[ 神原通信 ]

2020年5月31日(日

<今日の1曲

 「そよ風はペパーミント」の編曲者:大村雅朗って今どうしているんだろう?とWikipediaで調べてみたのが木曜日の夜。「え〜!」・・1997年6月29日(46歳没)と出ていたんです。知らなかった。23年も前に・・。それ以後ブログが書けず・・・今日に至りました

 「大村 雅朗(おおむら まさあき、1951年 - 1997年)は、福岡県福岡市博多区出身の作曲家、編曲家、キーボーディスト。多くのヒット曲を手がけたことで知られる。」

「松任谷正隆が編曲を手掛けた尾崎亜美のデビューシングル「瞑想」を聴いて、「素晴らしい、自分もこんなことをやってみたい」と思ったことが、編曲家を目指すキッカケだった。」

「同郷の松田聖子は「まーくん」と呼んで実兄のように慕っており、彼女のデビュー当時から良き相談相手として信頼されていた。人気絶頂期であった彼女がとある理由で親と喧嘩をして家を飛び出したことがあり、あてもなく向かった先は大村の自宅だったという。突然の訪問に彼も困惑したが、あらぬ噂を立てられ大事になりかねない状況であり、すぐに両親に連絡して送り返したという逸話がある。」

「作詞家の松本隆からも大変信頼されており、弟のような存在で、彼が亡くなったことでサウンド面のパートナーを失い、しばらくやる気を失ってしまったと語っている。」

「 青い珊瑚礁(編曲)、 チェリーブラッサム(編曲)、 夏の扉(編曲)、 白いパラソル(編曲) 、野ばらのエチュード(編曲)、 真冬の恋人たち(作曲・編曲)、SWEET MEMORIES(作曲・編曲) 、時間の国のアリス(編曲) 、Sleeping Beauty(作曲・編曲)、 ハートのイヤリング(編曲)、 天使のウインク(編曲)、ボーイの季節(編曲) 、Caribbean Wind(作曲・編曲)、 Strawberry Time(編曲) 。櫻の園(作曲)遺作。後に松本隆が詞をつけたもの。※他多数」

  調べて行くと『 SEIKO MEMORIES 〜Masaaki Omura Works〜 』(2018年)( 大村が手掛けた松田聖子の楽曲集)があることを知り、AppleMUSICで探したら・・あった。全46曲、時間にして3時間11分、全部聴きました。そして、表を作りました。作詞、作曲、収録アルバム(制作年)を確かめるように。

 彼が松田聖子のチームに入ったのは「青い珊瑚礁」から。
僕は「白いパラソル」から松田聖子に興味を持ち、遡って聴いた「 チェリーブラッサム」「 夏の扉」の音にビックリして、すぐにファンになりました。特に「夏の扉」のイントロはプログレだし、そんな曲今までの歌謡曲になかったし。

 松本隆が参加したのは「白いパラソル」から。松田聖子の声を聴いて「自分がプロデュースしなければ・・・」と自分から名乗りを挙げたそうです。

このあたりの事情は、「スージー鈴木の極私的大村雅朗ヒストリー(その2)」に詳しく出ています。(一部文章間違ってるけど)・・この記事を読んでいて、今日の1曲が決まりました。

まずは「80年代の松田聖子でいちばん売れたシングル ー「ガラスの林檎」の変態性」を読んでから聴いてください。

ガラスの林檎」(ライブでは、これが一番原曲に忠実ですね。)

 

 

2020年5月28日(木

<今日のチャイ

 なんと、「神原チャイSP」に使った高級ルフナ紅茶が、もう手に入らないとか。仕入れ先が別の茶園の茶葉を仕入れたためらしい。う〜ん、一難去ってまた一難。どこも大変だ。

<今日のシングル>

リスナーの田中さんからメールが届きました。

「最近、竹内まりやのアルバム「ターンテーブル」に入っていた「悲しき足音」という曲が気に入って聞いてました。
ダニー飯田とパラダイスキングというグループが歌ってた、ということで(??パラダイスキング?ピンカラトリオじゃないよね???)とよくわからない状況で更に調査、知らなかった!有名な日本のバンドなのですね。
 佐野修という方のボーカルで、You Tubeで見つけて、こちらも良いなーと聞き入っています。
 竹内まりやと言えば、岡田有希子に作詞作曲した「ファーストデイト」も好きな曲です。
「ターンテーブル」でも竹内まりやが歌ってますが、私は、岡田有希子の方が好きです。」

そうですか、「悲しき足音」。僕はパラダイスキングは射程外なのでYouTubeで聴きましたが、カバーですね、これ。Steve Lawrence の「 Footsteps」 (1960)

 僕としては、岡田有希子の方に興味が湧きました。彼女がデビューした1984年は、奇しくもその前年に発表された「瞳はダイアモンド」で松田聖子を卒業していたし、それにカンテで民族音楽にハマってましたから、この頃のアイドル歌謡は全くの空白地帯ですね。だから、逆に興味が湧いたと言うか。

A面:「ファースト・デイト」1984年、岡田有希子のデビュー・シングル
        作詞・作曲:竹内まりや 編曲:萩田光雄

「歌のベストテン」とかは見てたから、曲は聴いたことがあります。でも、竹内まりあも射程外だなあ。編曲の萩田光雄は、山口百恵を担当していた有名な方です。曲調には馴染みがあります。

