[ 神原通信 ]

 

2019年2月6日(水)

<ブルース兄弟>

 先週の日曜日、暇つぶしに、映画「ブルース・ブラザーズ」を観ました。昔観た映画のオープニングというのは往々にして憶えていないもので、「こんなんだっけ?」と思いながら観ましたが、やっぱり面白いなあ、この映画。
 監督のジョン・ランディスはかの有名なマイケル・ジャクソンの「スリラー」を撮った人ですが、この映画ではまだ素人っぽさが残っていて、そこが初々しいと言うか、好きで作ったというか、バカバカしいけど今観てもけっこう笑えます。

 さて、今回は「アッサム茶」のお話。

 今から200年ほど前まで、まだ「紅茶」という商品がこの世になく、お茶(主に緑茶)の製造と販売を中国が独占していた時代がありました。中国では紀元前から作り続けて来たお茶の製法を門外不出にしていましたから、中国以外の国々は、そこから買うしかなかったのです。
(例外的に日本には茶葉を蒸して作る製法は伝わりましたが、鎖国を続けていたため貿易量は少なかったですし、ヨーロッパの人たちは中国緑茶や烏龍茶のような釜で炒る商品に魅力を感じていたようです。)

 その頃、イギリスではお茶が国民的飲料として普及していたことと、インドのアッサム州を併合してイギリス領としたことで、茶の供給を中国への依存から、植民地における栽培へと転換を図るべく計画を練ることになります。アッサム州は、中国やミャンマーに近く、そこを探せば中国で栽培されている茶樹に近いものがあるのではないかと考えたからでした。

 長年の探検の末、ついに1823年、アッサムの奥地で野生のチャ(の樹)を発見したのです。それがブルース兄弟でした。ただ、その茶葉は、中国茶葉とは品種の違うもの(アッサム種)だったので、兄のロバートの死後、弟のチャールズが試行錯誤の末にその茶樹を育て上げ「アッサムティー」を生み出したのでした。その後は、中国種との交配によって少しずつ品質を上げ、尚かつ機械化を推し進め、大量生産が可能となり、それとともに、自分たちの好みが緑茶ではなく、もう少し発酵を進めた烏龍茶であることがわかり、研究の末、完全発酵の紅茶の生産へと移行したのでした。

 僕がカンテに入った頃「茶の世界史」という本でその事を知り、当時アッサム紅茶を独自に輸入していた人から、アッサム茶の茶葉の原寸大のイラストを見せてもらったことがあります。ですが、そのイラストは15cmほどもある1枚の茶葉が描かれていて、同時に中国茶との比較をしていましたが、あまりにも簡単なイラストだったので「ふ〜ん」ぐらいの感想しかありませんでした。

 その後、大阪駅前第一ビルの古本屋で見つけた西洋人が書いたお茶の本を買ったら、そこにこんな写真が載っていたのです。

アッサムちゃえん

 キャプションには、「アッサムのオーガニック茶園での茶摘み風景」とありました。
 見てください、この茶葉の大きさを。20cmはありそうですよね。インド・ダージリン地方やスリランカの茶園(高地)では、中国種の茶樹が高さを揃え整然と植えられていて、1芯2葉(芯芽と一番上の葉と次の葉)摘みをするんですが、この写真では、茶摘みがしにくそうです。

 インドのダージリン地方でも茶葉の栽培をアッサムと同時期に行っていましたが、こちらは中国から茶の樹の苗を密輸し、「密かにヘッドハンティングした茶の職人たちをヒマラヤ山麓の茶の実験農園まで送った」そうです。これは、「紅茶ハンター」と題した本に載っています。アッサムの茶園でも職人たちは中国から「密輸」されたんでしょうね。

 ちなみに、アッサム紅茶の効率的な生産方法として考え出されたCTC製法は、1930年代に考え出されました。アッサム茶が発見されてから100年後のことです。
 それまで行われていた伝統的製法は、中国人の手によってなされていたことを機械に置き換えた製法で、「伝習を基礎として、とりわけ経験と技量、それに嗅覚などに負うところが多いこと」でした。それに対して、CTC製法は「大規模なプランテーション農法による、紅茶の大量生産を前提としていた」ので、機械の自動化を進め「時間、スペース、および労力の節約と、効率よく、スピーディーに、より濃厚な紅茶液を抽出」することに成功したのです。(「紅茶の世界」荒木安正 著より)
 ただし、その生産過程で、あまりにも過酷に茶葉を加工するため、香りの成分が茶葉に閉じ込められず揮発してしまい、香りの希薄な茶葉が出来上がるという欠点がCTCにはあります。

 僕がチャイに香りを求めるのは、カンテでの紅茶体験が元になっています。紅茶には微小ではありますが、独特の良い香りがあります。ダージリン紅茶の香りを筆頭に、セイロン紅茶(ウバ茶等の高地産)の香り、アッサム紅茶(伝統的製法)の香り、チャイに向いているセイロンの低地産紅茶の香りなど、精神をリラックスさせる効果が香りにはあります。「神原チャイ」がCTCだけの茶葉ではなく、セイロン紅茶(低地産)とのブレンドなのはそのためです。
 さらに、少量のダージリン紅茶を加えた「ダージリン・ブレンド・チャイ」は、現在、チャイの為の茶葉としては最高の香りを手にすることができます。

 では、CTC製法の紅茶だけでは美味しいチャイはできないのかというと、そうではありません。その失われた香りの代用としてスパイスがあります。シナモンの香り、カルダモンの香り、マサラ(混合スパイス)の香りなど。味の良いアッサムCTC紅茶に、スパイスの華やかな香りが加われば、チャイを楽しむ幅が広がりますよね。

 これからは、チャイにも、茶葉にこだわる、ミルクにこだわる、砂糖にこだわる、スパイスにこだわる、そんな時代になるんだと思いますね。

 

 

2019年2月3日(日)

<私は、こっち>

 とメールをしてくれたのは五十嵐さん。

「神原さん。
 こんにちは。
 神原通信、読みました。

 私は毎日たっぷりと飲みたいので、スパイス無し派。
 たまに、神原チャイにカルダモン数粒を加えたカルダモンチャイを飲み、明らかに気分を変えたい時はマサラチャイを飲む、そんな感じです。
日常の中にチャイが定着した人ほど、スパイス無しを好むとか?わからないけど。」

 メール、ありがとうございます。
 僕も五十嵐さんに近いですね。
 今は「ワイルドシナモン」に凝ってるので、仕事場で一日に一回はスパイスチャイを飲んでいますけど、もう1杯何もスパイスを入れないチャイを飲むこともあります。ま、自分でブレンドしている茶葉の確認も兼ねているんですけどね。
 毎日、携帯用の魔法瓶に300ccの牛乳を入れて仕事場に向かうんですが、これでチャイが2杯とセイロン紅茶1杯が飲めます。あと、スティック珈琲とか緑茶のティーバッグとか飲むので、お腹がだぼだぼです。(笑)
 お茶の時間のお茶請けで、最近買ったのは、この「ハーシーチョコの抹茶ドーナツ」です。

