[ 神原通信 ]

 

2020年7月30日(木

<チャイにおもうこと・・令和編

テレビに出た後、ネットで「マツコ チャイ 神原」で検索をすると、得体のしれないページがわんさか出てきて、最初はビックリしました。僕に何の了解も無く「神原って誰?」「年収や家族構成は?」等々のタイトルがズラズラズラッと出て来るんです。そんなの調べても分かるわけないんだけど、興味本位のタイトルでサイトに呼び寄せ、来たお客さんの数によって利益を得る人の何と多い事か・・・と知りました。

そんな中、「マツコの知らない世界『チャイの世界』ネタバレあらすじと感想!2020年3月24日放送」が、他のページに比べて上手にあらすじをまとめてくれていて、「ああ、そういうシーンあったな」とか思い出させてくれるので、ここだけは時々読み返したりしています。

そのページの最後の「感想」が面白かったのでここで取り上げてみます。

「チャイは女性が好むものというイメージでしたが、男性がしかも65歳という年齢で、チャイを愛し、40年も飲み続けていることに驚きました。
チャイはミルクティーのようなイメージでしたが、神原さんのお話を聞いて全く違うことに気づきました。いろんなチャイにチャレンジしてみたいと思います。
特に、チャイぜんざいを食べてみたいと思いました。」

僕は喫茶「カンテ・グランデ」で働いていなかったら、紅茶を知らずにいたかもしれません。

カンテと出会う前は、「紅茶って渋くて飲みづらいもの」と思ってた、そこらへんにいる缶コーヒーを飲んでる普通の兄ちゃんだったんですが、カンテで本当の紅茶の飲み方を教わってからは「紅茶ってミルクをたっぷり加えると全然渋くなくて飲みやすいもの」に変わったんですよね。それにカンテでは女性的な飲み方をしなかったことも影響しています。花柄模様のティーカップとか、ポットにかぶせるティーコージーを使ったりとか、お上品なケーキセットといったものからすごく遠いところにいましたからね。
なんの変哲もない白のティーポットとティーカップ、ポットにティーコージーも無しで蒸らし、おお振りの飾り気のないバナナケーキをほおばりながらミルクティーをガブガブと飲み干す、というのがカンテのスタイルでしたから。それに、チャイにしても、食事の後とかケーキと一緒に飲むとかじゃなくて、インド人のように、友人や知人が来た時に、しょっちゅう単独で飲んでいましたから。
そのチャイも、飲み始めた当初は、ちょっと濃いミルクティーぐらいにしか思わなかったのですが、煮込み時間がどんどん長くなるにつれて、ミルクティーとは別の次元のもののように思えて来たんですよね。

イギリス式のミルクティーは完成された味が魅力なんだけど、インド式のチャイはまだまだ開発途中で未完成というのも僕の探求心をくすぐりました。他人より少しがんばれば「神原オリジナルのチャイ」が作れるんだから、それは僕にとってはとても楽しい事のように思えたんです。実際、丁寧にチャイをいれると、みんなが「これがチャイ?!」とビックリしてくれるんです。みんなを驚かせたいという欲求が、40年も続けて来れた理由なんですよ。

さて、「金(かね)の匂いがする」とマツコさんに言われた「チャイぜんざい」。番組収録後、プロデューサーの方に「真似されますよ、きっと。」と言われたのですが、まだどこかで始まったっていう話は聞きませんね。(笑)

 

 

 

2020年7月28日(火

<今日のチャイ

「ソレドコ」のコメントは概ね好意的なものが多いのですが、中には「ナニコレ?」というものもちらほら見受けられました。知らない人なら何を言ってもいいのか!って。(笑)

例えば、

★一万杯とか大仰なことを言ってる割には、茶葉の産地に無頓着だし、シナモンもカシアかセイロンか書いてないし、何だかな

すいませんね、書き忘れて。

★大げさなタイトルなので読む価値なし

むかついてるみたいで、すみません。

★チャイの茶葉は安ければ安いほどいいので、ホームセンターで50袋100円で売ってる怪しいティーバッグでいい。解くと中から粉が出て来るやつ。あれが正統なチャイの茶葉。

