。「まちぶせ」の主人公と重なる「怖くて純真な乙女心」が垣間見えました。

 

2020年4月4日(土

<今日のチャイ

 今日は「白玉豆乳チャイぜんざい」を作ってみました。

白玉1 白玉粉を買って来て、12個ほど作りました。袋に書かれた作り方通りにすれば簡単にできます。
できた白玉は、水を張ったボウルに入れておいて、豆乳チャイを作るまえに、お椀に載せておきます。

次は豆乳チャイを作ります。

豆乳

豆乳は「成分無調整豆乳」を使います。

写真のは、マルサン製ですが、キッコーマン製でもかまいません。

レシピはこんな感じ。 2杯分です。

リーフ ルフナOP + ロイヤルミルクティーブレンド=6g
スケール ブリタの浄水180cc、成分無調整豆乳 180cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰したら中火で2分煮て、豆乳を加え沸騰したら中火で1分煮て火を止める。
 

IH調理器。手鍋は16cmのホーロー。砂糖はいれない。

豆乳は、もともとトロッとしているので、煮込みすぎるとドロッとしすぎてしまうので、煮込みは沸騰してから1分程度で止めておきます。

豆乳ができたら、お椀に入れて、粒あん50gをのせて完成。

白玉2

今回は、粒あんは溶かさず、全量あとから加えました。

スプーンでまぜまぜしながら白玉とともにいただきました。

豆乳にあんこはよく合います。

今回使ったお椀は100均で売ってる「電子レンジ使用可」です。なぜこれを使うのかというと、白玉と粒あんは温まっていないので、食べる時に冷めちゃうんですね。だから、完成したら電子レンジで600Wで30秒ぐらい温めたほうがおいしいです。


<今日の1曲>

橋幸夫/恋と涙の太陽 (1966年)

若者の歌をおじさんが作るとこうなります。
ベストアルバム『SWIM! SWIM! SWIM!』監修:厚家羅漢(1990/8)からの選曲です。
監修の厚家羅漢 というのは、大瀧詠一のことです。

 

2020年4月3日(金

<今日のチャイ

 今日は「ほうじ茶チャイ」を。

 「チャイの旅」を作った3年前は、ほうじ茶といえば「茶色い茶葉」しか知らなかったので、百貨店で探したものや、友達に勧められたものを使ってチャイ用の茶葉とブレンドして使っていました。たまに飲むにはいいかな、と。

 が、昨年、金沢でワークショップをやった時に参加していただいたIさんから、
「金沢へ行くと必ず買って帰る加賀棒茶。
『チャイの旅』の中のほうじ茶チャイを参考にし、淹れてみたら、想像以上に美味しかった」
とメールをいただき、「なんていう銘柄のほうじ茶を買えばいいんでしょう?」と訊いたところ、「丸八製茶場の献上加賀棒茶」を教えていただき、「これじゃないとダメ。」ということでした。

 そこで、このほうじ茶を注文して封を切ってびっくり。茶葉ではなく薄緑の茎が入っていたんですね。でも、香りはほうじ茶のいい香り。ちょっとしたカルチャーショックです。(笑)

 茶の樹の茎の部分を浅く焙じることによって香ばしさを出すという製法。茎の部分だけなので「棒茶」というんですね。金沢ではこれが定番らしい。Iさんによると、「中でも『献上加賀棒茶』は香りがダントツ」らしい。

 ということで、いつもは適当にチャイにトッピングして使っていましたが、今日はレシピをつくるので、分量をきっちり計ってみました。

リーフ ルフナOP + ロイヤルミルクティーブレンド=2.5g
献上加賀棒茶=0.5g
スケール ブリタの浄水120cc、成分無調整牛乳 100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰したら中火で2分煮て、牛乳を加え沸騰したら中火で2分煮て火を止める。
 

IH調理器。手鍋は16cmのホーロー。上白糖5g。

 今日はあっさり目のチャイを飲みたかったので、紅茶は2.5gにしました。砂糖も和を意識して上白糖に。
 棒茶を入れるのはどのタイミングでもいいとは思いますが、僕は水の段階から入れました。お湯が沸くと速攻で香りが広がります。これ、本当にチャイなのか!?と疑う程に。
 出来上がったものはあっさりしているので、一気に飲み干しました。

 
<今日の1曲>

黛ジュン 「霧のかなたに」 1967 作詞 : なかにし礼 作曲 : 中島安敏

スティールギターの印象的なイントロが忘れられません。

 

2020年4月2日(木

<今日のチャイ

 今日は、「チャイぜんざい2号」を作ってみました。(1号は2年前に作った『豆乳チャイぜんざい』で、この時は餅のかわりに白玉を使いました。)

お餅 まずは、いつものチャイをコンロで作りながら、同時に丸餅を3個電子レンジで湯戻しして、お椀に入れます。

チャイは、砂糖の替わりに粒あんを50g使いますが、牛乳を足すと同時に粒あんを30g入れて溶かします。

ぜんざい

出来たチャイを漉してお椀にいれ、
残りの粒あん20gをのせてできあがり。

お餅が見えるようにしたかったので、使ったチャイの量は一杯分の2/3ぐらい。

ま、これでもけっこうおいしいんだけど
焼いたお餅を使うともっとおいしそうに見えると思います。

粒あんも、チャイをこしてから50g入れて混ぜると食感が出るかも。

僕の理想はこんな感じ↓ これはほんとの「ぜんざい」ですが。(笑)

ぜんざい2

 

<今日の2曲>

「Getcha Back (Remastered 2000)」

ザ・ビーチ・ボーイズのマイク・ラブが放った、1985年会心のヒット。
この曲が出来た理由がすごい。

「ハングリー・ハート」がすごくよかったんでこの曲書いたんだよ。とマイク・ラブ。
(「まいにちポップス」より)

それに、「ハングリー・ハート」のカバーまで出してるからすごいよなぁ、マイク。

 

 

2020年4月1日(水

 今日は、ルフナの高級茶葉(OPタイプ)を使ってチャイを作ります。

ルフナ
        長いものだと5cmぐらいある。

<今日のチャイ

 ルフナもピンからキリまであります。本来はポット用だけど、チャイ用にもいけます。

リーフ ルフナOP + ロイヤルミルクティーブレンド=3g
スケール ブリタの浄水120cc、成分無調整牛乳(3.5%〜) 100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れて3分煮て、牛乳を加え3分煮る。
 

IH 調理器。手鍋は16cmのホーロー。三温糖は5g。

さすがに上品!!
この茶葉、高いだけのことはあります。
ただ、茶葉が大きいままだと、水分を吸う量が多いので、指で潰したほうがよさそう。
これは「神原チャイSpecial」として販売予定です。
チャイは安物という概念を打ち破ります。そんなに高くもないけど。(笑)

<今日の1曲>

「If You See Me Getting Smaller (feat. Willie Nelson )」
 シンガー・ソング・ライター、ジミー・ウェッブのセルフカバー・アルバム「JUST ACROSS THE RIVER」から 。

男臭い音楽。スルメのように噛めば噛む程、味が出てくる音楽。中盤、ウィリー・ネルソンが「Standing in the Rain ♪」と歌うところは、何回聴いてもいいなぁ。

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