ドーナツ

 一見美味しそうに見えるんですが、そこが食わせ物です。(笑)
 砂糖は入ってるんだろうけど、僕には全然甘く感じなくて、美味しくないんです。
 売り場で発見したときは、食べたくてワクワクしたんですが、食べてみたら全然甘くない! ショックでした。
 そのせいか、ミスドの「ポン・デ・ヨロイヅカ」が食べたくなりました。

さて、五十嵐さんからは
 「それから、芦屋の神原さん一日店主企画良いですね。
神原さんのチャイが飲めて、神原さん作のサブレも食べられるなんて、近ければ絶対行くのになぁ。」ともメールしてくれました。

 ワークショップもしながら、一日店主もする、果たしてそんなことが可能なんでしょうか?ま、挑戦してみます。(笑)


 
2019年1月30日(水)

<なぜ紅茶は女性に人気があるのか?>

 という質問に答えて、僕の友人:菊池さんは「どうして女性の方に支持が高いのか私が考える2大理由は・・・
 1、甘い物との相性が良い。一般的に女性の方がお菓子類は食べますよね。
 2、繊細な味と淹れ方。コーヒーはコーヒーメーカー使って作りますが、紅茶は今もティーバッグじゃなければやはりポットです。私の男友達などはコーヒーメーカーでお茶入れる人もいます。味に関しては、コーヒーも同じような繊細さあると思うんですが・・・これってイメージの問題ですかね。」

 僕は、カンテで30年以上働いていましたから、1は良く分かります。あま〜いアップルパイを温めてホイップクリームを添えると、煮つめたリンゴの甘みと酸味がクリームで倍増され、それを無糖のダージリンのストレートで流し込む。たまらなく美味しいですよね。2杯目はミルクを入れてゴクゴクと飲むのが僕の定番でした。今でも甘いものにはダージリン茶をよく飲みます。日本茶の感覚ですね。お客さんから「アップルパイには何がいいですか?」とよく訊かれましたが、「もちろんダージリンです。」と答えてました。
 だいたいカンテに来られるお客さんは、ケーキが目当ての女性が多く、9割がた女性でした。今はスイーツ男子とかいますが、昔はケーキセットは女性の特権のようなものでしたから。

 2もわかります。珈琲は香りが紅茶の数倍強いので、あの豆の少し焦げたような匂いが男性にはアピールするようですが、女性には酸味と苦みがダメな方が多く、紅茶の渋みなら大丈夫という人を多く知っています。それに、紅茶の味って微妙ですから、大雑把な男はダメでしょうね。あと、英国風のアフタヌーンティーのイメージが男性には向かないのかも。

 では、チャイはどうなんでしょう?
 インドのチャイはそれ自体が甘すぎてスイーツのようなので、お菓子と一緒に飲むというのは見かけず、単独で飲むのが普通です。それもチビチビと飲みます。
 日本ではどうなのかというと、カンテでは砂糖は後から足す方法を採ったので、チャイはそれほど甘くせず、ケーキと一緒に頂くのが定着したようです。
 昔、女性のお客さんで気になったのは、アイスチャイとこってりとしたケーキのセットを注文する人が多い感じがしました。チョコレートケーキとアイスチャイは、合いそうにないんですけど・・・。ま、好みの問題ですからね。僕はチャイには焼き菓子ですね、やっぱり。アップルクランブルのアイス載せなんかが好きです。

 何でこんな質問をしたのかというと、「紅茶の延長としてのチャイ」を目指す女性はいても、男の人があまり見当たらないので、ちょっと寂しいというか・・・。

 カレー好きの人には男性も多いし、チャイを飲まれる人も多いんですが、そのほとんどの人はマサラチャイだと思うんですよ。
 菊池さん曰く、「スパイス入りは私の弟なんかでもカレー食べた後、あれば飲んでるみたいですが、無しのチャイはロイヤルミルクティーの延長線で捕らえている人多いんじゃないでしょうか。」
 つまり、「スパイス入りチャイとなしのチャイって、飲む層が違うように思います。」と菊池さん。

 チャイが好きな男性・女性の中にも、2種類の「チャイ好き」がいるようです。
 スパイス無し派とスパイス有り派。
 あなたは、どっち?

 

 

2019年1月29日(火)

<今度は芦屋で、一日限りの「Chai Shop」>

 大阪と東京での「チャイの学校」をプロデュースしてくれた奥田さんが、今年も継続して僕の発表の場を提供してくれるべく色々と案を練ってくれています。で、今度は兵庫県。「芦屋にある貸しスペースを知ってるんですけど、神原さんにどうかな?」と奥田さんに紹介してくれた方(ホリカワトモミさん)がいらっしゃって、まず奥田さんがその場所に出向いて僕に合うかどうかをチェックした後、先週土曜日には、今度は僕と一緒にその場所を見に行ってきたのです。

 JR芦屋駅から南に歩き2号線沿いに歩いて10分ほどのところにある「花鏡園」という花屋さんの2階。こんな感じです。

花鏡園

 この日はこの冬一番の寒さでしたが中は暖かく、道路沿いだという事を全く意識させない、アットホームな部屋で、かなり落ち着けました。それもそのはずで、ここは元は料理を提供されていたらしく、今は貸しスペースとしてライブ(アイリッシュバンド等)もやっているとか。木造なので音の反響が良さそうです。

 奥田さんは、ここで「お客さんにチャイを飲みに来て頂いて、神原さんと話をしてもらってもいいし、チャイの作り方を教わりたい方にはワークショップもあるというような、ここを一日丸ごと神原さんの店にしてしまおう」と考えているようです。僕は一日店主として、お客さんの相手をしていれば良く、洗い物とかしなくていいらしい。「そんなのでいいの?」(笑)

 お茶請けには、この花屋さんで出している壷焼きの『焼き芋』や、今日同行してくれた八田さん特製の「甘いサモサ」や、僕の「手作りのサブレ」が候補として上がっています。それと、チャイのワークショップには、淡路島在住の料理研究家「どいちなつ」さんの手がけたチャイ用スパイス「ワイルドシナモン」を使ったマサラチャイも登場します。

 まだ、詳しい日程や内容は発表の段階ではないので、これぐらいしかお話できませんが、楽しい一日が過ごせそうですね。

 

2019年1月28日(月)

<大阪スパイスキーマカレー>

 瀬戸口さん、こんにちは。
 面白いものを見つけました。(もう知ってるかもしれないけど。)

 冷蔵庫に余り物のごはんが一人分あったので、「今日の昼ご飯はカレーにしようかな。」と出勤途中にあるダイエー(朝6時からやってる)のレトルトカレーのコーナーで物色してたら、こんなのがありました。年末にはなかったと思います。

コロンビア8

 なんと、「コロンビア8」と書いてある。君に教えられてこのお店に行ったのが2年前。12時にオープンとあったので、平日だったけど行列は必死だろうと思い11時半に行ったら、案の定、5人ほど並んでました。そして、開店の10分前ぐらいに、中からお店の人が出て来てこう言ったのです。
 「ごはんのスイッチを入れるのを忘れて、すみませんがあと30分待ってもらえますか?」って。あり得ないけど仕方がないので待っていたら行列は15人ぐらいに増えていましたね。

