できるまで

第一章:カンテ以前

その5:特撮怪獣ものの金字塔「ウルトラマン 1966」(DVD入り)

ウルトラマンウルトラマン2

 僕にとって、いや、昭和20年〜30年代に生まれた少年にとって「円谷英二」という存在は、ほぼ神だと思う。
 18歳で映画界に入り特殊撮影の技術習得に興味を抱き、32歳の時に観た「キングコング」の特撮に衝撃を受け、その後、・・・はWikipediaを見てもらうことにして、とにかく、53歳の時、満を持して公開された「ゴジラ」で一躍有名になり、54歳で世界に類をみない「特技監督」の名称を与えられることになる。
 僕が「ゴジラ」映画を観たのは、1962年の「キングコング対ゴジラ」でしたが、ゴジラのしっぽがなぜあんな風に動くんだ!とその特撮に感動。しかし、円谷が関わった作品以外の特撮ものは、全く特撮のセンスがなく、それ以来、円谷作品にしか興味が持てなくなる始末。

 さて、2005年に発売されたこのムック本は、当時の貴重な写真集と、本編未使用の別テイクショットを含んだ8ミリフィルムをDVDに収めたもののセットもの。
 ウルトラQも好きだったけど、ウルトラマンはそれを上回る番組になった。ウルトラマンの容姿も怪獣たちも僕の想像を遥かに越えていたからだ。デザインは成田亨、怪獣制作は高山良策、彼らなくして「ウルトラマン」は存在しない。
 一度買ったら死ぬまで手放せない、そういう本です。

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