B面:「そよ風はペパーミント
        作詞:田口俊 作曲・編曲:大村雅朗

これって初めて聞いたけど、作曲・編曲:大村雅朗(まさあき)って、松田聖子の常連じゃないですか。だから、出てくる音がすごく懐かしいというか、こっちの方がいい曲だ、僕にとっては。(笑)

 田中さん、ありがとうございました。これで「ユーミンの沼」から抜け出して、別の曲が聴けそうです。(笑)

 

2020年5月26日(火

 プライムビデオに「マーウェン」という映画が出ていて、2018年に公開された映画であること、ロバート・ゼメキス監督の得意とする実写とCGを組み合わせていること、主人公が何かの病気のリハビリにG.I.ジョーの人形を使っているということ、★4つであること、そして最初のレビューが★5つの傑作であると断言しているのを見て、「今から観る」をクリックしました。

 最初は全くストーリーが掴めない。主人公のスティーブ・カレルがG.I.ジョーになって、ドイツ兵と戦う・・・なぜ?・・・しばらくして、それが、主人公の空想で、それを模型を使って再現しているのが分かる。

 徐々にどういう話かが分かってきて、僕は結構面白く観られました。見終わったあと、Wikipediaで調べてみたら・・・
「週末興行収入ランキング初登場9位となり、ゼメキス監督作の初動成績としては最低の数字を記録し、2018年を代表する興行的失敗作となってしまった。」そうです。

 その原因はなんだろう?と考えました。ヘイトクライム(憎悪犯罪)を主題にしていること、主人公の趣味がハイヒールを集めてそれを履いていること、コメディのようだけどそうじゃないこと、一般の人には主人公に感情移入しにくいこと、子供と一緒に観るような映画ではないことなどなど。

 でも、僕には逆にそういうことで感情移入しやすくて、ゼメキス監督がそれほど好きではない僕がこの映画を好きになれたのは、ティム・バートンの「シザーハンズ」のような感触がこの映画にはあったことかな。ハッピーエンドではあるんだけど、ちょっと哀しさもあったりします。
 それに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思わせるシーンがあったことも、僕には好印象でしたね。あの映画だけはゼメキス監督の中でも特別です。しかし、ゼメキス監督って器用すぎます。こんな映画誰も作れないし、作ろうとも思わないだろうから。

<今日のチャイ

 今日はチャイには直接関係ないけど、僕がチャイのブレンド用に持っている「日東紅茶ロイヤルミルクティーブレンド」を使って、ミルクティーを作ってみました。
 商品名の通り、「ロイヤルミルクティー」にふさわしいアッサムCTC紅茶のブレンドがされてあるので、牛乳に負けないしっかりした紅茶になっています。かといって、通常のアッサム紅茶のようにタンニン(渋みの成分)が極端に多くなく、飲みやすさも兼ね備えた、僕には理想的なCTC紅茶だといえます。

 「どうしてそんなに褒めるの?なんかあるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、広告料は一切もらっていませんから、ご安心ください。(笑)

 最近まで、僕的にはCTC紅茶を単品で飲んでおいしいと思ったことは、イギリスの「PG Tips」以外なかったのですが、昨年から「トクラ紅茶」や「レッドラベル」や「ワグバクリ」といった、おいしいCTC紅茶が増えているのに気づき、そしてこの「ロイヤルミルクティーブレンド」に辿り着いたというわけです。ポットで飲んでも、チャイにして飲んでも美味しい。やっと、そんな時代がやってきたんですね。感無量です。

 

<今日の1曲>

「私を忘れる頃」 - 松任谷由実

最近「ユーミンの沼」に入り込んじゃって身動きがとれません。(笑)
「時をかける少女」以来、次々と聴きたい曲が現れて、最近ではこの曲とか「よそゆき顔で」なんかをよく聴いています。

 

 

2020年5月23日(土

 テレビを点けたら、偶然、NHK-BSプレミアムで『美の壺』「憩いのティータイム 紅茶」をやってたので、途中からですが観ました。ちょうど、チャイのことをやろうとしていたのでびっくり。
 ▽インド人がチャイに込めた思い▽というコーナーで、アッサム出身のティー・テイスター兼ブレンダー シャンティスリ・ゴスワミさんが、マサラチャイを作っているところを興味深く観ました。
 まず、水と牛乳を混ぜ沸かします。そこへスパイスを入れて香りを出して、その後にCTCの茶葉を入れて沸騰したら火を止め、5分蒸らすというやり方でした。出来たチャイはすごくおいしそうで「飲みたい!」と心で叫んでましたね。(笑)

 チャイの作り方って色々あります。僕は当然、僕の作り方が一番だと思っていますが、こうやって別の人が作っているのを観ていると、そういうのもありなんだなあ、と思ってしまう僕もいます。要は、おいしいチャイが飲めればいいだけなんですけどね。


<今日の1曲>

Dion & The Belmonts : That's My Desire

 なぜこの曲を選んだのかというと、これも【名曲探険隊】からのチョイスなんですが、ここでは「ベルモンツ」のアカペラの方を紹介していて、このYouTubeの解説の文章の中に、「山下達郎ファンにとっては、コンサートのラスト近辺で聞くことがある、おなじみの曲だと思います。」とあったんですねぇ。
 僕は山下達郎は聴かないんですが、友達が聴いているので、この曲は馴染みが深そうということで挙げてみました。

