紅茶の講座 04

「ダージリン紅茶」

今回は、三大紅茶のひとつ、ダージリン紅茶をいれてみます。
ちなみに、カンテのダージリンは香りの良い、(有名な海外のメーカーのものと飲み比べても)かなりリーズナブルなダージリン紅茶だと思います。

今回はセイロン紅茶の時の応用で、お湯の分量や蒸らす時間を変えることによって違った味わい方ができることを試してみましょう。

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《ふたりで飲む場合》

ミルクティー・・・ダージリンを6g、温めたポットに入れて300ccのお湯を注ぎ3分間蒸らします。これをふたつのカップに注ぎ切ってミルクを足せば、ダージリン紅茶のミルクティーができます。

ストレート・・・お湯の量は300cc、蒸らす時間を2分にすればいいでしょう。

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《ひとりで飲む場合》

ダージリンはミルクティーでも充分香りがいいのですが、「まず1杯目はミルクを足さずストレートでダージリン本来の香りを楽しみたい」という方は、お湯は少し多い目の350cc、蒸らしは3分でいいでしょう。2杯目を飲む頃にはお茶っ葉は開ききっていますからミルクティーに最適な濃さになっているはずです。

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さて、どの場合でもダージリン紅茶には砂糖は似合いません。
なぜなら、その味わいが中国茶や日本茶に近いので、甘いケーキやお菓子を食べながらいただく、というのがベストでしょう。



もう一度おさらいをします。

紅茶の基本は(ミルクティーの場合)1カップあたり、茶葉3g、お湯150cc、蒸らし3分
ただし、ポットティーを作る場合必ず人数分プラス1杯分余計に作った方がおいしくできるので、茶葉6g、お湯300cc、蒸らし3分が基本になります。

これを、茶葉の性格(性質や大きさ)に合わせて加減をすることで、「自分の紅茶」が完成します。例えば、茶葉の出が悪いときは、茶葉7g、お湯300cc、蒸らし4分とか。
あと、水の硬度によっても違ってくる場合があります。硬い水(カルシウム分が多いヨーロッパの水)はお茶が出にくいので蒸らしを長く、柔らかい水(日本のような軟水)なら蒸らしを短くとか。


〈ダージリン紅茶に関するウンチク〉

インドの北東部ダージリン地方はヒマラヤのふもと、ネパールとブータンに挟まれた場所にある丘陵地です。ここに植えられているお茶の木(紅茶の木というものはない)は中国から持ち込まれた茶樹(苗木)なのです。ですから、この茶樹から採れる葉で中国茶と同じものを作る事は可能です。(厳密には育つ場所が違うので味に違いはあるでしょうけど。)
日本茶ももとはといえば中国から持ち込んだ苗木から始まっています。

最近は、茶葉の発酵度を低くして作った緑茶のようなダージリン茶が人気のようです。渋味が強いので、僕の好みではないですが。




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