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【幻覚宇宙人メトロン星人】



バンダイ ウルトラ怪獣シリーズ

・身長:2〜50メートル
・体重:120キログラム〜1万8千トン
・ 出身地:メトロン星

第8話「狙われた街」(1967年11月19日放送)に登場。

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宇宙の彼方にある紅い星メトロン星から地球に侵入した宇宙人。狡猾な戦略で知られる宇宙人で、地球だけでなく、これまでにもいくつかの星を侵略している。地球上では北川町のとある安アパートを拠点として、人間に変身し活動していた。(ウィキペディアより)


円谷プロはウルトラシリーズを海外に売るため、「作品中に純日本的な事物を登場させる事を極力避けた」とどこかに書いてあったけど、実相寺監督の作品には日本人にしか分からないような演出を施していて、かなり「反抗的」な監督だったようですね。ウィキペディアには次のようなエピソードが掲載されています。

「当時の日本の日常を象徴する安アパートの畳の上で、非日常の象徴のメトロン星人が胡座をかき卓袱台を挟んでダンと対峙するシーンの対照ぶりは、一部の好事家に大いに受けた。しかし、海外での評価を気にしていた円谷上層部からは「和風が強すぎる」と不評だった。」

円谷プロに喧嘩売ってるとしか思えないけど、今になってみるとすごく印象的な場面なので、

「2007年7月にウルトラセブンの放送40周年を記念して行われた『ウルトラセブン大賞』で『最も印象に残ったセブンの敵』として大賞並びに最優秀宇宙人賞を受賞し(なお、最優秀怪獣賞はエレキング)、「大変な栄誉だ」とコメントした。表彰式会場では、モロボシ・ダン(森次晃嗣、表彰式当時64歳)とメトロン星人が卓袱台をはさんで会話する名場面が再現され、「一番目立った敵だった」と祝福する森次と握手。デイリースポーツ紙上では「セブンとメトロン星人、歴史的和解」と報じられた。」(ウィキペディアより)


【SIDE VIEW】

【BACK VIEW】

このフィギュアのペイントは本物とはちょっと違う。

「顔から腹にかけてが赤く、手足の先は青。背中は黄色で背筋に沿って白い円形の器官が並んでいる。」というのが正解らしい。ニューペイントのメトロン星人は6月上旬発売予定。でも、もう買わない。



【ウルトラセブン鑑賞報告】途中経過

No. タイトル・登場怪獣・宇宙人 脚本・監督 感想
1 『姿なき挑戦者』
宇宙ハンター クール星人
カプセル怪獣ウインダム
金城哲夫
監督-円谷一
特技監督-高野宏一
新しい番組の始まりはいつも緊張感がある。
ウルトラマンにはなかった「物々しさ」がみなぎってます。
2 『緑の恐怖』
生物X ワイアール星人
金城哲夫
監督-野長瀬三摩地
特技監督-高野宏一
ワイアール星人というのは植物的な姿をしているので、目とか鼻はなく、(インドのミラーワークのような)身体にミラーをあちこちに付けて透き通っているように見せていました。
ま、あまり成功しているようには見えませんでしたけど。
3 『湖のひみつ』
宇宙怪獣エレキング
変身怪人ピット星人
カプセル怪獣ミクラス
金城哲夫
監督-野長瀬三摩地
特技監督-高野宏一
宇宙人の乗ってきた円盤がカクカクしていて家具のようでもあり、このデザインは好きですね。円盤ていうと丸いというのが相場だから新鮮でした。
4 『マックス号応答せよ』
反重力宇宙人ゴドラ星人
山田正弘、金城哲夫
監督-満田かずほ
特技監督-有川貞昌
ゴドラ星人はフィギュアで欲しいけど安いのがない。「キャラクティックス」では1万円ほどしたかな?
5 『消された時間』
宇宙蝦人間ビラ星人
(放送当時はヴィラ星人)
菅野昭彦
監督-円谷一
特技監督-高野宏一
ビラ星人はカブトガニのような、エイリアンのフェイスハガーのような生物で、これも好きです。僕は左右対称ものが好きみたいです。
6 『ダーク・ゾーン』
放浪宇宙人ペガッサ星人
若槻文三
監督-満田かずほ
特技監督-有川貞昌
満田監督の演出はシュールというかヘタというか、台詞がメチャクチャで役者が馬鹿に見える。今では、こういうシーンを観ながらツッコミを入れるのが流行っているらしい。(笑)
7 『宇宙囚人303』
火炎怪人キュラソ星人
金城哲夫
監督-鈴木俊継
特技監督-的場徹
ウルトラセブンが怪獣と闘わないという異常事態な回。キュラソ星人も強そうじゃないし、自爆してしまうというのもなんだかなあ。消化不良な20分間です。
8 『狙われた街』
幻覚宇宙人メトロン星人
金城哲夫
監督-実相寺昭雄
特技監督-大木淳
しかし、なんでこんなに監督に差があるんだろう。というか差がありすぎ。第7話と同じ脚本家なのに監督によって台詞回しが違いすぎる。
第一話からここまで我慢した甲斐があったというのが正直な気持ち。ここでは超有名な「ちゃぶ台のシーン」が観れますが、全然物語に違和感がないのは、さすが実相寺監督。素晴らしい。

まだまだ、セブン鑑賞は続くのだ。(まるで苦行のようだ。)




2008

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