両方いいですね。
 

 

2020年5月21日(木

 新しいページ「神原チャイの真実」をアップしました。これはどういうページかというと、僕のブレンドした茶葉を買っていただいた方の感想メールで、気になったものを再編集して載せているページです。
 感想および検証のページですので、お気軽にメールをお寄せください。ただ、僕の気分次第で載せないかもしれませんので、そこはご了承ください。

 尚、掲載の承諾を得るようにはしているのですが、得ていない人(得たのかどうか忘れた人)の感想文があれば、ご指摘ください。すぐに削除させていただきます。

<今日のチャイ

 久々に「神原チャイSP」を、普通に作って飲んでみました。130ccぴったりにできました。今日の砂糖は「スプーン印 中ザラ糖」を5g使いました。なんか、甘いチャイが飲みたくなって。(ちなみに、中ザラ糖の袋の説明には「本品は色を均一に仕上げるため、最終工程でさらにカラメル(砂糖を加熱したもの)を加えております。」とあります。)

 
やっぱり美味しいなあ、このブレンド。早く輸入が再開される事を祈るばかりです。

<今日の1曲>

Never let Her Slip Away / アンドリュー・ゴールド」(1977)

 この曲を見つけたのは、「恋のバカンス」を歌ったカテリーナ・ヴァレンテを調べていて偶然見つけた「Warner MusicLife - TV アナログ天国 名曲探検隊」の第一回目の曲で、このアンドリュー・ゴールドのを紹介していたんですね。第一回目に推すんだからいい曲だろうと思い聴いてみたら、ポップないい曲でした。バッキング・コーラスが山下達郎風なのがいいですね。早速、山下達郎ファンの友達に教えなければ、ということでここで紹介することにしました。アナログ天国の音源の方が、ノイズはあるけど音がいいように聞こえます。


2020年5月19日(火

 昨日上げたインスタで、「チャイは2杯分作ると失敗しにくい」と書いたら「チャイを一人分作るのは難しい」という反応をいただきました。そうなんですよね。1杯点てに慣れてないと水分の飛ぶ量がまちまちで、出来上がりが薄くなったり、濃過ぎて飲めなくなったりするんです。
 僕のように毎日チャイを飲んでると、1杯点てをしても毎回同じ量出来たり、味的にもそれほどばらつきなく作れたりするんですが、初心者の方は、1杯点てをしておいしくできなくて、それっきりチャイ作りを諦めてしまうケースが、少なからずあるようです。

 僕のワークショップでは、全ての人に1杯点てのレッスンをしてもらいます。なぜ、難しいところから出発するのかというと、「ちゃんと計量して、ちゃんと時間を守れば、1杯点てでも美味しいチャイはできます。」ということを伝えるためですね。実際、レッスンした人は誰でも美味しいチャイが出来ていますから。

 珈琲はきっちり計量して作る人が多いのに、チャイは「自己流」という人が多いのは、教える人がいないからですね。「自己流」ほどいい加減なものはないです。だって、本場のチャイは想像を遥かに超えた作り方をしているのに、どんなに料理がうまい人でも、この日本で、自分の生きて来た知識だけでチャイを作ろうとするんですから、美味しいチャイが出来るはずがないのです。「私は何でも器用にできる」。その過信はチャイには禁物です。真摯な気持ちで「教えてもらおう」とする人ほど、上達は早いです。

<今日のチャイ

以前から気になっていることがあって、巷には「チャイマサラ」という商品が出回っていますが、その中で「スパイス+チャイ・フレーバー」というのをもらったことがあるんです。

リーフ

神原ブレンド:3g+Chai Masala:2g=5g

スケール ブリタの浄水:120cc、大地の響き(乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。
 

卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。ざらめ糖6g

今日は、これを2g使ってチャイを作ってみました。

リーフ

神原ブレンド:3g+Chai Masala:2g=5g

スケール ブリタの浄水:120cc、大地の響き(乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。
 

卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。ざらめ糖6g

まず、香りがインド風。とても日本人が考えるフレーバーではないですね。異国情緒があります。袋に<SWEET>とあるぐらいなので、しょうがが入っていても全然辛くないです。だから、砂糖はザラメを6g使って、甘めのインドチャイ風に仕上げました。おいしい。

 邪道ではありますが、自分でスパイスを整えるのではなくて、整えられたスパイスを使ってチャイを作るのも、今後のチャイのひとつのスタイルなのかもしれないですね。そこで、誰もが気に入るフレーバーを考えた人が「儲かる」。それが僕であって欲しいと願うのはウチの奥さんでしょうね。(笑)


<今日の1曲>

「白いパラソル:別バージョン」(リンクは下の方にあります。)

それは、ある僕の(余計な)一言から始まりました。
ある時、「『白いパラソル』の松田聖子って音を外してる。」という文章を書いたんですよ。
そしたら、松田聖子ファンの山下さんからメールが来て

「チャイ先生が、音を外されたと思われたのは、発売当時のものですか。まさか昨年の紅白でのメドレー?はたまた、2019年のライブ? (松田聖子公式YouTubeにあります)