 さて、あれからもう一度行こうと思い続けてもう2年か。しかし、こんなところで「コロンビア8」に会えるとは思ってもいませんでした。

 お昼時、まず、鍋でお湯を沸かしレトルトを入れて温めた後、電子レンジでごはんをチンして、お皿に丸く載せる。上からスパイスの袋(香りスパイス)を振りかけ、その上にキーマカレーを掛けて、さらにトッピングの焙煎ナッツを振りかけて完成。けっこうシャバシャバ。

 「いただきま〜す。」

 「コロンビア8」のお店と同じ香りが漂って来ます。一口食べたら、思い出しました、この味。実際にお店で食べたのとおんなじ和風出汁カレー味ですね。ちょっと水っぽいけど。レトルトでここまで近づけたら上等かな。しかし、この店に行った事のない人がこのカレーを食べてどう思うんだろう。行った人じゃないと、このカレーの良さが分からないような気がします。

 ちょっとごはんが堅かったので、シャバシャバのカレーと一緒に食べたら、「カレー味のお茶漬け」のようでした。



 

2019年1月27日(日)

<Apple Music 3ヶ月無料体験始める>

 一ヶ月980円。これを払うのが嫌で今までずっと避けて通って来たんだけど、やっぱり「聴きたい時に聴ける」というのはストレスがなくていいです。これまでにAmazonMusicとか聴いて来たんだけど、一番困るのはイコライザーが使えないこと。ヘッドフォンで聴いているので、自分好みのデジタルのクリアな音で聴くには調整が必要なので、それに音もそれほど良くなくて、そのうちに聴かなくなりました。

 というわけで、Apple Musicにはどんな曲およびアルバムがあるのか検索につぐ検索で調べてみたら・・・よっぽどマニアックなものでない限り、ほとんど何でもあります。驚いたのは、1月25日のブログで買おうかどうか迷っていたビーチ・ボーイズの「U.S.シングルコレクション」もありました。これ、限定版なのにあるんですよね。で、もっとビックリしたのは「Smile Sessions」もあった。これ買ったら何万円もするし。即、ダウンロードしました。

 さて、これをストリーミングじゃなくてオフラインでiPod touchで聴くにはどうしたらいいのか?

 これもカンタン。まずiMacのiTunesで探した曲をダウンロードして、Wi-Fi経由かコードでiPod touchと接続すると、ライブラリのアルバムの画面に雲のマークが出るので、これをタップすると一気にデータが流れ込むという仕組みです。この方法で収集したアルバムがこれです。

・イーグルス「On the Border」
・カール・ウィルソン「Carl Wilson」
・クラフトワーク「3-D The Catalogue」(42曲、4時間46分)
・ザ・ビーチ・ボーイズ「I Can Hear Music: The 20/20 Sessions」(40曲、1時間39分)
・〃「Keep an Eye On Summer : The Beach Boys Sessins 1964(46曲、2時間27分)
・〃「Stack-o-Tracks」(カラオケ集)
・〃「That's Why God Made the Radio」(2012年の最新アルバム)
・〃「The Beach Boys Party! Uncovered and Unplugged」(81曲、2時間28分)
・〃「The Smile Sessions (Box Set)(139曲、6時間33分)
・〃「U.S.Singles Collection: The Capitol Years 1962 」(66曲、2時間34分)
・〃「Wake The World: The Friends Sessions」(32曲、1時間8分)
・ニール・ヤング「Peace Trail」
・〃「Psychedelis Pill」(Bonus Video Version)(12曲、2時間21分)
・バーニー・リードン「Natural Progressions」(1977)
・ライ・クーダー「THE PRODIGAL SON」(2018年の最新作)
・ランディ・ニューマン「Born Again」(1979年)
・アーロ・ガスリー「Hobo's Lullaby」(1972年)
・J.D. サウザー「Natural History 」(Expanded Edition)(13曲、52分)

 しかし、これを聴くのにはたっぷり30時間は必要です。
 昼寝用で消化するしかないなあ。


 

2019年1月25日(金)

<「青空のブルーバード」>

 ロカビリーシンガー、アーゼル・ヒッキーが1958年に発表した曲を、1968年にビーチ・ボーイズがカバーしてシングル盤にしたのがこの曲。ビーチ・ボーイズの曲としてはあまり人気の高い曲ではないですが、軽快でスピード感があって僕は好きですけどね。

「青空のブルーバード」by ビーチ・ボーイズ

「Bluebirds over the Mountain」by Ersel Hickey

訳詞はこちら

 この時期、メンバーのブライアン・ウィルソンはドラッグで体調を壊し、作曲や演奏が出来なかった時期なので、曲のプロデュースは、ブルース・ジョンストンとカール・ウィルソン(ブライアン3兄弟の次男)が担当。詳しいパーソネルは下記を参照してください。

ブルーバード

 この曲の入っているアルバムは「20/20」というタイトルなんですが、たいした意味はなくて、「キャピトルでの20枚目のアルバムとかけて、視力検査の値である20/20(日本でいう視力1.0)と解く。その答えは、ビーチ・ボーイズは正常です。」というのを言いたかったらしい。なので、ジャケットの表紙の写真にはブライアンは写っていなくて、中ジャケを開くと視力検査表を持ったブライアンが写っているのです。僕はこのレコード持ってないので、本で知ったんですけど。ま、あんまり面白くないジョークではありますが。

ブライアン

 というわけで、久しぶりに、ビーチ・ボーイズの最新情報を調べてみようと「20/20」で検索したら、こんなのが出てきました。

20/20

 わお〜!昨年の12月にこんなの出てたんだ!アルバム「20/20」の製作時のセッション集なんですね、これ。ビーチ・ボーイズのセッション集って、「ペット・サウンズ・セッションズ」が好評だったので、その後「ビーチ・ボーイ・パーティ!」や「フレンズ」のセッション集が出て、今度は「20/20」というわけですが、ほんと商売がうまい。彼らのセッション・テープは無尽蔵にあるらしく、ネタは尽きないというところでしょうか。

 で、ビーチ・ボーイズのすごいところは、この中の曲がある程度YouTubeで聴けるんですよね。公式にアップしてるとしか思えないぐらい高音質。ま、さすがにダウンロードはできないですけど。

 で、ファンとしてはこれを買うのかというと、買いません。アルバムに収録されている曲は他のアルバムでも聴けるし、この「20/20」のアルバム自体それほど興味のあるアルバムでもないし。あと何年かしたら、また、ベスト盤みたいなものが出て来て、その中に収録されるかもしれないし、それまで待ってもいいかなと。それまでは、YouTubeでいつでも聴けそうだし。

 今、もし買うとしたら「The Beach Boys: U.S. Singles Collections - The Capitol Years, 1962-1965 Box set, Limited Edition, Import」かな。こっちはキャピトルでのシングル盤のリマスター&未発表バージョンがたくさん入ってるし。全盛期のビーチ・ボーイズの名曲の数々をモノラルの高音質で聴く。これ以上の贅沢はありません。ですが、ちょっと高いので、しばし、塾考の要アリですが。

 

 

 

2019年1月24日(木)

<テイスティング:その2>

 21日にテイスティングしたアッサムのCTC紅茶(左側の細かい方)を使ってマサラチャイを作ってみました。
 使ったスパイスは、「ワイルド・シナモン・チャイミックス」という料理家:どいちなつ作のホールスパイスを砕いたもの。

