紅茶の講座 03

「アイスティー」

今回は、セイロン紅茶を使って、〈ストレートで飲むアイスティー〉を作ってみます。

ストレートのアイスティーを作る時の注意点は濁らせない事。濁っても味には影響しないのですが、見た目おいしそうではないので。
では、なぜ濁るのかというと・・・紅茶液中のタンニン(渋みの成分)が徐々に温度が下がる事によってカフェインと結合して結晶化するからです。

では、その結晶化をさせない方法は・・・
1)急冷すること。
2)茶葉を多く使わない事。ただし、紅茶の味がなければおいしくないので、結晶化が起こるギリギリの量を使う事。

これはもう慣れしかないですね。

ポットティーでストレートで飲んでみて渋い紅茶はミルクティーには向いていません。例えば、ウバとかアッサムとか。セイロン紅茶の「ディンブラ」はそれほど渋くないので、使いやすい紅茶のひとつと言えます。あと、アールグレイとかも濁りにくい。
そして、一気に冷やすために準備は万端に。


用意する道具は・・・、






ミルクパン
ちゃこし
タイマー

《アイスティー(ストレート)の作り方》今回はディンブラを使用。

1)ミルクパンに水を250cc入れて沸かします。(少し多めに作って鍋に少し残すことでタンニン量の調節をします。)

2)沸いたら火を止めて、ディンブラをスプーン1杯(4~5g)を入れて30秒蒸らします。(150ccに対して3gの紅茶が必要という計算なので250ccでは5g。セイロンティーは細かい茶葉なので成分が出るのが早いから。ミルクに負けない紅茶にするには3分必要ですが、ストレートの場合は30秒でかまわないのです。)

3)ミルクパンを軽くゆすり、氷をたくさん入れたグラスに漉します。(ミルクパンの全部を漉さないで少し残す。全部漉してしまうと濁ります。)

4)手早く氷を溶かし、溶けて小さくなった氷は外し、新しい氷を入れてできあがり。

アイスティーは味よりも見た目が大事。透明感のあるアイスティーはおいしさを誘います。
実際、上の作り方だと味もちゃんとしっかりしてるので、シロップを足さなくてもおいしいセイロンのアイスティーが飲めます。

どうやっても濁るという人は、僕のところに来てください。特訓をします。(笑)





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