大魔神シリーズは『大魔神』『大魔神怒る』『大魔神逆襲』の3作からなり、3作とも1966年に大映京都撮影所で製作された。
シリーズの各作品は独立したエピソードをもつが、舞台設定を戦国時代におき、悪人が陰謀をたくらみ、民衆が虐げられると、穏やかな表情の石像(上の写真では金属っぽい)に魔神が乗り移って動き出し、クライマックスで破壊的な力を発揮して、悪人をやっつけるという劇構造を同じくする。これは、ユダヤのゴーレム伝説に材を取ったと言われ、1936年のチェコスロバキア映画『巨人ゴーレム』は戦後に大映系で公開されている。(ウィキペディアより)
なぜ、ここで「大魔神」なのか・・・というと、「ウルトラマン1966」を読んでいたら、大魔神も高山良策(造形作家)の制作物だと知ったからです。
「ウルトラQ」が公開されたのが1966年1月、その2年前から番組製作は進んでいたんだけど、高山良策が「ウルトラQ」に参加するのは製作No.14の「ペギラ」から。ということは、「大魔神」と「ペギラ」のどちらが先なんだろう?という疑問が湧いてきました。
で、その答えは最近分りました。
2005年にUSENのGYAOで放送された「怪獣のあけぼの」という番組(ウルトラ怪獣の生みの親である造形家・高山良策の生涯に迫るドキュメンタリー。当時のスタッフへのインタビューや貴重な資料から、名怪獣たちの誕生秘話が明かされる。第1話から第12話まで。)のDVD(2006年発売)がツタヤにあったので借りてきて、第1話を見たら・・・「大魔神」の話だったのです。
大魔神製作の後に、円谷プロに呼ばれ(成田亨が紹介したらしい)「怪獣の父」がここからスタートするのでした。
さて、「怪獣のあけぼの」によると、大魔神の造形は2種類あって、ひとつは人間が入るスーツ状のもの。もうひとつは4.5mの実物大のもので、3人が中に入って操演したそうです。(足は固定したままなので、撮影場所の移動にはかなり困ったらしい。)