死ぬまでその「正統」を守り続けてください。

★○○紅茶かー。100個入りティーバッグが不味すぎて自分で買った飲食物を生まれて初めて捨てたといういやな思い出が・・・。今は美味しくなってんのかな。

僕も貧乏学生の頃、安売りのティーバッグを買って後悔したことありますが、信用を取り戻すにはそれなりの時間がかかるという教訓ですね。しかし、僕はカンテ時代、○○紅茶さんと何年にも渡って取引していましたが、それなりにいい物は持っていて、それなりに高い金額でしたし、選び方の問題なんですよね。「値段相応」を知るには最適でした。当時は、○○紅茶さんの極上のダージリンやディンブラをお客さんに勧めて喜んでもらえていましたし、今も美味しいですよ、ロイヤルミルクティブレンドに関しては。

★○○紅茶なんて買うもんじゃないと思うけど・・・

そういうことを言うもんじゃないと思うけど・・・

好意的なコメントが「天使のささやき」のように思えますね。(笑)

さて、気を取り直してチャイでも飲もう。
今日は、ルフナ+ロイヤルミルクティーブレンド+神戸チャイワラのブレンドで1杯。
意外といけるな、これ。

 

<今日の1曲>

昨日、田中さんからメールが来ました。

「弘田三枝子が亡くなりましたね。
今日のYouTubeはカラオケ用なんですが、途中で出てくる弘田三枝子が可愛いい!!

「人形の部屋」

それから、私はこの頃の浅丘ルリ子が一番美人だなーって思ってて、
ルリ子さんが見たくて、しょっちゅう、これ、カラオケで歌ってました。」

弘田三枝子も可愛いけど、浅丘ルリ子、美人ですね!!ところで、この動画はなんだろう?映画かな?と思って調べたらTV番組でした。

「白い滑走路」は1974年4月5日から9月27日までの26話連続で、TBS系列で放映されたテレビドラマ。田宮二郎主演の「白いシリーズ」の第2作である。(Wikipedia)
浅丘ルリ子は特別出演ということで、2話(18と19話)に出ています。まだまだ映画スターはテレビには出て来ない頃だったので、特別出演になったんでしょうね。「孤独な国際線旅客機パイロットの愛と苦悩を描いたメロドラマ」う〜ん、ちょっと興味ないなあ。(笑)

この作品から遡る事2年、もうひとつの田宮二郎主演のドラマがありました。こちらもTBS系列で1972年2月24日〜6月29日に放送されたものですね。
田宮二郎のテレビドラマ初主演作品で、東京にあるという設定の架空のスーパーマーケット「プラネット」が舞台。

あらすじは「転勤が決まったスーパーの店長・今西健太郎(杉浦直樹)は、妻・節子(栗原小巻)を残していくことが気がかり。新店長・三友竜一(田宮二郎)は引越しの荷物を今西家に送りつけてきたまま予定の日も姿を見せない。無礼な男だと今西は思いながら任地へ出発する。その夜、三友は髭面でしかも酔っ払って今西家を訪れて節子たちを呆れさせる…。「流通革命の先兵」といわれたスーパーマーケット「プラネット」を舞台に、営業不振で大阪転勤を命じられたスーパーの店長と、立て直しに派遣された新店長、それにラブ・ロマンスを絡ませたコメディ・ドラマ。」【以上、チャンネルNECO広報資料より引用】

コメディだったのか!そんな記憶はないぞ。
他に山本陽子、石立鉄男、前田吟も出ています。

脚本が山田太一(第1話〜第5話、第15話、第19話)、ジェームス三木(第6話〜第13話、第19話)なので、面白かったという記憶がありますね。

当時、僕は落ちこぼれの高校3年生で、同じ高校の唯一の友達、藤本くんと学校の帰りに公園に寄ってベンチに座り、長々と昨日観た「知らない同志」のどこが良かったかを暗くなるまで話し合ったものでした。(さみし〜い)

 

 

