[今日のチャイ:総集編 ]
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2020年5月27日(水)
<今日のチャイ64・・チャイの発祥について>
ネットでチャイの歴史を調べていたら、 東京・関東エリアを中心に17店舗を展開している「インドレストラン・ムンバイ」の面白い記事を見つけました。タイトルは「インドのお茶事情〜チャイとコーヒー〜」
どこが面白いのかというと、インドの人(ここでは「ムンバイ」の社長)に直接インタビューしてチャイの歴史を語ってもらっている点ですね。
僕は40年もチャイを飲んでいるのに、インドの人に「チャイってインドではいつごろから飲まれていたの?」って質問しても「知らない」「良く分からない」という返事しか返って来なかったんですよね。だから、本や雑誌からの情報しかなかったから、この記事はすごく面白かった。僕の知らないこともありました。
例えば、「86歳の父に聞いたんだけど、子どもの頃にイギリス人がやってる紅茶の会社が、無料でチャイを配りに来たんですって。みんなに味を知ってもらうっていう、デパートでやってる試飲会みたいな(笑)」とか。
でも、ちょっとおかしな部分もあって
「あのね、チャイの歴史の始まりはものすごく昔で、もう何千年も前からチャイはあったんです。スパイスって効能があるじゃない?風邪に効くとか消化にいいとか。だからスパイスをお湯に煎じて飲んだりしてたわけ。でもその中には、いわゆる紅茶の葉っぱは入ってなかったんです。」
ていう部分なんですが、これだと「チャイ」という言葉は、何千年も前にインドで出来た言葉のように聞こえますが、「チャイ」って「チャ(茶)」が訛った言葉なわけだから、紅茶じゃないにしても何かしらの茶(緑茶だと思うけど)が中国から入って来ていて、それを煎じて飲んでいたんだと、そして、その時中国人が売りに来た「チャ」がインドの人には「チャイ」と聞こえて、それがインド全土に伝わったんだ、とそう僕は思います。
2020年6月1日(月)
<今日のチャイ65・・砂糖について>
今日は「砂糖」のお話を。
「今まで、チャイに砂糖は入れませんでした。コーヒー、紅茶等、お茶には全て砂糖は入れないのが普通だったので。」と田中さんからのメール。
「しかし、今朝、なんとなく三温糖を入れてみたら、、、、、美味しいです。かなり美味しいです。
甘ったるい味を想像していたのですが、そんなことなくて、すっきりしているんですね。
暫く、砂糖入りで試してみたいと思います。」
そして、僕の返事は・・。
「チャイのワークショップでは、砂糖は摂らないという人にも、無理矢理5gは入れてもらいます。
味が整いますからね、たった5gでも。
紅茶、牛乳、砂糖のバランスがチャイの持ち味だと思っていますので、続けてみてください。
三温糖やザラメは、他の砂糖より甘さは強く感じますが、実際はそれほど甘くないのであっさりしているんですよね。
きび砂糖は、甘く感じないので大量に使ってしまいがち。やっぱり、僕は三温糖かな。」
その後で。
「紅茶+牛乳だけだと、牛乳の乳臭さを感じる場合がありました。
煮出しの時間が短い?と思って、少し長くすると、苦みが出てしまう。。。
難しいなあと思っていたのです。
それが、砂糖を入れたら、全く感じないんです。
仰る通り、味が整ってる!
