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【透明怪獣ネロンガ】

《ウルトラ怪獣シリーズ》
BANDAI 2007 MADE IN CHINA

Owned and Photo by kanbara

「ウルトラマン」第3話「科特隊出撃せよ」に登場。
体長:45メートル
体重:4万トン


普段は透明で眼に見えないが、電気を食べているときだけ姿を表す。最大の武器は頭部の触覚3本を合わせて放つ電撃。劇中の登場人物の会話によれば、江戸時代にも暴れまわったが、村井強衛門(むらいせいえもん)なる武士に退治されたという。最初に潜んでいた井戸の近くにあった水力発電所を破壊し、続けて変電所を経て火力発電所に出現して待ち構えていた防衛隊の集中砲火を物ともせず発電所を破壊。ホシノ少年のスパイダーショットで片目を潰され、最期はウルトラマンとの激しい格闘の末に高々と持ち上げられて叩きつけられ動きを止めたところをスペシウム光線で倒された。(「ウィキペディア」より)


【SIDE VIEW】


スーツ(着ぐるみ)は東宝映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場したバラゴンのものを円谷英二が借りてきて、『ウルトラQ』のパゴスに改造したものを、佐々木明が再度改造したものである。後に地底怪獣マグラーに改造され、さらにウラン怪獣ガボラに改造された後、アトラクション用ネロンガになり、東宝に返却され元のバラゴンへ戻った。鳴き声もバラゴンの流用。(「ウィキペディア」より)


【BACK VIEW】



後から見ると、かなり昆虫っぽい。


円谷プロ30周年を記念して1993年に発行されたベストブック。内容はかなりマニアックで、この表紙に写っているのがネロンガですね。かなりブヨブヨの体形で尚且つ顔がブサイクに作られていて、僕の買ったフィギュアとはちょっと違いますね。足も短い。



どう?怖い?





【ウルトラ怪獣の条件】

この本に1967年の「毎日グラフ」の記事が載っていて、その中でウルトラシリーズの美術担当:成田亨さんの取材記事が興味を引いた。

「脚本、演出のスタッフが集まり、つぎはこんな怪獣でいこうと相談がまとまると、その案にしたがって成田さんが怪獣の下絵作製にとりかかる。(中略)

子供向けだからグロテスクなものは避けようという鉄則がある。だから一つ目や四つ目のお化けは作らない。独創的なものにしようとするから、古代の恐竜などをヒントにするのはできるだけ避けている。
コチという魚の口を見て、これはいけると思った。その口をそっくりいただき、それに目をつけ鼻をつけてでき上がったのが隕石怪獣"ガラモン"である。
エジプトの壁画。横顔に正面から見た目をつけている。どの角度から見ても同じに見える顔というのはできないものかと、考えた末が誘拐怪人"ケムール人"。庭の木の実をもいで、目を近づけて見ているうちに、表皮の模様から怪獣の顔が浮かび上がった、ということもあった。案外つまらないものがヒントになるという。」(毎日グラフ1967/2/26号 特集「怪獣を解剖する」)



【成田亨】
1929年生まれ。デザイナー、彫刻家。
1950年武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)に入学。当初洋画を専攻していたが、途中で彫刻学科に転科。1954年美術学校卒業後、「ゴジラ」(東宝)の制作スタッフの一員として、特撮系映像作品の美術に加わる。1955年には彫刻作品で第19回新制作展で入選した。
1956年武蔵野美術学校彫刻研究科(現大学院)を修了、映画監督の下に弟子入りする。1962年第26回新制作展新作家賞を受賞。
1966年から、円谷プロ製作の『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の美術監督に就任し、多くの怪獣やウルトラマンのデザインを手がける。
1968年に『ウルトラセブン』の美術監督を中途降板し、その後、大阪万博の「太陽の塔」内部の「生命の樹」のデザイン、映画の美術監督などを経て、全国各地で個展を開催する。著書・作品集多数。
2002年2月26日、没。(ウィキペディアより)


そうですか。何年か前に太陽の塔の内部を見学したことがありますが、彼の息がかかってたんですねえ。感慨深いものがあります。

さて、どのウルトラ関係の本や雑誌を見ても、「美術の成田亨」と「製作の高山良策」の二人の名前が必ず出てくるのには驚かされます。「この二人がいなければウルトラシリーズの人気はなかった。」と言わんばかりに。
次回は、もう一人の立役者、高山良策について調べてみることにします。



アルバイトの人に「神原さんは家にどれぐらい怪獣を持ってるんですか?」って訊かれたけど、「君が想像するほどは持ってないと思う。」って答えました。
大きめの怪獣を買い出したのはこのコーナーを始めてからで、今まではガチャガチャで入手するような小さなものしか持ってなかったんです。
なぜ今頃?・・・自分でも不思議ですが、これも運命なのでしょうか?

ちなみにsmicaさんもヘドラとガイガンしか持ってなさそう。

でも、いいのです。このコーナーは「怪獣に関する画報」なわけで、持ってる持ってないは関係ないのです。(笑)(神原)





2008

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