ワイルド

 淡路島の山中から採取した「ニッケイリーフ」(シナモン)、有機カルダモン、有機ジンジャー、有機クローブ、スターアニスと良質のホールスパイスを惜しげもなく投入して作り上げた「チャイ用ミックススパイス」です。

 販売しているのは「心に風」のサイトで、32gが1,200円(税込、送料別)。

https://kokokaze.stores.jp/items/5a7991e1c8f22c6e86001154

 どいちなつレシピでは、水300cc+牛乳300ccに対してチャイミックス8gを使っているそうで、ま、これは妥当な量だと思いますね。

 今回は、僕のいつものレシピ、茶葉3g、水130cc、牛乳100ccにチャイミックスを2g使ってみました。

 送ってもらったものを缶に詰め替えて使っているんですが、缶を開けた時の香りの強さは予想以上で、かなり遠くからでも香ります。
 僕のチャイ用スパイスの考え方は「味を壊さない程度の香り付け」なので、パウダーなら0.5〜1g弱しか使わないんですが、ホールの場合は煮込んでもそれほど味に影響しないので、少し多めに使った方が香りが豊かになります。
 今回の「ワイルド・シナモン」はジンジャーが入っているので、ぴりっとした味を出す為に2g使ってみました。

 結果は良好で、ジンジャーを使う時は気持ち甘めの方が効くので三温糖は6g強を使用。
 孤独のグルメ調で言うとこんな感じ。
「うんうん、こうなるか。ジンジャーが効いてるぞ。スパイスの利いた甘いスイーツを食べているみたいだ。」

 130ccではあっという間に飲み干してしまいますが、多めに作るよりは、しばらくおいて2杯目を作るのが僕流です。

 

2019年1月22日(火)

<イージーリスニング>

 下宿

 これが、今から46年前、学生時代に住んでいた「高島下宿」の全貌です。正面の白い壁の建物が新館(12人)で、左側の古びた木造の長屋が旧館(7人)で、右側の郵便受けのあるところが食堂ですね

 親父が勤めていた会社の同僚の息子が新館に住んでいたので紹介してもらったところ、旧館しか空いてないということで、古長屋の真ん中を借りました。玄関の扉を開けると、部屋が二つに仕切られていて、真ん中には壁があるんですが、ものすごく薄っぺらく、あとで聞いた話ですが、2枚のベニヤ板の中に新聞紙を3cm幅に詰め込んだものだったらしく、そういえば隣の音がよく聞こえていたなあとか、思い出されます。レコードを掛けていたら隣の人から「もう少し音小さくしてくれよ。」とか言われてましたね。

 さて、今日の本題は「イージーリスニング」。僕は昔、自分の好きな音楽をイージーリスニングだと思って聴いたことはなくて、いつも「僕に必要な音楽」か「そうでない音楽」かを確かめながら聴いていたんです。「聴きたくない音楽は聴かない」という潔癖性的とも言える「音楽命」的な考え方をしていました。ところが、この下宿に、いつもラジオを掛けっぱなしにしている先輩がひとりいたんです。まさに「イージーリスニング命」の人でした。耳に心地よければなんでもいいみたいな。NHKの「リクエストアワー」とかを好んで聴いていました。

 その先輩はすごく話しやすくて、いつも僕の部屋まで気軽に来て「かんばらぁ〜、紅茶飲まへんかぁ。」とか誘ってくれるんです。別に喫茶店に行くわけじゃないんです。先輩の部屋は僕の3畳の部屋の倍あって、すごくくつろげたので、その部屋に行って別の先輩たちと一緒に話をするのが毎日の楽しみでした。何もすることがなくて暇なときも「八田く〜ん。上がっていい?」とか。

 で、その先輩は、僕が当時必死で聴いていた流行のロックとか歌謡曲でなくて、外国の懐かしの名曲番組とか、夜中にやってた「ジェットストリーム」というイージーリスニング専門番組が好きな人だったので、その点では全くといっていいほど話が合いませんでした。

 とは言っても、僕も60年代や70年代のロックを聴く前は映画音楽とか聴いていましたから、懐メロの曲もそれほどいやではなく、八田君の部屋にいるときは、一緒にオールディーズや洋楽のポップスなどを聞き流していました。出がらしのティーバッグをもう一回チャプチャプとお湯に浸けて色を出した紅茶を飲みながら。(ひどい時は、出がらしのティーバッグをロープに洗濯バサミで吊るして乾かし、翌日にまたそれを使って紅茶を飲んでたりしましたね。白湯じゃなければ何でもよかった時代です。)

 ある日、八田君の部屋でぼ〜っとしていた時、ラジオから流れて来た曲がありました。女性ボーカルのフォークソングでした。初めて聴いたのになんだか懐かしい。そんな曲でした。歌っていたのはシーカーズというグループで、生ギターとウッドベース。1973年のロックにはそういう編成はなくて、昔流行ったアイビーを彷彿とさせる音楽でした。耳には残りましたが、それ以上の感情は湧かず、時々出会っては聞き流す程度でした。

 先日、YouTubeで昔の曲を探していた時、この曲と偶然再会したのです。それも、何かの映画の挿入歌をスタジオで録音しているところを撮っているような映像です。音も結構クリアでした。別のサイトを覗いたら、タイトルが「恋はたったひとつ」だと初めて知りました。

The Seekers - I'll Never Find Another You 1965 STEREO

https://blogs.yahoo.co.jp/wkqtd627/33595414.html

シーカーズ

 演奏しているメンバーは全然かっこよくなくて共感できないですが、この曲はいい曲だと思います。何回か聴き直してますが、このグループの他の曲には反応しない僕の心にこの曲だけ響くのはなぜなんでしょう。あの、楽しかった学生時代を思い出させてくれたから?よく分かりませんが、誰かにもこの曲を聴いて欲しいと思い、今こうしてブログを書いています。

さて、どうでした?


2019年1月21日(月)

<チャイのテイスティング>

アッサムCTC

 昨年から、NY在住の菊池さんとメールのやり取りをしているのですが、年末のメールで

「さて、こないだから使い始めたCTCの茶葉、神原さんブレンドに近いこくがあって美味しいんです。Assam(なぜかSpellingがAsam)なので原産国はIndiaだと思います。(写真左)
 購入した店舗はあのインド街の大きな食材店の隣にある小さいお店で、こんな同じような品揃えで隣でやってビジネス成り立つんやろか?と思うんですが、通販顧客が多いのかWebsiteはお隣の店よりちゃんとしてます。
 多分独自の輸入ルートがあるんでしょうね。よかったらお送りますので試しに飲んでみてください。」

ということでしたので、「送ってください。こちらからも僕の茶葉を送ります。」とメール。

1月13日にメールが来て、

「茶葉、昨日お送りしました。普通便なので10日くらいかかると思います。
 ASAM Teaともう1種類CTCのAssam(Strong)(写真右)入れておきました。前に買った大きな店で買ったんですが前のよりコクがあり(濃い?)ます。
 ですが、両方とも神原さんブレンドのような微妙な深みはないと思います。こちらではスパイスガンガン入れるのでこんなもんでいいかなって思います。」

ということでしたが、先週の金曜日に届きました。6日間しかかかってないです。早い!

