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先日の「和風チャイのワークショップ」の時に、新原さんからいただいた紅茶のミニパッケージ3種。左から、「ミントティー」「ダージリン」「マサラ・チャイ」です。

内容量は各6g、紅茶2杯分。僕にとっては、試飲2回分ということになります。

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まずは、「MINT PEKOE」から。

パッケージには、「Fruity Nilgiri Tea +Mint」と書かれているので、ブロークン・タイプの(細かくした)ニルギリ紅茶とミント・フレーク(鮮やかな緑色の部分)のブレンドのようです。

「ニルギリ」はオーソドックスなクセのない紅茶なのでフレーバーと合わせやすいし、ストレートでもミルクでも飲めるので、最初はストレートで飲んでみた。

作り方は、小さな手鍋に180ccほどの水を入れて沸かし、火を止めて3gの茶葉を入れ、蒸らすこと約1分。ミントの爽やかさを強調してまず一口試飲。

残ったミントティーを茶葉の入った鍋に戻し、牛乳を50ccほど入れて火にかけ、沸騰直前で火を止めて、今度は砂糖を入れて飲んでみる。「ロイヤル・(ミント・)ミルクティー」の完成です。

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つぎは、「ダージリン・オレンジ・ペコー」。

「オレンジ・ペコー」というのは、茶葉の大きさを表す言葉なので、味や香りとは無関係です。紅茶なのに緑色の部分があるのは、完全発酵させていないということですね。ダージリンの「春摘み」は緑茶風に仕上げるのが主流です。

これも、鍋に水を入れて沸騰させ、火を止めてから茶葉を3g入れて2分間蒸らして飲みました。ま、普通のダージリンです。

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最後は、「Indian Black Spised Tea」、つまり「マサラ・チャイ」のことですね。

スパイスは、カルダモン、ジンジャー、シナモン。

茶葉は特に産地を明記していませんが、多分アッサムでしょう。C.T.C紅茶を使用してます。
普通は、「カルダモン、クローブ、シナモン」が一般的ですが、これは、クローブの代わりに乾燥ジンジャーの粒が入っています。匂いはやっぱりインド!です。

こういう商品って、あまりおいしいのには出会わないのですが、これはジンジャーが効いていてパンチがあるし、C.T.C紅茶も結構色と味が出ていて意外においしかった。

お茶は、見た目(形状)や感触(手触り感)も大事ですが、飲んでみないと味や香りは分からないというのが面白い。だから、試飲は止められない。

神原






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