朝から、何か、大発見した!!と偉そうな気持ちになっていましたが、
神原さんからのお返事を読んで、恥ずかしくなりました。
「偉そうに、おまえは何も発見しとらん」自分で自分を責めておきました。」
ははは。自分を責めなくてもいいですよ。僕も、当初はチャイに砂糖を入れずに飲んでいました。ところが、チャイって飲み始めるとどんどん濃くなっていくんですよね。不思議と。そうすると、砂糖がないと、おいしく感じなくなったんです。ダージリン紅茶だとそういうことはなくてノーシュガーだったりします。なので、これって、アッサム系のお茶だからそうなるのかもしれません。
それから、砂糖は必ず入れるようになりました。ただ、ワークショップを始めた頃は、1杯あたり7g使っていたんですが、今では5gでもよくなりました。その理由は、まだよく分からないんですが、田中さんのいうように渋み(苦み)と関係があるのかもしれません。今の「神原チャイ」は渋み(苦み)が以前より少なくなっているのかもしれませんね。
2020年6月3日(水)
<今日のチャイ66・・ラムレーズンチャイ>
以前、カカオチャイを作ったことがあったので、今日はその変形バージョンで、「ラムレーズンチャイ」を作ってみました。使ったのはこれ。

さて、これをどの段階で使うか・・・考えたけど、やっぱりレーズンを食べないわけにはいかないだろうということで、チャイが出来上がって砂糖の代わりにこれを15g入れてみたのでした。

これは、思った通りというか、誰が考えても「美味しい」としか言えない。(笑)
2020年6月4日(木)
<今日のチャイ67・・トクラ紅茶で>
今日は、久しぶりにネパールのトクラ紅茶(上等のヤツ)とアッサムCTCのブレンドでチャイを作ってみました。
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トクラ紅茶+ロイヤルミルクティーブレンド=3g |
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ブリタの浄水:120cc、トップバリュー牛乳(乳脂肪分3.5%〜):100cc |
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鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。 |
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卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。ざらめ糖5g |
ちょっとしたハプニングがあり、茶葉の煮込みを1分30秒でストップ。宅急便が来たのだ。
慌てず素早く、茶汁をグラスに漉して、玄関へ。しばらくして、チャイ作りを再開。
鍋に戻し、牛乳とザラメを加えて2分煮ました。グラスに漉すと140ccぐらいあったので、もう一回鍋に戻して、130ccに。
さて、お味は・・・ちょっとだけ薄くなってミルクティーのバランスを崩しましたが、飲めなくはない。砂糖が少し甘く感じたのも、茶葉の煮込みが少なかったせいかも。
毎日飲んでると、ま、こういうこともあります。
2020年6月5日(金)
<今日のチャイ68・・出来上がりの量を変えて作る>
いつもはできあがりを130ccと考えて作るんだけど、今日はその1.5倍を目指してつくってみました。なんで?・・・たっぷり飲みたいという人に答えるためですね。ただ、そのためには「神原チャイ」よりもあっさり目の茶葉を使おうかなと考えて、「神原チャイSP」に使った高級ルフナだけで作ってみました。さて、どうなるんだろう。
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ルフナ:4.5g |
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ブリタの浄水:150cc、トップバリュー牛乳(乳脂肪分3.5%〜):150cc |
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鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから2分煮る。 |
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卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。三温糖:7.5g |
130ccの1.5倍は195cc。牛乳を加えて沸騰してから2分だと、出来上がりが210ccで、色が薄かったので、もう一度鍋に戻して1分30秒程煮たら170ccになってしまった。でも色はまあまあ。

それほど濃くならない茶葉だから、おいしく頂けました。
2020年6月9日(火)
<今日のチャイ69・・茶葉を触る>
今日は、ルフナのOPタイプ(針金状の長い茶葉)を指で細かくして、CTC紅茶とブレンドしてチャイを作りました。量が多ければ手のひらで潰します。ミルでやってもいいんだろうけど、手でやる方が加減が分かりやすいし、茶葉を触るって気持ちいいんです。
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ルフナとCTC:6g |
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ブリタの浄水:180cc、ライフの牛乳(メグミルク3.5%〜):180cc |
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鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから3分煮る。 |
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卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。三温糖:10g |
今日の比率(秘密だけど)はよくなかった。Special感がない。でも、分量は260ccぴったりにできた。ちょっと砂糖を足したら美味しくなった。日によって欲しい甘さが違うのが妙ですね。体調の影響もあるかな。
2020年6月11日(木)
<今日のチャイ70・・きなこチャイ>
今日は、福岡の「オオカミの口」さんのインスタで紹介されていた「きなこチャイ」に挑戦しました。
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・きな粉5g
・砂糖10g
・茶葉3g |
※きな粉は焙煎の深いものがいいらしい。僕が遣ったのは「京きな粉(北海道産大豆使用)」ですが、これが焙煎が深いかどうかは比べる物がないので不明です。
水:150cc 牛乳150cc
作り方はいつものやり方で・・・牛乳を入れてから4分煮ました。
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・取っ手から手を離して撮影してます。あぶないところで、停まっていますね。
でも、こぼしてないよ。(笑) |
出来上がりは、当然ですが大豆の香りがします。甘くて美味しい。夏は冷やして「わらび餅チャイ」を考えています。ワンパターンかな?(笑)
2020年6月13日(土)
<今日のチャイ70・・神原チャイSPの2杯点て>
ついに、というか、やっとというか、「神原チャイSP(Special Blend)」用のルフナが到着しました。2ヶ月ぶりの再入荷です。
そこで、早速CTC紅茶とブレンドして、チャイを2杯点てしてみました。
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ルフナ(堅い針金状)とCTC紅茶:6g(比率は極秘) |
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ブリタの浄水:180cc、トップバリュー牛乳(乳脂肪分3.5%〜):180cc |
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鍋に水と茶葉を入れ沸騰させてから2分煮て、牛乳を加えて沸騰させてから3分煮る。 |
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卓上IH。手鍋は16cmのホーロー。三温糖:ひとつは5g、ひとつは6g |
水と牛乳で360cc、これを約7分間で260ccにするというのが、僕のやり方。
今日も同じように作ったつもりでしたが、出来上がりは250cc。これを二つに分けるんだけど・・・
ひとつは120ccにして砂糖を5g入れて、ホットで飲んでみました。
これは濃厚。雑味の無い味。牛乳を感じさせない、紅茶の深い香り。
ひとつは130ccにして砂糖を6g入れて、ボウルに張った氷水で急冷して冷蔵庫へ。4時間後氷を入れずに飲んでみましたが、これも濃厚で美味しい。氷を入れてしばらくは溶けないので、アイスチャイを堪能できます。
これをヒントに、もう少し濃いチャイシロップを作って、かき氷にかけてみたらどうだろう。レシピは、昔、カンテのグランフロント店でやってた「チャイミルク」というのを参考に作ってみます。おいしくできたら、ここで公開しましょう。
2020年6月16日(火)
<今日のチャイ71・・神原チャイSPの2杯点て>
2日連続「神原チャイSP」の1杯点て。今日も熱いうちに一気のみ。
まさに「飲むスイーツ」。どうしてこんなにも美味しいのか?
