紅茶の講座 02

「セイロン紅茶」

まずは、紅茶の代表選手、セイロン紅茶から飲んでみる事にしましょう。

「セイロン」とは「セイロン島」のことで、かつてイギリスの植民地だったスリランカのことを指します。
今から150年ほど前、1850年代に紅茶の栽培が始められ、その約40年後、1890年にリプトンが大規模な茶園を造り、世界中に新鮮でおいしい紅茶を届けたことがセイロン紅茶が広まるきっかけです。

市販されているセイロン紅茶はだいたいがブレンドもので、そのベースになっているのは、一般的には「ディンブラ」という銘柄です。
これはスリランカの山の上の方で採れる茶葉を使って作られる紅茶で、味、香り、渋味のバランスがよいので、ストレートでもミルクティーでもおいしく飲め、紅茶(ミルクティー)の基本になっています。


カップ一杯当たりの紅茶のレシピは・・・

茶葉

3g

お湯の量

150cc

蒸らし

3分


これを基準に、自分の好みに合わせて茶葉や湯の量を加減します。
ただし、一杯点てはあまり美味しく出来ないので
最低でも2杯分作るようにしましょう。


ここで注意しなければいけないのは、「紅茶は100℃でないと、香り、味の成分が溶け出さない」ということです。冷たいポットにお湯を注ぐと約10℃下がります。ですので、お湯を多い目に沸かし、紅茶をポットに入れる前に、ポットにお湯を入れて温めておく必要があります。温まったらそのお湯をカップに入れて、紅茶ができるまでカップを温めておきましょう。

3分蒸らしている間にポットの中では何が起こっているかというと・・・、

茶葉に含まれるタンニン(渋みの成分)やカフェインがお湯に溶け出し、茶葉が開ききるとポットの下に沈みます。セイロン茶の場合、2分ほどで沈んでしまいますので、ストレートで飲まれる方は早めに茶こしで漉しましょう。
僕は濃厚なミルクティーが好みなので、茶葉を7g、お湯を300ccにして3分蒸らしてから二つのカップに注ぎ分け、少し温めたミルクをたっぷりとスプーン1杯の上白糖約6gを足します。一人の場合、2杯作って一杯しか飲まない事もあるし、2杯とも飲んでしまう時もあります。これが僕流。

あなたは、どんな紅茶が好みですか?





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