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【冷凍怪獣ペギラ-2】


バンダイ ガシャポンHGシリーズ 「ブルマァク魂」

Owned and photo by kanbara

特殊美術・成田亨と怪獣造型・高山良策による初のウルトラ怪獣である。
最初のデザインでは角は無く、翼も羽根を多く蓄えていた。


う〜ん、このペギラ、全然似てない。翼が振り袖みたいだし、頭は坊さんのようだし。

【SIDE VIEW】

【BACK VIEW】

まあ、かわいいっちゃあ、かわいい。
幼児体型だもんね。

しかし、このペギラという怪獣は見た目それほどかっこいいわけでもないし、迫力があるわけでもないし、番組を観ても突っ立ってるだけだったような気がするぐらい地味。
でも、ナメゴン、カネゴンとともにウルトラQの三大怪獣のひとつなんですよね。テレビ番組「怪獣のあけぼの」にも絶賛する人が出てたぐらいですから。それぐらい、当時の子供は怪獣に飢えていたということでしょうか。ゴジラ並みの扱いを受けてますね。



さて、今回は、日本の怪獣ブームの遠因になった映画を紹介しましょう。


【『シンドバット7回目の航海』観賞報告】

この映画の特撮を担当したのが、レイ・ハリーハウゼンという人物。

レイ・ハリーハウゼン(Ray Harryhausen、1920年6月29日 - )は、アメリカの特撮映画の特撮監督・特殊効果スタッフで、ストップモーション・アニメーターである。映画史上、20世紀の映画の特撮技術の歴史を作ってきたといわれる人物。1950年代から1960年代に活躍した。(「ウィキペディア」より)

彼は、後のスターウォーズを完成させるジョージ・ルーカスや特撮の神様・円谷英二に影響を与えたことでも有名で、借りて来たDVDには映像特典として、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を撮ったジョン・ランディスとの対談があり、その中でいかに彼が偉大な人物かが語られています。


で、以前から気になっていたこの「シンドバット・シリーズ」を借りてみて驚いた。
意外と面白いのです、話が。王子と姫と魔術師と魔法のランプを巡る大冒険活劇。それに見た事もないクリーチャー達。かなり、(ところどころ、辻褄の合わない所もあるけど)映画に引き込まれてしまった。それにちゃんとお金をかけて作ってるし、子供にも分るようにていねいに作られています。
この映画の後、ゴジラもカラー化して再登場し、かなりハリーハウゼンに影響されてるなあ、という場面があちこちに見受けられます。

それでは、彼の関わった作品を列記してみます。



『猿人ジョー・ヤング』 1949年 未見。
『原子怪獣現わる』 1953年 未見。本格的なデビュー作。『ゴジラ』(1954年)にも大きな影響を与えたことは有名。
『水爆と深海の怪物』 1955年 未見。ゴールデン・ゲート・ブリッジを巨大な蛸が破壊するというストーリー。
『空飛ぶ円盤地球を襲撃す』 1956年 未見。ティム・バートンの『マーズ・アタック』(1996年)に登場するUFOはこの作品のパロディだそうだ。
『地球へ2千万マイル』 1957年 未見。
『シンドバッド七回目の冒険』 1958年 初のカラー作品。骸骨戦士との剣戟シーンが有名。
物語中、姫が小さくなる場面は「モスラ」に登場する「双子の小人」を想起させる。
『SF巨大生物の島』 1961年 高校生の頃、テレビで観た。巨大なカニが印象的。
『アルゴ探検隊の大冒険』 1963年 「7つの首を持つ怪物ヒドラの登場シーンでは、それぞれの首が自然で滑らかな動作をしているように見せるため大変な苦労をした」と特典映像のハリーハウゼンは語る。
この映画を評して、ジョン・ランディスは
「この作品で我々は現実に起こりえない事も享受できるようになった。」と語っています。
『H・G・ウェルズのSF月世界探検』 1964年 未見
『恐竜100万年』 1966年 女優のラクウェル・ウェルチの方が記憶に残ってる。
『恐竜グワンジ』 1969年 恐竜の出る西部劇。未見。
『シンドバッド黄金の航海』 1973年 観たような、観てないような。これから観る予定。
『シンドバッド虎の目大冒険』 1977年 観たような、観てないような。これから観る予定。
『タイタンの戦い』 1981年 観たような、観てないような。これから観る予定。



「極上のファンタジー映画に欠かせないのは想像力(イマジネーション)。それが、長年特撮を手がけた私の信条だ。」



2008

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