松田聖子が出している ジャズアルバム二枚をご存じでしょうか。
ひとつは2017年。ひとつは2019年の発売。
全てカバー曲ですが、彼女はこのジャズアルバムのために、改めてボイストレーニングを重ねました。低音できちんと歌うために。」

つまり、松田聖子が音を外す事はあり得ない、というのです。

 そうですよね。僕も今まで松田聖子の伸びやかな声を聴いていて音が外れてるなんて思った事ないですから。でも、しかし、ある日、「白いパラソル」を聴いたら「音が外れているように聞こえた」のです。だから、改めて、曲を聴き直してみたんです。・・・全く外れていない。そりゃそうでしょ。この修正技術の発達した現代、もし万が一音が外れていても合わせられるのです。石原裕次郎の時代でもそれは可能だったんですから、松田聖子の曲に、「音が外れている」とした僕は、一体どうしたというのでしょう?
 聴いた時に限って体調が悪かったのか、イヤホンをきれいに装着していなかったのか、それとも夢の中で聴いたのか・・・山下さん、申し訳ありませんでした。

 とはいいながらも、それが本当なのかどうか、YouTubeのライブで調べてみる事にしました。(しつこい!)

「白いパラソル」(ライブ)

全く、全然、素晴らしい歌唱力です。僕、この曲、好きですね。(笑)

ということを山下さんにメールしたら、

「今、白いパラソルの別バージョンを初めて聴いています。」

「ええっ!!別バージョンがあるんですか!!教えてください。」

なんと、彼女ももしかしたら音程の外れている「白いパラソル」があるのか不安になって色々調べていた時に、偶然、この別バージョンを見つけたそうなんです。

「わたしも音程が合っているかどうか探していました。そうしたら、別バージョンにたどり着いてしまいました。別バージョンの音源を 当時出演の音楽、歌番組の映像に上手に重ねてあるみたいです。」

う〜ん、「瓢箪から駒」とはこのことなりよ。

それでは、みなさん、ご拝聴ください。映像の編集もプロ並みです。

「白いパラソル:別バージョン」

 

 

2020年5月18日(月

<今日のチャイ

今日は唐辛子を使ったチャイです。

リーフ

神原ブレンド:6g+唐辛子他(下記参照)2g=8g(2杯分)

スケール ブリタの浄水:180cc、大地の響き(乳脂肪分3.5%〜):180cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから3分煮る。
 

卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。三温糖5g+きび砂糖15g

加えたスパイスは、下記の写真を参照。

唐辛子

・唐辛子:1/5本を輪切り

・フェンネル:30粒ほど

・クローブ:5個

・シナモン:3かけ

※手元にあったスパイスを適当にブレンドして、全体で2gほど使いました。

 唐辛子はこれだけでも辛さが強いです。他のスパイスは何を使っているのか分からないぐらい。ひと欠けでいいかな唐辛子は。他のスパイス、特にフェンネルを多くするとバランスがよくなるかも。
 
何をベースにするかを決めて調合して、最後のアクセントに唐辛子を使わないと美味しくならないかもね。
次はもっとシンプルにしてみよう。


<今日の1曲>

「情熱の砂漠」

 ザ・ピーナッツの曲で異色なのがこの曲。こんな振り付けがあったのか。覚えてないなあ。僕はカバーの欧陽菲菲の方が好きですね。このワイルドな曲に合ってる。
作曲は加瀬邦彦、安井かずみと共にジュリーの最盛期を支えたひとりです。

欧陽菲菲 - 情熱の砂漠 (1973)

 

2020年5月17日(日

<今日の1曲

 日曜日の昼下がり、お隣の奥さんがウクレレを弾いています。よく聴いたら、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」じゃないですか!

「ためいきのでるよ〜な あな〜たのく〜ちづけに♪」

いい曲だなぁ。

「恋のバカンス」(1963) 作詞:岩谷時子 作・編曲:宮川泰

「ジャズの4ビートを生かした、歌謡曲としてはかつてなかったほどのスウィング感に満ちあふれた楽曲で、シングル発売直後より話題となり、大ヒット曲となった。」(Wikipedia)

 後年、多くの歌手によってカバーされており、その一つがこれ。昔は、こういう外人が日本語で歌うのが流行ってました。

「カテリーナ・ヴァレンテ/恋のバカンス」(1963)

他にもたくさんカバーがあって、面白いところでは、こういうのもありました。
あがた森魚「恋のバカンス」(1993年のアルバム『イミテーション・ゴールド』より)

 

 

2020年5月16日(土

<今日の1曲

「Woman〜Wの悲劇〜より 薬師丸ひろ子」(1984)

リスナー(?)の田中さんからメールをいただきました。

「今週の月曜に『Wの悲劇』が放送されて見てしまいました。
薬師丸ひろこの映画は、「セーラー服と機関銃」が一番好きですが、「W」は,主題歌が好きなので、エンディングだけでも見ちゃいます。

原田知世、薬師丸ひろ子、不思議ですよね。
そんなに上手とは思えないし、時々音程も外すし、裏声なんだけど、その澄み切った声の感じに引き込まれてしまう。
また、提供された楽曲にも恵まれていると思います。」

そうなんですよね。これでまたひとつ僕の「最近のプレイリスト」に、松任谷由実の曲が増えました。(笑)それに、YouTubeにこんなのもありました。どっちもいいですよ。

松任谷由実 × 薬師丸ひろ子 - Woman "Wの悲劇"より (2011)

薬師丸ひろ子「Woman 〜Wの悲劇より〜」Acoustic Ver.


