大禹嶺(だいうりょう)という名前を意識したのは今回が初めて。
「中国茶・台湾茶」(有本香 著)を読み返して「大禹領」の説明文があったので記してみます。
「とくに花の香りが強く、わずかに柑橘系の香りも混ざる印象深いお茶です。」
とあった。
買ってきてもらった茶葉にはそういういいところがなく、渋みと甘みのバランスが悪い。水色も濁ってるし。どこかで余った高山茶をこの名前で売ってるとしか思えません。梨山茶と同じ店で売ってるというのが信じられないけど、ま、観光地だからしかたがないんでしょう。「梨山の南にある大禹嶺の標高2600mの地点で年に2回しか採れない茶葉から作られます。」と言うんだから、作ったら即市場に出て完売するので、地元のお店には出ないんでしょう。ということは、梨山茶は生産量は多いのかも。今流行の味らしいですからね。
今までにもらった茶葉にも似たようなものがあったけど、そういう時は冷やして飲むというのが一番の解決策です。どんな茶葉でも冷やせば(ある程度)おいしい。