 早速テイスティング!といいたいところですが、チャイ専用の手鍋を仕事場に持って行ってたので、今日、やってみました。
  条件は、いつもの神原チャイと同じで、茶葉:3g、水130cc、牛乳(メグミルク:乳脂肪分3.5%以上):100cc。水の状態から3分煮込み、牛乳を入れてからさらに3分。出来上がりは130ccです。

  ASAM TEA(左) ASSAM TEA(右)
粒の大きさ 細かい(ティーバッグ用かも) 大きめ(神原チャイに使っているものとほぼ同じ)
水色(すいしょく) 3分煮込んだ時の色は、神原チャイとほぼ同じ 3分煮込んでも、白っぽい
香り ちょっとクセがあったけど、牛乳を足すと消えました。 少し弱めかな。
渋み 全く感じません。 全く感じません。

 テイスティングの結果は・・・香りは「神原チャイ」に比べて弱いものの、意外にも味はちゃんとしっかりと出てました。なぜ意外なのかというと、今まで日本で入手してきたCTCやインドで買ってきてもらったCTCは、味に妙なクセがあったり、色(コク)が出なかったりして、単品では続けて飲もうという気にさせてくれなかったんですが、この二つにはそれがなく、どちらも2回続けてチャイを作りましたが、「神原チャイ」を超えないまでも、遜色のない味になりました。時代は変わっているんですねぇ。

 「オーガニック」というのが味に関係しているのかどうかは分かりませんが、これなら、カンテの茶葉が無くても、よっぽどカンテの茶葉に慣れている人は別にして、ワークショップや販売に使えそうですね。ただ、今回はGIFTとして送ってもらったので、これを仕入れるにはちょっと敷居が高そうですが。

 さて、これにスパイスを加えるとどう変わるのか、今度試してみましょう。

 菊池さん、ありがとうございました。スパイスも送ってくれるということなので、こちらもマサラを準備しておきますね。来月ぐらいに送ります。

 余談ですが、「ASAM」はないですよね。間違ってるのに直さないところがインド式です。ラベルの下の文章には「アイリッシュ・ブレックファスト・ティーにも使われている」と書いてありますが、以前買ったアイルランドのCAMBELL'S TEAよりおいしいかも。(笑)


 

 

2019年1月18日(金)

<スパイスにおもうこと>

 年末の「カレー教室」に行ってお茶会の準備をしていたら、水野さんから「神原さ〜ん」と声を掛けていただいて、「この本、重版がつい先日出来たので差し上げます。」と「スパイスカレー事典」を頂きました。「カレーとスパイスのことしか書いてないですよ。」と笑いながら。この本、結構な豪華本なので重く、わざわざ僕の為に持って来てくれたんだと思うと恐縮してしまいました。

スパイスカレー

 前にも書いた事があるんですけど、僕はカンテで34年間働きましたが、厨房に入っていた期間は短く、3年間ぐらいだったと思います。その間にカレーの仕込みを任されたことがありましたが、そのカレーが今でいうスパイスカレー(の走り)だったんですね。
 最初に油でクミンと唐辛子を炒めて香りを出し、玉ねぎを15分ほど炒めてからスパイスと塩を投入して再度炒めたあとチキンとその他の具材を投入して、チキンブイヨンで味付けしていたように記憶しています。
 ただ、自分から率先してレシピやスパイスのバランスを考えたわけではなくて、当時の店長がどこかからインドのチキンカレーの作り方を入手して、そのレシピ通りに僕が作っていたんですね。(作らされていたというニュアンスに近いけど)
 1年ほど仕込みを続けたある日、オーナーの井上さんが僕のカレーを食べてこんな感想をもらしたんです。
「神原くんのカレーは甘過ぎてぜんざいみたい。」って。「 そんな感想ないだろうと思うけどなあ」、とその時はショックでしたが、よくよく考えてみたら僕の作り方が異常でした。
 玉ねぎの処理をどうしたらいいか分からず、毎日15個ぐらいの玉ねぎ(大)をフードプロセッサーにかけてドロドロにして鍋に入れて、炒めるというよりは煮てましたからね。幾ら煮ても水分が飛ばず、玉ねぎがこげ茶色にならないので、ある程度煮たら具材を投入してたのが悪かったのかも。
 以後、僕は「料理下手」「味オンチ」のレッテルを貼られた後カレーの仕込みから外され、服と紅茶の仕事に専念することになったのでした。
 玉ねぎの炒め方にもスパイスの効能にも無頓着だったあの頃、このスパイス事典があったら、僕の人生も違った物になっていたかな、とか思います。(笑)

 さて、この本、仕事場で休憩時間に読んでいたので、読了するのに一ヶ月掛かってしまったけど、興味深く読みました。もし、僕が「チャイの事典」とかっていうのを考えた場合、どういう構成にすれば、分かりやすく読んでもらえるか、とか。

 前半はスパイスの効用と使い方のコツのおさらいとして、後半は文化としてのカレーとスパイスついて。特に、スパイスの歴史は初めての出会いで面白かったですね。紅茶の歴史とほぼほぼカブるところがあるので、それを高々4ページにぎゅーっと凝縮して書くには、相当な労力と時間がかかっただろうなあとか。

 気になったのは「関西のカレー屋店主」へのインタビューとアンケート。お店をやっている以上、お店の独自性を全面に打ち出すのは当たり前なんだけど、みんな異常すぎる。(笑)
 カレーを作る上での基本的なルールはもうとっくの昔に卒業しているらしく、スパイスをカレーの上に振りかけるとか、油を使わないとか、入手困難なスパイスを使うとか、こういう食べ方をして欲しいとか、ブイヨンを使わず水だけで作るとか、本編の事典のルールに相反するようなことを平気でしゃべってる。
 ま、それもいいでしょう。関西だから。好きにすれば。と思う。支持してる人がいるんだから、いいんじゃない。
 ただ、僕には関係ないなあ、とも思う。あちこちブームになったカレー屋さんを何軒か巡ったことがありますが、2回行ったお店はなかったし。出会い方が悪かったのかもとも思う。

 チャイを牛乳だけで作る。それもいいでしょう。チャイをアーモンドミルクで作る。それもいいでしょう。セイロン紅茶(ウバ)でチャイを作る。それもいいでしょう。砂糖を使わないでチャイを作る。それもかまいません。マサラチャイにスプーン山盛り1杯のスパイスを使う。それもOK。ターメリックとジンジャーにミルクを加えて、茶葉を加えずチャイを作る。それもいいでしょう。

 そういう時代ですから。老兵は消え去るのみ、かな。

 

 

2019年1月17日(木)

<初めてのカレー教室>

 年末に、東京カリ〜番長のリーダーと水野さんの「カレー教室」へ行ってきました。
 僕はそこで生徒として参加したわけではなくて、カレー教室が終わった後の「お茶会」で、生徒の皆さんにチャイを作ってもらおうという企画の依頼を受けて、その指導に行ったのでした。ついでに、僕の作ったお茶請けも出しました。

 当日、元カンテの岩槻さんをお手伝いに誘って、二人でチキンカレーと欧風ビーフカレーを作るところを見学させていただいたんですが、やっぱり本で読むのと実際に現場で見るのとは理解度が違います。
 今までカンテでやってるカレーの作り方しか知らなかったから、すごく勉強になりましたし、指導の仕方も僕の今後のワークショップに応用が効きそうだし、行ってよかったですね。出来上がった2種のカレーも頂けたし。本格的な味でした。流石です。

 さて、カレーの後は僕の出番です。20人の前でチャイのデモンストレーション。
 今回はボランティアなので、即興で行こうと決めて「計量なしで適当に作るチャイ」をお見せしたんですが、こういうのは練習通りには行かない物で、満足のいく仕上がりにはなりませんでした。まだまだ修行が足りん!もっと笑わせないと!