2020年5月15日(金

 また観てしまいました、「時をかける少女」。ラスト30分だけですが。今度は泣いてしまいました。なんでしょうね、これ。ほとんど病気です。(笑)
 この謎を解明すべく、あちこち調べてみました。Wikipediaの「時をかける少女」にヒントがありました。
 1ページまるまる面白いけど、特に「制作の経緯」・・角川春樹と大林監督の対談。これ面白いです。「演出について」も面白いなぁ。

 そして、大林監督が音楽担当の松任谷正隆に、
参考のためアメリカ映画『ある日どこかで』(1980年)のビデオを渡した、ということが書いてあり、なので、その映画「ある日どこかで」を観たんですよね。それほど切なくはなかったけど興味深い内容でした。
 Wikipedia「ある日どこかで」は、これも面白いけどネタバレになるので、映画を見るつもりの人は読まないように。


<今日のチャイ

 片栗粉を入れた「とろとろチャイ」。これ、おいしくなるんだろうか?(笑)
ということで別バージョンを考えてみました。

 片栗粉6gを少量の水で溶いたものと、カレー粉をまぶしたカシューナッツを用意します。

カシューナッツ

1)普通に「マサラチャイ」を作ってグラスに注ぎます。ただし、砂糖は通常の倍、10gを使います。すぐに鍋を洗って、そこに出来立てのマサラチャイを入れて火を着けます。

2)片栗粉を少しずつ混ぜ、とろみが付いたらグラスに注ぎ

3)カシューナッツをトッピングして完成。・・下に沈まない!!

カシューナッツ

これをスプーンですくって食べます。甘いカレーを食べているようで変な感じですが、まずくはないです。甘さが足りなかったので、もっと足しました。

カレーチャイ

 

<今日の1曲>

最近の「プレイリスト」

1)時をかける少女(原田知世版)
2)時をかける少女(ユーミン版)
3)永遠のもっと果てまで(松田聖子)これだけニコニコ動画
4)ダンデライオン(ユーミン版)
5)ダンデライオン(原田知世版)
6)守ってあげたい(原田知世版)

相変わらず、原田知世とユーミンを毎日聴いていますが、曲を挟んで松田聖子も聴いています。これも、平山みきを紹介してくれた山下さんからのご紹介。これ、アレンジはすべて松任谷正隆っていうのもすごい。

「まだ奥様は彼女をお好きではないかもしれませんが、新しいところでは、2015年の
「永遠のもっと果てまで」「惑星になりたい」(どちらも久し振りの詞・松本隆と曲・松任谷由実)もなかなかいい曲ですよ。」

 そうなんですね。全然知りませんでしたが、全盛期を彷彿とさせるいい曲です。イントロで「急降下」を表現しているのが面白い。しかし、松田聖子に年輪という言葉はふさわしくないですね。声や歌い方が全然変わってないのはなぜ?
 さて、このニコニコ動画、シングル盤よりいいですね。ここには年輪が少し垣間みられます。


2020年5月12日(火

また、切ない映画を観てしまった。今度は、老人と少年の物語です。

「ふるさと」

 1983年公開の神山征二郎監督、加藤嘉(よし)主演の映画で、ダムの建設でやがて湖底に沈みゆこうとしている徳山村を描いた作品です。
 「徳山村の出身で、同地で分校の先生をしていた平方浩介の著書『じいと山のコボたち』(童心社)を映画化したもの。」(Wikipediaより)ということです。

 痴呆症の老人と少年の親交を描くって、もう観る前から「お涙頂戴映画」ぽいので当時は敬遠していましたが、その5年後、主演の加藤嘉が亡くなって、ニュースで使われていたのがこの映画のワンシーン。その表情がすごくて、機会があれば観てみたいなぁと思ってから32年、先日プライムビデオに無料で出ていたので、やっと観ることができました。

 ものすごく真面目で誠実な映画で、奇をてらうこともなく、「泣かせてやるぜ」的でもなくて、ひたすら「じい」(加藤嘉)の生き様を描き、周りの人たちも自然な演技を見せてくれて、いつの間にか涙が溢れている、そんな映画でした。

 みんなすごくいい演技をしているんだけど、特に樫山文枝さんの演技が素晴らしくて、この人を観るためだけにこの映画を観てもいいぐらいでした。もちろん加藤嘉の演技は素晴らしく、「モスクワ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞した。」のもうなずける作品でした。

 

 <今日のチャイ

 さて、「チャイの学校」の創設者&事務員の奥田さんから、僕が参加する予定だった金沢でのイベント「スパイスと泡」が中止になり、事務局から「インスタ用のサイト『おうちでスパイスと泡』に何か写真を載せませんか?」との依頼があったそうで、頭をひねって撮ったのがこの写真。【マサラ・チャイのラテ】です。

チャイラテ

チャイを泡立てる方法を知らないので、泡を足してみました。上に乗っているのはざらめ糖です。となりの豆大福があまり美味しそうに見えないので、インスタには別の写真を載せました。