2020年7月27日(月

<今日のチャイ

今日はチャイのブレンドを変えて、ルフナ+ロイヤルミルクティーブレンド+ワグバクリ(アッサムCTC)でプレーンチャイを作ってみました。

ワグバクリ

このワグ・バクリ、インスタでも紹介しましたが、「神戸チャイワラ」と同じメーカーのもので、僕はミルクティー用として愛飲していますが、今回はチャイのブレンドにも使えるかなと思いやってみました。

結果は・・・あっさりしていて僕は好きだけど、ストロングなチャイを好む人にはちょっとインパクトが弱いかな。

<今日の1曲>

今日は、リスナーの田中さんと掛け合いっぽく進めて行きましょう。

田中「最近、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」(1972)を偶然、ラジオで聴いて、イントロのメロディーが、とても気に入りました。森田公一(作曲)ですね。
どこかで聴いたことあるような、懐かしいイントロ・・・
スローなイントロから、段々曲調が変わっていくのですが、この曲全体を聴いたことがなかったので、発見でした。」

神原「ふむふむ、森田公一、いいですねぇ。「青春時代」(1977)が一番好きかな。この歌の歌詞はすごく恥ずかしいんだけど、なんか聴いてしまうんですよね。「あの鐘を鳴らすのはあなた」は僕もそれほど興味なかったので、今回フルで聴いてみました。なかなか盛り上げてますね。(笑)」

田中「それから、神原さんが7月6日の<今日の1曲>で、「ドリーミング・ガール」を取り上げていらっしゃいました。
山下達郎版は聴いたことありましたが、尾崎紀世彦版は初めて聞きました。
ホント、良かったです。
その流れで、「また逢う日まで」を聴いちゃうわけですが・・・

この曲は、CMソングで槇みちるという人が歌うがお蔵入り→70年にズー・ニー・ブーが「ひとりの悲しみ」としてシングル発売も不発、その後、尾崎紀世彦用に歌詞を書き直して、発売、ヒット、という歴史があったということが分かりました。
ズー・ニー・ブー????初めて聞くグループです。」

神原「なんですと!ズー・ニー・ヴー(ブーではないらしい)を知らない!「白い珊瑚礁」です。名曲です。「 1968年春に結成し、1971年解散」ですからねぇ、知ってる方が少ないし、この曲以外僕も馴染みがないか。」

田中「色々調べていたら、このようなブログに行き当たりました。
https://ameblo.jp/natibatiyi/entry-12162873230.html?frm=theme
このブログの記事に出ている、寺川正興は、「あの鐘を・・・」のべースも担当されれているようです。
こういうの調べてると、色々発見があるし、表に出る歌手を支える才能溢れるミュージシャンが本当にたくさんいらっしゃるんだと、改めて思います。」

神原「そうですよね。松田聖子「夏の扉」のギタリスト:今剛(こんつよし)がすごいみたいですよ。僕は楽器がダメなので分かりませんが、Wikipediaによると
「スタジオミュージシャンの今剛が弾く間奏の2回目のエレキギターのソロパートの難易度が高く、発表当時の生演奏の歌番組では演奏を失敗した回や、奏者が演奏しやすいように独自にアレンジした回などが多く見られた(歌番組では大半が2番を省略し、2回繰り返す間奏を1回に短縮)。」というからすごい!(笑)

それから、僕も「また逢う日まで」の『(元歌が)CMソングで槇みちるという人が歌ったけどボツになった』というのは初めて知りました。 槇みちる自体良く知らなかったので調べたら、僕の一つ上の世代ですね。今はYouTubeやWikipediaがあるからホント便利だし面白いですよね。

さて、<今日の1曲>を何にしようかなぁ、と考えた末、やっぱりこれですね。」

「白いサンゴ礁 」(1969年4月1日発売) 作詞:阿久悠 作・編曲:村井邦彦

僕は14歳、中学3年生になったばかりでした。

 

2020年7月24日(金

<チャイがアメリカで流行りつつある事実>

ニューヨークの菊池さんから、
「先日行ったちょっとグレードが上のスーパーマーケットで、チャイの濃縮ミックスのバリエーションが結構揃ってました。チャイの定義がちょっと誤解されてる感じもありですが、ちょっと時間とお金に余裕のある人々の間では、確実に広まってるように感じました。」