カレー教室

 このあと、4グループに分かれてもらって、各グループに好きなスパイスを使った5杯点てのチャイを作っていただきました。
 僕が指示したのは「水は300ccです。」と、これだけ。あとは、僕が4グループを回って適当に指示をするという、ほんとにアバウトな講義でしたが、みなさん悪戦苦闘しながらも美味しいチャイを作ってくれて、これはこれで楽しかったと僕は思うんですが、さて皆さんはどうだったかな。

岩槻

[フルーツケーキを準備する僕と岩槻さん]
久しぶりに会えて楽しかったです。ありがとうございました。

 

 

2019年1月16日(水)

<レインボウ・コネクション>

 昼寝用の子守唄「昼寝カーペンターズ」(12/24の記事参照)が最近のお気に入りになってしまい、「通勤用カーペンターズ」に昇格してしまいました。
 特に1曲目は何度聴いても飽きなくて、その理由を調べていくうちに、なぜなのかが分かりました。

 まず、歌詞がファンタジーなこと。YouTubeの「虹の架け橋」を聴いてください。

 ここで、「もともとはマペット・ショーでカエルのカーミットが歌った曲です。」と分かったので、カーミットで調べてみたら、ありました。懐かしいカーミットの声で歌っています。

「The Muppet Movie - Rainbow Connection」

もうひとつ、歌詞を見つけたので、この動画を見ながら歌詞を読んでみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんで虹を詠った歌がこんなに多いのだろう? 

向こう側には、なにがあるのだろう?


「虹は実体のないただの幻で 神秘的なことはなにもない」


ぼくらはずっとそう云い聞かせられてきたし それを信じている人もいるけれど


それは間違いだってぼくには判っている まぁ見ていなよ


いつの日か、恋する人たち、夢を見る人、そしてぼくを繋ぐ虹の架け橋がみつかるはずさ

 Some day we'll find it The rainbow connection 
 The lovers, the dreamers, and me

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして、この曲を作ったのは誰なのかを捜してみると・・・

 ポール・ウィリアムズ作詞、ケニー・アスチャー作曲。
 ケニー・アスチャーは知らないけど、ポール・ウィリアムズは昔からよく知っています。

 高校の頃(1971年)、トランジスタ・ラジオから流れて来たスリー・ドッグ・ナイトの「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」は耳に残り、今でもiPodTouchの中でのプレイリスト「ヒットパレード」に入っていますが、それを作詞作曲したのが彼ですね。

ちなみに、Wikipediaによると

「元々はカーペンターズのために書かれた楽曲だったと言われている。「愛のプレリュード」や「雨の日と月曜日は」など自身の作品を含む一連の "古くさいラブソング" でヒットを飛ばしていたカーペンターズに向けてポール・ウィリアムズは特別にこの曲を書いたが、リチャード・カーペンターに断られてしまう。
 その後ウィリアムズはスリー・ドッグ・ナイトに本作品を提供し、1971年9月30日発売のアルバム『Harmony』で発表された。リード・ボーカルはチャック・ネグロン。同年11月にシングルカットされ、12月18日から1972年1月1日にかけてビルボード・Hot 100で3週連続4位を記録。ビルボードのイージーリスニング・チャートにおいては1位を記録し、ゴールドディスクに輝いた。」

 なかなか面白い経緯です。

カーミットロボ

 着せ替えペッツ:サイボーグ・カーミット



2019年1月15日(火)

<今年の冬は去年ほど寒くない>

 とはいえ、管理員室で1時間も2時間も座っていると足が冷えてくる。そこで昨年の12月から導入したのが「足踏みマット」。

ドラゴンマット

 丸い突起にさらに細かいツブツブの突起があって、このマットの上で足踏みをすると血行が良くなる仕組み。真ん中の大きい丸は土踏まず用です。

 これと、その前に買った健康器具「昇降台」(これは運動不足解消の為導入)と組み合わせて、「足が冷えそうだな」と思ったら、防犯カメラのモニターが見える位置に二つを並べ、15分〜20分足踏みをするのです。部屋に近づいてくる人があれば即止めれるように。

昇降台

 夏の間は、靴を履いて上り下りを繰り返していましたが、マットと組み合わせる場合は、靴を脱いでやります。この方が足つぼに効きます。

 有酸素運動と足つぼマッサージのダブル効果で、1時間は寒さ知らずですね。
 これで足温器を買わなくて済みました。

 

 

2019年1月11日(金)

<予期せぬ出来事>

 昨日、仕事中に管理会社から「お借りしたい書類がありますので、明日の10時ごろお伺いします。」と電話があり、今日は10時までに清掃が終わるようにして担当者:太田(仮名)さんを待っていました。

 ピンポ〜ンとチャイムが鳴り、モニター越しに挨拶をして、管理員室に入ってもらいました。必要な書類を本棚から探し出してもらった後、太田さんがキッチンに並べた紅茶の缶を見て、「これどこのメーカーですか?」って。

 「ああ、これ『カンテ・グランデ』っていう紅茶屋さんのです。紅茶好きなんですか?」

 「そうですねぇ。紅茶が好きでスリランカに行ったんですよ。」

 「え〜!スリランカに!!いつですか?」

 「前の仕事を辞めたのが2年前で、気分転換に。」

 「じゃ、山の方へ行ったんですね。キャンディとか。」

 「そうそう。それからヒッカドゥワの海岸が好きですねえ。ゴールとかも。」

 「紅茶飲みます?すぐ作りますよ。」

 「えっ?いいんですか?じゃあ、お言葉に甘えて。」

 というわけで、セイロン紅茶ではないけど、ティファールで湯を沸かし、ポットを温め、PGチップスのティーバッグを2個放り込み、電子レンジでミルクを温め、砂糖を入れて2杯分の紅茶を作りました。

 「おいしい!まさかここでミルクティーが飲めるとは!」

 「僕もスリランカへ行った人に会えるなんて何年ぶりかな。」

 仕事の話そっちのけで、1時間ほどしゃべってしまったのは、おいしいミルクティーがあったから。

 「今日はありがとうございました。また、来ます。」

 太田さんは、11時半に帰っていきました。

 お茶するってこういうことなんですよね。

 

 

2019年1月10日(木)

<映画:覚え書き>

 高田君、こんにちは。

 年末に豊中のツタヤが閉まると聞いて慌てて色んな映画を借りて観ていたら止まらなくなり、プライムビデオや持ってるDVDにまで手を出してしまい、あっという間に年が明けてお正月も済んでしまいました。こんなに毎日のように映画を観たのは高校生以来です。(笑)