さて、今日は、このマサラチャイを作ってみます。

リーフ

神原ブレンドのマサラチャイ:3g

スケール ブリタの浄水:120cc、セブンイレブン牛乳(乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。
 

卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。ザラメ糖:5g。

ザラメ糖は、半分をチャイに入れて溶かし、半分をトッピング用に使っています。
牛乳の泡立ては、ハンディーな電動ビーターがあれば便利ですが、ないので、鍋に牛乳を入れて火にかけたまま、コイル状の泡立て器でシャカシャカと泡をたくさん作って載せています。

出来たらザラメ糖を振りかけ、スプーンで泡とチャイをすくって食べ(飲み)ます。ガリガリと食感がよくありませんが、見た目は美味しそうです。(笑)

 

<今日の1曲>

「ビューティフル・ヨコハマ」平山みき(美紀) (1970)

 ヨコハマから「神原チャイ」の注文をしてくれた山下さんからお薦めの曲を紹介してもらいました。
 僕より5歳年上の平山みきさん、昔は「筒美京平の秘蔵っ子」と呼ばれて、ある意味神格化された存在でしたね。この曲もそうですが、作詞:橋本淳 作曲:筒美京平のゴールデン・コンビの作品が大量生産されたのがこの時代です。
 その楽曲の中でも、1975年にリリースされた「真夜中のエンジェル・ベイビー」の「LIVE@屋根裏1980」というのがネットに出ていたので聴いたんですが、これ最高にロックしてますね。(映像は全く別ものですが。)
 ああ、一度でいいからライブに行きたかった。

 

 

2020年5月11日(月

 <今日のチャイ

 インスタグラムの「チャイの壁新聞」chai_wall_newspaperに、新しい先生が登場しています。「mimi.lotus」さんは、神奈川にあった紅茶専門店「ディンブラ」で働かれた経験のある方で、ネパールでもお茶屋さんをされていたことがあり、現在は精力的にチャイに関わる活動をされているようです。
 まだお会いしたことはないのですが、かなり紅茶やスパイスに詳しそうなので、何か一緒にできればいいなぁと勝手に思っています。

 さて、今日は、ネパールのCTC紅茶を使ってチャイを作ってみます。

リーフ

ルフナ紅茶(リーフ)とトクラ紅茶(CTC)を合わせて3g

スケール ブリタの浄水:120cc、セブンイレブン牛乳(乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。
 

卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。三温糖5g。

ネパールのトクラ紅茶は、インドのCTC紅茶に比べて軽い感じがします。ミルク多めの紅茶が好きな人なら好きな味かも。僕が使ったのは「トクラグリーン」というCTC紅茶ですが、これに(たぶん)イラム茶を混ぜた「トクラゴールド」(ポットティーとしてもいけます)というのもあります。ただし、どちらも今は品切れ中です。

 

<今日の2曲>

「守ってあげたい/原田知世」(1983)

友達のイトウさんからメールが来ました。

「原田知世の歌う『時をかける少女』いいですよね。ユーミンだから曲が良いのは当然として。
原田知世は、同じくユーミンの『守ってあげたい』も歌ってるのはご存じですか?
これも音程は外れてますが、すごく良いですよ。原田知世が歌うために作られた曲なのでは?と錯覚してしまうほど。
さらに『ダンデライオン』(これもユーミンの曲)も良いです。
歌詞が泣けます。
この3曲、私はユーミンが歌ってる方を先に聴いていて、しばらくしてから原田バージョンを聴いたのですが、どれも原田知世にぴったりで、下手なんだけど不思議とすごく良くて、新たな感動でした。
もし聴いたことがなかったら是非聴いてみて下さい。」

「ダンデライオン/原田知世」(1983)

この2曲、もちろんユーミンのは知っていましたが、全くノーマークでした。原田知世恐るべし!(笑)
なんでしょうね、このピュアさ。
調べてみたら、この曲、同じシングルのA面とB面なんですよね。

「『ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ』(松任谷由実 作詞・作曲)は、原田知世への提供曲で、原田の主演ミュージカル『マクドナルドミュージカル あしながおじさん』の主題歌として作られた。」そして、このB面が「守ってあげたい」なんです。
 もちろん、編曲は松任谷正隆で、参加ミュージシャンも豪華です。(ウィキで調べてみてください。)

こんなにオンチなのに、このシングル盤が欲しくなってきました。特に「守ってあげたい」はすごく良い。さらに途中から入るスティールギター、泣かせます。 

 

 

2020年5月10日(日

 <今日の1曲

映画「スエーデンの城」サウンドトラック

このコーナーをよく聴いてくれている田中さんからの紹介です。

「私はイタリアの女優のモニカ・ヴィッティがとても好きなんですが、彼女の出た『スエーデンの城』という映画のテーマ曲をご存知でしょうか。
短くて、かっこよい感じで気に入ってます。
ぜひ、聞いてみてください。」

かつての映画少年だった僕でも、この映画は知らなかったので、調べてみました。

「1962年のフランス映画。スエーデンの湖上にそびえる城館。そこには奇妙な寄せ集めの家族が暮らしており、若く美しいエレオノールを中心に官能ドラマが展開する。ロジェ・ヴァディム監督がサガンの戯曲を映画化。」