ということで、写真を送ってもらいました。

TAZO

(左)「TAZO」
Chai Latteと表記
バニラキャラメルと紅茶とスパイス

(右)「The Chai Campany」
Harbal Spiced Teaと表記
Made in CANADA

rishi

 

(左)RISHIブランド「CHAGAチャイ」・・DANDELIONROOT、COCOAという文字が見えます。
(中)RISHIブランド「マサラチャイ」・・・CARDAMON、GINGER ROOT
(右)RISHIブランド「ターメリック&ジンジャーチャイ」・・レモンという文字も見える。
いわゆる「ゴールデンチャイ」ですね。8ドルってすごい。

オレゴン

 

(左)OREGON CHAIブランド「CHAI TEA LATTE」・・ハチミツとスパイス入り紅茶
(右)「CHAI TEA LATTE」カフェインフリー・・こちらはルイボス茶使用

オレゴン

 

(左)OREGON CHAIブランド「CHAI TEA LATTE」・・これもハチミツとバニラ、アメリカ人てバニラ好きですよね。インドにバニラチャイなんて無いし。
(右)「PACIFIC CHAI」・・トロピカルドリンクですね。デカフェだし、バニラだし、スパイスって付けたしだと思います。

これからは、アメリカ人の家で「チャイ、飲む?」「ホットでね。」とかって会話が生まれるんですね。冷蔵庫からチャイを出してカップに注ぎ、電子レンジでチン!「美味しいね!」とか。ここでいう「チャイ」とは、ミルクを混ぜた飲み物の総称であって、文化ではないです。しかし、なんで「チャイ・ティー」って言うんだろう。そこが分かりません。「チャイ・ラテ」っていうのも変だし。昔、カンテでチャイのことを「炊き込みミルク茶」って言ってたことがありましたが、そういうノリなのかな。菊池さんには、どれかを飲んだ感想を送ってもらうことになっています。乞うご期待。

 

2020年7月22日(水

2017年3月に発売された拙書『チャイの旅』のAmazonでの販売が終了しました。他のWEBサイトも同じく在庫なしのようです。第1刷が3,000部で、第2冊が2,000部。合計5,000冊が売り切れたということですね。ありがたいことです。3年の間に世の中も変わったし、僕も変わりました。これ以上増刷するには内容的にちょっと古い部分が出て来たので、これも致し方ないかな。

その代わりというか、このタイミングで「ソレドコ」にチャイのレシピが載せられたのはラッキーでした。それに、インスタでお知らせしたせいか、かなりの人にアクセスしてもらったようで、上位にランキングされているのは日頃の行いが関係しているのかな?(笑)

ちなみに、Amazonでは中古が何冊か出ていますが、なぜだか新本より高くなっています。1750円+送料で2,000円強。まだまだ、需要があるみたい。

 

<今日のチャイ

最近、作り方を微妙に変えました。「どこを?」

「いや、言う程のこともないんですが、IH調理器で1杯点てする時に水を120ccから130ccに変えたと・・ま、それだけです。」

「えっ?水ってもともと130ccでしたよね?」

「そうなんだけど、今年の初めぐらいから120ccにして火力を少し抑え気味にしてたんだけど、130ccに戻してガンガンに煮ると出来上がりが120ccぐらいになって、その方が(今は)美味しく感じるようになってきたんですよね。」

「微妙すぎて、分かんない!」

 

<今日の映画>

「キック・オーバー」(2012)

製作・脚本・主演、メル・ギブソン。彼の主演する映画を久しぶりに観ましたが、面白いです。かなり御都合主義の映画ですが娯楽作としては上等です。テンポが早過ぎて話が掴めませんが、そんなのどうでもいい。舞台がメキシコっていうのもあって、「ワイルドバンチ風」の場面もあって楽しめました。

 

 

2020年7月13日(月

<今日のチャイ

ソレドコ

今日から「ソレドコ」(ネットの読み物)で、僕の「カレーづくりのスパイスも活用できる。1万杯のチャイを飲んだ男が教える、自宅で絶品チャイをつくる方法」というページが公開されました。