 さて、どんな映画を観たか、書き出してみます。

タイトル 監督 製作年
「悪徳」 ロバート・アルドリッチ 1955
「汚名」 アルフレッド・ヒッチコック 1946
「スリー・ビルボード」 マーティン・マクドナー 2017
「恐怖の岬」 J・リー・トンプソン 1962
「レイジングブル」 マーチン・スコセッシ 1980
「RONIN」 ジョン・フランケンハイマー 1998
「ヒート」 マイケル・マン 1995
「断崖」 アルフレッド・ヒッチコック 1941
「イコライザー」 アントワーン・フークア 2014
「特攻大作戦」 ロバート・アルドリッチ 1967
「日本のいちばん長い日」 原田眞人 2015
「シンドバッド 7回目の航海」 ネイサン・ジュラン 1958
「アルゴ探検隊の大冒険」 ドン・チャフィ 1963
「シンドバッド/黄金の航海」 ゴードン・ハッセル 1973
「シンドバッド/虎の目大冒険」 サム・ワナメーカー 1977
「トレーニング デイ」 アントワーン・フークア 2001
「フライト」 ロバート・ゼメキス 2012
「コンタクト」 ロバート・ゼメキス 1997
「ハクソー・リッジ」 メル・ギブソン 2016
「キャスト・アウェイ」 ロバート・ゼメキス 2000
「アナと雪の女王」 クリス・バック
ジェニファー・リー
2013
「ドリトル先生不思議な旅」 リチャード・フライシャー 1967
「北国の帝王」 ロバート・アルドリッチ 1973

 

<ミニ情報>

「悪徳」・・・「1949年にブロードウェイで初演されたクリフォード・オデッツ原作の戯曲『ビッグ・ナイフ』をジェイムズ・ポーが映画用に翻案し、ロバート・アルドリッチが演出を手がけた。アルドリッチ自身が独立製作し、痛烈なハリウッド批判をそのストーリーの主軸に据えた本作は、当初あらゆるメジャー・スタジオに配給を断られ、最終的にユナイテッド・アーティスツが配給を手がけることになった。撮影は1955年4月25日から、約15日間かけて行われている。」
出演:ジャック・パランス アイダ・ルピノ ロッド・スタイガー

僕の感想:舞台劇だからみんなうまいです。ラストも演劇っぽい見せ方。台詞が多過ぎ。


「汚名」・・・「撮影当時、アメリカでは3秒以上のキスシーンは禁止されていた。
そこでヒッチコックは、3秒以内のキスを繰り返すという手法をとり、お喋りをしてはキス、電話をしながらキス…と2分以上のキスシーンを成功させた。」

出演:ケーリー・グラント イングリッド・バーグマン クロード・レインズ

僕の感想:ハラハラドキドキ。バーグマンがきれいすぎて、おとぎ話のようでした。欠点のないヒッチコック映画。


「スリー・ビルボード」・・・「第90回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、作曲賞、編集賞など6部門で計7つのノミネートを受け、フランシス・マクドーマンドが主演女優賞を、ウディ・ハレルソンと共にWノミネートされたサム・ロックウェルが助演男優賞を受賞した。
原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」

僕の感想:閉塞感たっぷりのミズーリ州の片田舎。息が詰まりそう。フランシス・マクドーマンドが出てるし、感触が「ノーカントリー」に近そうだったので観ました。看板屋の若い兄ちゃん(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)が拾い物でした。監督が英国人というのも面白い。


「恐怖の岬」・・・原題が「ケープフィアー」。どこかで聞いた事あるなあと思ったら、マーチン・スコセッシの映画にありました。リメイクの元がこの映画。弁護士グレゴリー・ペックに嫌がらせをするロバート・ミッチャム。

僕の感想:逆恨みの話ってラストがだいたい想像できるので、途中で止めようかなと思ったんだけど、「ナバロンの要塞」(この映画もグレゴリー・ペック主演でしたね)の監督なので一応最後まで観ました。音楽がバーナード・ハーマン(あの「サイコ」の音楽)でした。


「RONIN」・・・「題名は日本語の『浪人』から取られており、冷戦終結により自らの存在価値を失った東西のスパイや特殊工作員らの姿になぞらえている。」ということでしたが、あんまり意味がないようなタイトルです。

出演:ロバート・デ・ニーロ ジャン・レノ

僕の感想:ジョン・フランケンハイマーって昔、「大列車作戦」とか面白い印象があったので、どうなのかなと思って観てみたら、まあまあでした。スパイものって話がややこしいのが難点。Amazonの映画評に「古くさいから、『ヒート』の方がお薦め」とか書かれていたので、『ヒート』を観たら、断然負けてましたね。しかし、カーチェイスは実写で、これ、かなり怖いです。猛スピードで逆走してるし。


「ヒート」・・・「監督のマイケル・マンはリアリティを追求する為、劇中使用されている銃撃音は全て実際の音を収録し使用している。」
クリストファー・ノーラン監督は、この映画を研究して「バットマンライジング」を作ったとか。

僕の感想・・・ストーリーはありきたりですが、迫力満点です。ヴァル・キルマーがよかった。


「レイジング・ブル」・・・デ・ニーロものをもう1本。

僕の感想:スコセッシの映画ってあまり好きじゃないんだけど、高倉健がこの映画のデ・ニーロを賞賛していたので観てみました。デ・ニーロは何をやってもデ・ニーロでしかない。高倉健はそこに自分を投影(東映)したのか?
僕はジョン・ペシの方が好きかな。


「断崖」・・・「主演のジョーン・フォンテインは1940年に、アルフレッド・ヒッチコック監督作品『レベッカ』でアカデミー主演女優賞にノミネートされ、翌1941年に同じくヒッチコック監督作品の『断崖』でアカデミー主演女優賞を受賞した。フォンテインの姉は、『風と共に去りぬ』(1939年)のオリヴィア・デ・ハビランド。」

出演:ケーリー・グラント 

僕の感想:ジョーン・フォンテインがきれいすぎて、これもファンタジー。


「イコライザー」・・・今までデンゼル・ワシントンの映画を1本も観てなかったので、これなら面白そうかなと思って観ました。

僕の感想:結構エグいシーン満載だけど、「必殺仕事人」ぽくていいです。


「特攻大作戦」・・・出演:リー・マーヴィン、ロバート・ライアン、ジョージ・ケネディ、チャールズ・ブロンソン、アーネスト・ボーグナイン、ジョン・カサベテスと豪華絢爛。

僕の感想:この映画3回目だけど、どこが悪いのか分かりました。編集ですね。まとまりがないのと、間延びしているところ。作品が大きくなりすぎると統制が効かなくなるようです。「007/サンダーボール作戦」と同じく、緊張感が途切れて大味になります。


「日本のいちばん長い日」・・・「昭和天皇や鈴木貫太郎内閣の閣僚たちが御前会議において日本の降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、そして国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描いている。」

僕の感想:なぜこれを観たのかというと、成治や歴史に疎い僕でも理解できるかなと。それと、昭和天皇をどう描いているのか気になって観ました。結構面白かったし、本木君の昭和天皇はよく研究されてましたね。


