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《茘枝(れいし)紅茶》

茘枝というのはライチのことですね。

「ライチは日本ではほとんど冷凍ものでしか手に入りませんが、中国では古くから栽培されており、夏場には普通の市場に出回っている、とてもポピュラーな果物です。」

中国紅茶にライチの香りを移したもので、ライチの実が入っているわけではないです。僕が永井さんから中国土産にもらった(写真)のは、北京で買ってきたもので、原産は雲南省となっています。

入れ方は烏龍茶と同じく、5gの茶葉に100℃のお湯を150cc前後いれ、2分ほど蒸らして飲みました。

ライチの甘い香りがするので、紅茶といってもミルクも砂糖も加えず飲んだ方がおいしいです。夏ならアイスでもいいみたい。

一緒にもらった西湖龍井の茶葉はこんな感じ。

緑茶って時間が経つと変質しやすいのですが、これは香りが良かったので管理がしっかりできていたのでしょう。

さて、この紙筒のフタの上の部分はブリキでできていて、茘枝紅茶のフタの裏はピンク色をしています。なぜなんだろう?と思ってもう一つの方を見たら・・・

なんじゃこれ!






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