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【ソレドコ】とは・・・
「何かにハマるって面白い!何かにハマってる人も面白い!
ソレドコでは、沼にはまるかのように、何かに夢中になっている人たちの、沼を集めました。
その道に詳しい沼人たちの語りは、あなたの『沼探し』に繋がるかもしれません。誰かがはまった沼の世界をちょっと覗いてみましょう!
ソレドコは、楽天市場と株式会社はてな編集部がお届けしています。

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初心者でも中級者でも達人でも、このページを読めば美味しいチャイが出来るというページになっています。

それから、先週の土曜日に放送された「人生最高レストラン」で、ファーストサマーウイカさんが、チャイの店「カンテ・グランデ」を紹介されていましたが、彼女のお父さんが働いていたカンテ・グランデ中津本店の写真も載っています。当然ながらそのお父さんは僕の後輩なんですが、ウイカさんの事はその放送の翌日まで知りませんでした。人生色んなことが起こります。(笑)

ということで、今日のチャイは何を飲もうかな?と考えた末、「神原チャイ」のスタンダードを2杯点てで飲むことにしました。(いつもと一緒じゃん!)
ああ、おいし。

 

<今日の1曲>

そろそろ今聞いているプレイリストも飽きて来たので、目新しいのはないかとAppleMUSICで探したら、ありました、ありました。ジョン・ハイアットが。

このジョン・ハイアット、日本語のwikiがないぐらい、日本人には馴染みがない。
1952年生まれなので、現在67歳。シンガーソングライター&ミュージシャンというのが肩書きです。
音楽活動を始めたのが1972年で、最初のレコードは1974年に出ています。芽が出たのは1987年のアルバム「 Bring the Family」から。バックバンドに、 Ry Cooder, Nick Lowe, そして Jim Keltnerを配しているんだから、売れないわけが無い。ま、それぐらい通受けする人だったようですね。

しかし、かく言う僕も彼の事をさほど知らず、ライ・クーダーの「アクロス・ザ・ボーダーライン」の共作者ぐらいにしか思っていませんでしたが、友人の高田くんからベスト盤を借りたのが2000年を越えたぐらいだと記憶しているけど、独特の叫ぶような歌い方は日本人には無理!だなあとは思いましたが、聴いて行くうちになかなか人間味のあるうたいっぷりだなあと評価が変わりました。だけど、ボーカルの暑苦しさに負けて、ここ最近は全くベスト盤を聴く事を避けていました。

しか〜し、AppleMUSICはすごい。毎月980円を支払えば、ジョン・ハイアットでさえ全アルバムが聴けてしまう。というわけで、今回は3枚のアルバムをダウンロードして聴いてみました。どれも初拝聴です。ベスト盤にはない味わいがあってどれも好きですね。

1987年「Bring the Family」
1988年「Slow Turning 」
1990年「Stolen Moments 」

「Bring the Family」は売れたアルバムなので、聞き応えはありますね。久しぶりに全曲聴いてみたい欲求にかられました。普通なら、途中で止めたりするんだけど。

「Slow Turning 」は、プロデューサーにグリン・ジョンズを迎えているので、音がすごくクリアになってます。特にアコースティック系とドラムがピッカピカですね。グリン・ジョンズって録音にすごく拘りがあって面白い(というか職人というか素晴らしい)人です。

「Stolen Moments 」は、これもグリン・ジョンズなんだけど、ちょっと普通に戻ってる感じ。

で、今日の1曲はというと、「Stolen Moments 」からの曲で

「 Bring Back Your Love To Me」

この曲は元々はEarl Thomas Conley(1990)に提供した曲だったのを、セルフカバーして、ドゥーワップ風に仕上げてあります。バックコーラスはライ・クーダーでおなじみの3人組で、これがまたいい味出してます。高田くんに聴かせてあげたいけど、AppleMUSICはコピーが出来ない!!んですよね。当たり前だけど。残念。

 