フランソワーズ・サガンは、当時の人気小説家&脚本家&戯曲家 で、彼女の作品は何本か観てますが、この映画には巡り合わせが悪かったようで観ていませんね。僕が本格的に映画を観るようになったのは1970年なので、テレビでやってた「悲しみよこんにちは」(1958)「さよならをもう一度」(1961)を観ましたが、いかんせん、恋とか愛とかに疎かった僕には全然理解できない世界でした。

監督:ロジェ・ヴァディム
出演:モニカ・ヴィッティ、 ジャン・クロード・ブリアリ、 ジャン=ルイ・トランティニャン 、クルト・ユルゲンス

蒼々たるメンバーが出演しているし、ロジェ・ヴァディムなので、今観ると面白いんだろうなぁ。曲も大人の恋っぽくて、テレビとかでよく聴く曲ですね。モニカ・ヴィッティは、色っぽいです。写真で見るより映画を観たら好きになりそう。

 

 

2020年5月8日(金

 <今日のチャイ

4月27日に取り上げた「ほうじ茶チャイ」の1杯点てをしてみました。今日の甘みは、弟子のひとり:やまむらさんが、「上白糖の代わりに黒豆の煮汁を使ってみた」との情報を得て、「それ、いんじゃない?」ということで、使ってみた次第。

リーフ

神原チャイ2gとほうじ茶1g 合わせて3g

スケール ブリタの浄水:120cc、セブンイレブン牛乳(乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。
 

卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。フジッコの黒豆の煮汁:13cc。

 お昼のお弁当のおかずに黒豆を食べて、煮汁はチャイ用に。
 前回は2杯点てをしましたが、今日は1杯点て。なぜかというと、煮汁は26ccしかなく、これで2杯分を賄えるかどうか分からなかったので、大事を取って1杯にしたというわけ。

 結果は表のとおり半分の13ccでOK。ちょっと甘さ控えめですがおいしくできました。飲んでいる最中に少しずつ増やしてみましたが、甘すぎると後口があま〜くなるので、やっぱり13ccでいいです。2杯分作って甘みが足らなければ、グラニュー糖でも三温糖でも少し足せばいいと思いますね。


<今日の1曲>

「時をかける少女」を観てから、日に日に切なさが増して来て(笑)、ついにAppleMUSICで原田知世版と松任谷由実版を両方ダウンロードして、朝、昼、夜と聴いています。

原田知世版・・危うい音程でも、主人公の声なので切なさがこみ上げます。

松任谷由実版・・さらりと歌い上げすぎかな。でも、さすが自分の曲、説得力あります。

しかし、この曲、映画を観てないと歌詞の意味が分からないと思うんですけどね・・。

 

2020年5月6日(水:祝

 <今日のチャイ

今日は、アイスチャイ(4杯分)の作り方を細かく説明してみます。アイスマサラチャイも同じ作り方でできます。

リーフ

神原チャイ、あるいは(神原ブレンドの)マサラチャイ:12g

スケール ブリタの浄水:250cc、セブンイレブン牛乳(乳脂肪分3.5%〜):400cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから4分煮る。
 

ガスコンロ。手鍋は16cmのホーロー。三温糖24g。

※三温糖はアイスチャイの場合一人当たり6gですが、甘党の人は7gにしてください。冷めると甘く感じなくなるので。

アイスチャイ1 水が沸騰したら少し火を弱め、写真のような感じ(真ん中は静か目で周りに泡が出るぐらい)で2分煮ます。
 杯数が増えても、この茶葉を煮出す時間は2分で大丈夫です。
アイスチャイ3

牛乳と砂糖を足したら強火にして、溢れる前に火を弱くして、少しポコポコと泡立つぐらいの時点の写真です。ただし、このまま放っておくと膜が張るので、時々混ぜてください。

 全然泡が出ないとダメだし、出過ぎるとあふれるので、ここのコントロールができる人は中級者だと思っていいですね。(笑)

 

アイスチャイ3

 ガラスポットを使う場合は、必ず耐熱かどうかを確かめてね。100均とかのはダメですよ。(実は僕は100均で買ったあとで耐熱じゃないと気づいた。今回使ったのはダイエーで300円弱のもの)

 ボウルにガラスポットを置いて周りに氷を敷き詰めて水を足します。(ってそれぐらい誰でも分かる!)

 チャイが出来たら必ず急冷してください。自然に冷えるまで待ってたらチャイがマズくなります。10分ぐらいで冷めます。

 しばらくすると、牛乳の膜が張るので、スプーンで取っておきましょう。

アイスチャイポット

冷めたら蓋をして冷蔵庫へ。1日寝かすとおいしくなります。

 このガラスポット、薄くてすぐに割ってしまいそうな悪い予感がします。耐熱プラスチックの方が良さそう。蓋もきっちり閉まらないし。

というわけで、昨日の夜作っておいて、今朝飲みました。氷が溶けても濃厚ですよ。神原ブレンドのマサラチャイなら、さらに美味しい!

