できるまで

第一章:カンテ以前

その2:子供の頃の宝箱 週刊「少年マガジン」

少年マガジン

 週刊「少年マガジン」(講談社)の創刊は昭和34年だから、僕が5歳の頃です。さすがに幼稚園児の僕がマガジンを買うわけないので、買い出したのはもっと後の、小学5年ぐらい(1964年)でしょうか。
 一番のピーク時は、月刊「ぼくら」と週刊「少年マガジン」を定期購読し、貸本屋では「冒険王」「少年画報」「少年」を借り、時々「少年サンデー」「少年キング」を買い込んで、漫画三昧。本棚に並べては悦にいるという少年でした。
 写真の「少年マガジン大全集」は1991年に出たもので、パラパラとめくる度に、懐かしい当時の生活が蘇って来るという、思い入れの強いムック本になっています。

「巨人の星」(川崎のぼる)、「エイトマン」(桑田次郎)、「天才バカボン」(赤塚不二夫)、「サスケ」(白土三平)、「明日のジョー」(ちばてつや)、「ゲゲゲの鬼太郎」(水木しげる)なんて、誰でも知ってる名作だし、そのほかにも、子供の好きな「怪奇もの」「世界の七不思議」「恐竜や怪獣」「スパイもの」などの特集記事が盛りだくさん。今、人の気持ちをワクワクさせるようなこんな雑誌ないんじゃないかっていうぐらいすごいマンガ雑誌でした。

 大学で大阪に出て来た時、道頓堀の天牛書店で、1966年の、ウルトラマンが表紙になった「少年マガジン」を見つけた時の喜びは、当時を知る人にしか理解してもらえないだろうなあ。1冊30円でした。

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