2020年7月8日(水

<今日の1曲

「セイシェルの夕陽 ‐ Seiko Matsuda」

わけあって、6月28日に放送された「風の譜〜福岡が生んだ伝説の編曲家 大村雅朗〜」を今日観ました。
食い入るように画面を見つめた1時間20分。無口な、笑顔の素敵な方だったようで、「SWEET MEMORIES」での作曲のエピソードが微笑ましくもあります。
今日は、スタジオで一緒に仕事をされた方のお薦めの曲をどうぞ。

 

 

2020年7月6日(月

<今日のチャイ

ジンジャーチャイは冬の飲み物だと思っている人がいるかもしれませんが、生姜は冷房で冷えた身体にも効くのです。年中冷え性の人にも、ね。僕は冷え性ではないですが、今日はジンジャーチャイをホットでいただきました。

今日の生姜はみじん切り。ラップに包んで仕事場へ持って行きました。実は仕事場でもチャイが飲めるようにIH調理器を持ち込んでいます。ただし、冷蔵庫がないので保冷バッグに牛乳を入れて持って行くのです。仕事の前に30分早く出勤してポットのミルクティーをまず1杯。チャイはお昼の掃除や散水を済ませた2時ぐらいから。

生姜は茶葉と一緒に入れて煮立て、砂糖はチャイが出来上がって火を止めてから鍋に入れます。僕はやっぱり、出来あがった後に入れる派ですね。砂糖を煮ると味が変わってしまいそうで。
洗い物を済ませてから飲み始めると、ちょうどいい具合に65〜70℃ぐらいに下がってるからこれぐらいが一番美味しいですね。今日のジンジャーチャイもぴたり130ccでした。


<今日の1曲>

「ドリーミング・ガール」作詞:松本隆 作曲:山下達郎

山下達郎って、作詞作曲編曲およびプロデュースすべてをひとりでこなすというイメージしかなかったので、松本隆作詞というのはちょっとびっくり。なぜそうなったのかの経緯はWikipediaに詳しく書いてあります。興味のある方は是非。いい曲です。

この曲をカバーした「尾崎紀世彦ー(山下達郎)DREAMING GIRL」もいいですね。
ふたりとも声量が半端ない。

 

2020年7月5日(日

2週間程、ブログの更新をさぼっていましたが、ちゃんとチャイは飲んでいました。(笑)
ただね、急に映画が観たくなって10本ぐらい観てたら、書く気がしなくなってほったらかしていたんです。ああ、映画は僕をダメにする。

「透明人間」・・・1933年の白黒映画(途中で飽きて来たけど全部観た。)

「ガス人間第一号」・・・1960年12月11日に公開された、東宝製作の変身人間シリーズ。監督は「ゴジラ」の本多猪四郎。特撮はもちろん円谷英二。八千草薫のオーラがすごい。三橋達也がうまいし、土屋嘉男がいい味出してます。

「マタンゴ」・・・言わずと知れたカルト・ムービー。本多猪四郎の、1963年8月11日に公開された日本の特撮ホラー映画。変身人間シリーズの番外編的作品で、何回観てもよく出来てて飽きない。
「 出演者たちが食べる劇中のキノコは蒸し菓子(米粉を練った和菓子素材)で作られており、食紅などで色がつけられていた(「新粉細工」と呼ばれるもの)。菓子は風月堂が映画用に作っており、毎朝撮影所に蒸したてが届けられた。そのままでは味気なかったため、土屋の提案で砂糖を加えて食べやすくしたところ大変好評で、水野久美は特に気に入って食べていたといい、スタッフたちも撮影の合間につまみ食いをしていたという。」
(Wikipedia)

「ハドソン川の奇跡」(2016)・・・クリント・イーストウッド監督作で、いかにも彼らしい落ち着いた描き方で満足、満足。実話と映画は違うらしいけど、リアリティーあります。

「ストーリート・オブ・ファイアー」・・・1984年製作のアメリカ映画。西部劇の形式を踏襲したロック映画。人が一人も死なないという珍しいアクション映画である。(Wikipedia)
公開当時観たような記憶もあるが、観てないような気もした。ま、それぐらい後に何も残らない正真正銘の娯楽作品ですね。監督がウォルター・ヒル、制作がローレンス・ゴードン(ダイ・ハード)という男臭い映画です。ウィレム・デフォーが好きです。撮影はシカゴでしたらしい。だいたい高架が出て来るとシカゴですね。スパイダーマンもそうでした。