アイスチャイ完成

「マツコの知らない世界」で、マツコさんが飲んでいたアイスチャイのグラスは、これよりもう一回り小さなグラスでした。持って行った僕のでは、どうせ飲み干すだろうし、お腹がダブダブになるからとスタッフの方が小さいのを買って来てくれてたんですよね。僕の持ってるグラスのサイズしか知らない人は、あの番組を見て「マツコさんが持つとすごく小さく見えた!」って言ってましたが、本当に小さかったんです。(笑)

さて、チャイを初めて作られている皆さん、洗い物大変でしょうけど、これが「アナログのいいところ」なんだと前向きにお考えください。(笑)
 下の写真のように、水を張るのが一番ですが、このあと茶こしに茶葉を流して三角コーナーに捨てた後、3Mの「スコッチブライト ハイブリッド (オレンジ)」でこすれば、鍋に傷がつかず楽に茶葉を落とせます。

洗い物 スコッチ

 でもね、僕はどうしているかというと、チャイをグラスに注いだらすぐに洗い物を済ませます。ハイブリッドで洗い終わったら、チャイがちょうど飲み頃の温度に下がっているからですね。


<今日の1曲>

Don't Let the Sun Go Down on Me / オリータ・アダムス

この曲はエルトン・ジョンのトリビュート・アルバム「Two Rooms」に入っていた曲で、エルトン版より感動しました。歌い上げてます。ちなみに、オリータ・アダムスの他の曲は全く知りません。

 

 

2020年5月5日(火:祝

 <今日のチャイ

前田さんから頂いたもうひとつのルフナのサンプルの試飲です。等級はFBOP(Floweryな=香りのよいBOP)という意味ですね。
BOP(Broken Orange Pekoe)とはいっても、ディンブラなどの高地産茶のBOPとは大きさがまるで違っていて、かなり大きめなタイプです。今の「神原チャイ」に使っているのとほぼ同じサイズだというほうが分かりやすいかな。
 これ単品だと、「チャイにするには値段が高いです。」という前田さんのアドバイスがあったので、最初からCTC紅茶をブレンドして飲んでみました。

リーフ

ルフナ紅茶(FBOP)とロイヤルミルクティーブレンド:3g

スケール ブリタの浄水:120cc、大地の響き(いかるが牛乳:乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ3分煮て、牛乳を加えてから3分煮る。
 

IH調理器。手鍋は16cmのホーロー。三温糖5g。

う〜ん、美味しいですね。やっぱりCTCの大粒とルフナのBOPのブレンドは、僕の定番になりつつあります。嫌味がない。これに尽きます。薄くもないし、濃過ぎることもない。これで安かったら文句無いんだけどなぁ。(笑)
 とりあえず「神原ブレンドSP2」の候補に置いておこう。

 

<今日の1曲>

「川の流れのように/テレサ・テン」

なんとなく、聴いてみたくなって。

 

2020年5月4日(月:祝

 <今日のチャイ

先週の木曜日の続きで、前田さんから頂いたアッサムCTC(サンプル)の試飲です。

リーフ

アッサムCTC紅茶(BP1):3g

スケール ブリタの浄水:120cc、大地の響き(いかるが牛乳:乳脂肪分3.5%〜):100cc
時間 鍋に水と茶葉を入れ3分煮て、牛乳を加えてから3分煮る。
 

IH調理器。手鍋は16cmのホーロー。三温糖5g。

 このCTC紅茶は粒が小さい。一般的に、粒の小さい物は香りがほとんどありません。ティーバッグのブレンド用として作られているようなので、これでいいんだと思います。
 この「BP1」も自己主張しない茶葉で、香りも味も印象が薄い。でも、逆にブレンドしやすかったりします。一応リストには入れておこう。

<今日の1曲>

「To the Aisle / Five Satins」 (1956)

ドゥワップといえば、ファイブ・サテンズ。なんか、上品なんですよ。
ちなみに「Aisle(アイル)」とは通路のこと。何の通路かというと・・・
詳しくはこちらをどうぞ。

1980年のライブはこちら  振りつけがいい。

「The Satins」になってからのライブはこちら  味がありますねぇ。

 

2020年5月3日(日

 大林宣彦監督の作品が観たくなって、初見ですが「ねらわれた学園」を見始めたんだけど、15分で観るのを止めました。なんか違うなあ。じゃあ、こっちはどうだ?ということで、こちらも初見の「時をかける少女」を観たら・・・面白い。どっちも摩訶不思議な大林ワールドなんだろうけど、僕はこっちの方が好きだな。切なくて感動しちゃったなあ。

 原田知世には興味なかったけど、この映画は彼女のために大林監督が作った愛の映画なんだと、エンドロールを観て思いました。これは必見ですね。また観るかもしれない。

ということで、<今日の1曲>は、原田知世の「時をかける少女」にしようと思ったんだけど、音程狂ってるので止めといて、「ねらわれた学園」からの曲にします。

<守ってあげたい/松任谷由実>
 

 

 

2020年5月2日(土

 <今日のチャイはお休み。

<今日の1曲>

「A Love Like Yours (Don't Come Knocking Everyday)」

 モータウンのガール・グループ、マーサ&ザ・ヴァンデラスの曲です。
1963年にリリースした「ヒート・ウェイヴ」(全米4位の大ヒット)のB面がこの曲。

 知ったきっかけは、アイク&ティナ・ターナーのアルバム「リバーディープ・マウンテンハイ」(1966年)に入っていたこの曲を聴いたことでした。「リバーディープ・・・」とは逆に、ゆったりとした曲調の中に、フィル・スペクターの「ウォール・オブ・サウンド」の神髄を感じたのでしたが、その原曲がこれですね。どちらも好きです。

 

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