「シンドバッド 7回目の航海」・・・「製作は、 チャールズ・H・シニアと特撮の名匠レイ・ハリーハウゼンのコンビ。レイ・ハリーハウゼンは、特撮映画監督・ならびに特殊効果スタッフで、ストップモーション・アニメーター。映画史上、20世紀の映画における特撮技術の歴史を作ってきたといわれる人物である。」「彼の存在なくして、『スター・ウォーズ』はなかった」とジョージ・ルーカスに言わしめた天才でもある。

僕の感想:登場するサイクロプス、ドラゴン、骸骨戦士のシーンは何回観ても見飽きない。このクリーチャー達をひとりで動かしたなんて信じられない。


「アルゴ探検隊の大冒険」・・・特典映像で、レイがアカデミー特別賞を授与された時、トム・ハンクスのコメントが素晴らしかった。
「あなたの映画の最高傑作は何ですか?と問われたら、僕はこう答えます。『アルゴ探検隊の大冒険」と。」

僕の感想:レイ・ハリーハウゼンが好きになったのは皆この作品に感動したからだと思います。骸骨戦士が7人もいるんですよね。それが人間と戦うんだから、誰にも真似はできません。


「シンドバッド 黄金の航海」「シンドバッド 虎の目大冒険」・・・シンドバッド3部作の残りの2作。どちらも特撮は素晴らしいけど、やっぱり「アルゴ」に負けます。


「トレーニングデイ」・・・「新人刑事の一日、トレーニングデイ(訓練日)を描いたサスペンスアクション。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した。」
同じ監督と主演で13年後に「イコライザー」を作る。

僕の感想:こんなストーリーでいいのか?ぐらいの意外な展開。そしてラスト。
イーサン・ホークが可哀相。お疲れ様。


「フライト」・・・デンゼル・ワシントンとロバート・ゼメキス。

僕の感想:ゼメキスは「フォレストガンプ」以降、興味を失くしていたので、どんな作品を撮っているのか知らなかった。アル中の機長が改心するという道徳的な映画でしたが、ジョン・グッドマンの登場シーンだけは、「ロック」でクールでした。


「コンタクト」・・・「カール・セーガンによるSF小説の映画化作品。SETIプロジェクト、人類と宗教、科学、政治、地球外生命、などをテーマとするSF映画に仕上がっている。」

僕の感想:観てないと思ってたら、最後のカプセル落下のシーンを思い出して「なんだ2回目か」と納得。この映画、全然印象に残ってないのがすごい。


「ハクソーリッジ」・・・TVのCMで面白そうだったのでレンタルしました。

僕の感想:武器を持たずに戦場に赴くなんて、かつての日本兵ならあり得ない話。プライベートライアンよりエグいシーンがあるけど、もういいんじゃないかな、こういうの。しかし、崖にどうやって網を垂らしたのかその説明が欲しかった。


「キャスト・アウェイ」・・・「主人公はフェデックスのシステムエンジニア。無人島に流れ着いた男性のサバイバル生活を描いており、シーンのほとんどをトム・ハンクス1人で演じた。」

僕の感想:才人ゼメキスの「映画の教科書」的な作品。主人公に共感できないのは、ゼメキスが僕のために何も有益な事を発信してくれてないのが原因か。「見せ方」にこだわり過ぎ。


「アナと雪の女王」・・・ピクサーのようなディズニー作品。製作総指揮がジョン・ラセターなので、当然と言えば当然。テレビで観たから、なんか話をはしょった感じがしましたが、どうなんでしょう。

僕の感想:このアニメ、信じられないぐらいよく出来てます。飽きない。ただ、それだけ。


「ドリトル先生不思議な旅」・・・「1960年代、シネマスコープの導入にともない映画は大型化。制作費が多額なミュージカル映画は、それに見合った収益が見込める超大作志向に活路を見出す。『サウンド・オブ・ミュージック』をはじめ『メリー・ポピンズ』『マイ・フェア・レディ』など現在でもスタンダードとなっている大作名画が、ハリウッド各社、あるいはフランスやイギリスなど各国からも誕生。ミュージカル映画は最大の黄金期を迎える。」

ウエスト・サイド物語 (1961) アカデミー作品賞
シェルブールの雨傘 (1964) パルム・ドール
マイ・フェア・レディ (1964) アカデミー作品賞
メリー・ポピンズ (1964)  アメリカ映画協会選出ミュージカル第6位
サウンド・オブ・ミュージック (1965) アカデミー作品賞
ドリトル先生不思議な旅(1967)
オリバー! (1968)アカデミー作品賞

僕の感想・・・この映画が日本で公開されたのが1967年の12月。僕は中学2年生。少年マガジンのグラビアページで紹介されていたのを見て、映画館へ行きたかったけど、なぜかタイミングが合わず未見でした。この映画、興行的に失敗だったらしく、リバイバル上映もなく、テレビ放映も見逃し、後年ツタヤで探すも僕の近辺には見当たらず、今回Amazonでのレンタルで見つけ、やっと初の鑑賞となり、感無量です。
 監督はリチャード・フライシャーだから、それだけでも観る価値はありました。撮影はロバート・サーティース。他の映画と比べて解像度が高く、27インチの画面にくっきりはっきりと映っていて、人間の皮膚やセットがすごくリアル。動物を動かすためのテグスも見えるほどでした。70ミリで撮ったのかな?周辺のピントが合ってないから。

 原作は児童文学なので、基本ファンタジー。子供の頃に出会えなかったのが残念です。今観ると映画に没頭できず、製作の裏側が気になるのは、僕の心が汚れたせいですね。まあ「海底二万哩」を撮った監督だから、娯楽作品として安心して観ていられました。ソツが無い。映画的には「メリーポピンズ」よりまし。
 ただ、親しみやすい曲がないのと、女優(サマンサ・エッガー)に華がないので、そこが失敗かな。


「北国の帝王」・・・「1930年代大不況下のアメリカを舞台に、職を求めて鉄道の無賃乗車で放浪を続ける浮浪者(ホーボー)と無賃乗車犯を追い払う車掌との対決を描く。
当初サム・ペキンパー監督によって企画されたが、ロバート・アルドリッチ監督の下で完成された。」

僕の感想:ついに買いましたよ、DVD。933円です。僕が観た1974年は、大学2回生。周りの人達に、アルドリッチの最高傑作だと吹聴しまくりました。あれから、46年。この映画は古くなったのか。否。男の闘いは永遠です。
 特典として、映画史研究家による解説つきで観る事ができたので、1度観た後、また観ましたが、完璧です。さらにアルドリッチが好きになりました。ただ、研究家がしゃべりっぱなしなのでうっとうしく、少しはしょりましたが。(笑)

 「真の”悪”と、善とは言えないが、ましな”悪”との男同士の壮絶な闘い」

 解説者が、この映画は「キートンへのオマージュ」っぽいことをしゃべってました。前半はコメディっぽく、ほとんどスタントマンを使わず、主演から脇役まで、走る列車の屋根を歩いたり戦ったり、身体を張って演じているのがすごいです。
後半の男の闘いは、シリアスです。まさにアルドリッチの「ワイルドバンチ」です。

余談ですが、「当初は『ワイルドバンチ』の主演はペキンパーの飲み友達であったリー・マーヴィンが予定されていた。」そうです。


以上。

高田君、クラフトワーク観に行こうね。チケットの予約ありがとう。

 

 

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