「失われた週末」・・・第18回(1945年)のアカデミー作品賞、アカデミー監督賞(ビリー・ワイルダー)、アカデミー主演男優賞(レイ・ミランド)、アカデミー脚本賞(脚色部門:ビリー・ワイルダー、チャールズ・ブラケット)を獲得した作品である。(Wikipedia)
レイ・ミランドって男前なんだと改めて気付かされた映画でした。それに演技がうまいし。「テルミンを映画音楽において初めて使用したミクロス・ロージャの音楽も観客に異常な緊張感を与え、スリリングでさえもある。」(Wikipedia)

「ロケットマン」・・・2019年のイギリス・アメリカ合衆国の伝記ミュージカル映画。
面白くなかったけど、バーニー・トーピンとの間柄がよく分かってそこは面白かった。

「アントマン」(2015)・・・スーパーヒーローもの。評判がよかったので以前から観たくて今回Amazonでレンタルしました。理屈抜きで面白かった。監督の趣味かもしれないけど、登場するオモチャ類がけっこう可愛い。続編も観ようかな。

「アップグレード」(2018)・・・バイオレンスアクション・ホラー映画。監督・脚本は『ソウ』シリーズで知られるリー・ワネル。『ソウ』は怖そうなので観てないけど、これは面白かった。エグいシーンあるけど。Amazonプライムだし。「本作は批評家・観客双方から賞賛されている。」らしい。かなり低予算ぽいので、役者がC級なのが残念。ところで、この監督で今年「透明人間」という映画が公開されましたが「批評家から絶賛されている」そうです。日本ではもうじき公開だソウです。

 

<今日のチャイ

アイスチャイブロック

これが、インスタで紹介した「アイス・ジンジャーチャイ・シェイク」に使われた「アイスチャイブロック」。
これを100gとアイスチャイ100ccとジンジャーシロップ大さじ一杯と生姜のみじん切り10gと氷2個をミキサーに入れて撹拌すると出来上がります。
これすごくおいしいんだけど、前準備に1日かかるので、気合いの入った人にしかお薦めできないですね。ジンジャーシロップも必要だし。でも、冷たくても身体が温まるから不思議。

 

<今日の1曲>

高田くん、こんばんは。

今日YouTubeで曲を探していたら、70年代の面白い曲を見つけました。

「Tom Jans - Struggle In Darkness」(1975)

これ、知ってた?僕は名前も知らなかった。で、この曲の入ってるアルバムは「子供の目ートム・ジャンス」って日本盤の帯には書いてあるけど、トム・ヤンスって読むらしい。

なによりアルバムのクレジットがすごいんだけど、

Credits:
Acoustic Guitar - Fred Tackett, Jesse Ed Davis, Lowell George, Tom Jans
Backing Vocals - Herb Pedersen, Lovely Hardy, Valerie Carter
Bass - Chuck Rainey, Colin Cameron

Drums - Harvey Mason, Jeff Porcaro, Jim Keltner
Electric Guitar - David Lindley, Fred Tackett, Jerry McGee, Tom Jans
Slide Guitar - David Lindley

Executive Producer - Lowell George
Organ - Mike Utley
Piano - Bill Payne, Tom Jans

Producer - John Haeny, Tom Jans

プロデューサーがローウェル・ジョージ、ピアノがビル・ペイン、スライドギターがデビッド・リンドレー、ドラムがジム・ケルトナー等々って、ウェストコースト全盛の頃だよね。でも、なぜ、僕が知らなかったのかが分かんない。毎月「ニュー・ミュージック・マガジン」買ってたし、せっせとレコード屋巡ってたのにね。

「music and others」というサイトにトム・ヤンスやこの曲のことが詳しく書かれていますので一読をお勧めします。

YouTubeで全曲聴けるわけではないけど、 久しぶりに学生時代に戻って清々しい気持ちになりました。



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