カンテ写真部

その17

photo & text : kanbara



< ネパール カトマンズ 1986>その2

カトマンズは小さな街で、僕の泊まっていた『ペンション・バサナ』はその市内からはタクシーで5分ぐらいのちょうどいい距離のところにありました。
なので、時間があれば歩いて市内に入ったり、ぶらぶらと買い物したりしながら歩いて帰ったりしてました。

この女の子を撮ったのも道すがらですね。一緒にカトマンズに行った池上君とペンションの近所を散歩していた時のものです。どこでもそうだけど、子供の好奇心てすごい。こっちを凝視しますからね。

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ある日の記録。

3月27日(木)

6時 起床 食堂で一服
7時  朝食
10時 インド大使館へビザの申請に。 タクシー 11Rs.
12時20分 やっと順番が回って来た。 ビザ代 51Rs.
13時 レストラン「ふじ」で昼食。 トンカツ定食 80Rs.
エア・インディアのカウンターへ行ってタイムテーブルをもらって、インドラ・チョークの道ばたでトニックの瓶を買う。
ダーバースクエアでタクシーに乗って帰る。3時。
4時 シャワーを浴びて、トニックの瓶の撮影。
5時〜7時 服のサンプルのチェック。
7時30分 ニューロードに出て『シバズ・スカイ・レストラン』で。 夕食 65Rs.
9時 ニューロードからディリバザールまで歩いて帰る。
途中、ポストカード+絵の具+ピクチャーブック購入
文具代15Rs.
10時 就寝

※なんと、この日は2時間しか仕事をしてない。
※ビザの申請に2時間!のんびりし過ぎ。
※ポストカードを買ったのは、道ばたの文具店で。
双子の兄弟が店番をしていて、僕が子供が買うような文具を物色していたので不思議そうな顔をしてました。壁にインド映画の女優のポストカードが15種類ほど飾ってあったのでカンテ用に買って帰りましたが、全く人気がなかった。そりゃそうですよね。カンテのお客さんはほとんどが女性なのに、僕の好みで買った女優のポストカードなんか売れるわけがない。

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ある日、市内の競技場で何かの記念式典が行われていて、そこでこんな写真も撮った。

なぜこんな構図になっているのかというと、女の子の回りの大人がまったく絵になってないので、トリミングをぎりぎりまでやったらこんな風になったというわけです。

ちなみに、この女の子が着ている服の生地でNPの服を作った事があります。日本で着るとけっこう派手です。


(この記事は2009年に書いた物です。先日起きたネパール大地震。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。)







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