カンテの茶葉を超えてます。個人的見解ですが。(笑)
2020年6月18日(木)
<今日のチャイ72・・kanonさんのチャイ>
「神原チャイSP」と「マサラチャイ」を買っていただいたkanonさんから、写真付きのメールをいただいたのでご紹介します。「自分以外の人は、どんな風にチャイを作っているんだろう?」と思う人にとっては(僕にとっても)興味あることですもんね。

kanon「今朝、早速チャイを煮出していただきました。
美味しい時間を楽しめる事、嬉しく思っております。
自分も鍋のフチギリギリまで沸き立つあの瞬間が大好きです!」
神原「きれいな泡ですね。この鍋の素材は何ですか?IHのようですが。」
kanon「この鍋は12cmミルクパンで材質は銅です。
我が家の古いIHは一口だけラジエントヒーターなので、アルミや銅の通電しない材質の小さな鍋をこの部分で使い、チャイを煮出しています。写真は神原チャイSPを分量通りに2杯分で作りました。」
神原「ラジエントヒーターっていうのは初めて聞きました。そういうのがあるんですねえ。
【ラジエントヒーターはトッププレートの下に、ニクロム線を渦巻状にして埋め込んだ調理器具です。金属鍋はもちろん、IHクッキングヒーターでは使えない耐熱ホーロー鍋や、超耐熱ガラス鍋なども使うことができる】
それに12cmで2杯点て!これも初めて見ました。普通、12cmだと1杯点てでも噴いちゃうんですが、こんなにギリギリまで泡立ってる。それに銅なべも珍しい。さらに、信州では成分無調整牛乳は3.6%なんですね。色々と興味深いお写真です。ありがとうございました。」
さて、僕の「今日のチャイ」は・・・「マサラチャイ」。やっぱりこのスパイスの香りを時々嗅ぎたくなるんですよね。
2020年6月20日(土)
<今日のチャイ73・・チャイシロップの作り方>
お昼にかき氷を作ろうと思い、チャイシロップを朝作りました。
まずは、濃い〜チャイから。今日はガスコンロで。手鍋は16cmのホーロー。
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神原チャイ:7g |
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ブリタの浄水:100cc、セブンイレブンの牛乳(乳脂肪分3.6%):150cc |
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1)手鍋に水と茶葉を入れて火を着け、沸騰したら弱火で水分を飛ばします。(約1分)水が少ないので干上がらないように注意してください。
2)牛乳を入れて強火にし、沸騰したら中火で2分ぐらい煮ます。
3)茶こしで漉す。砂糖はこの時点ではなし。 |
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できあがりは、約150cc 。
氷水を張ったボウルに入れて急冷しないと、牛乳が劣化してイヤな匂いがつきます。 |
冷えたら冷蔵庫へ入れて、2時間程さらに冷やして、ガムシロップを1:1で加えたらできあがり。
ガムシロップの作り方は、こちらを参照。「macaroni」
今回は、簡単に作るため、パルスイートを使ってみました。
アイスチャイ150ccに対して80ccのパルスイートを使ったので、230ccがチャイ・シロップになります。これで、かき氷2個分になります。
このチャイシロップをかき氷に3回にわけてかけ、最後に練乳をかけてできあがり。
これでも美味しいんだけど、最近は、家庭でもふわふわのアイスが出来るようになっているとか。新しいかき氷の器械が欲しいです。
2020年6月21日(水)
「神原チャイSP」を買っていただいたYさんからこんなメールが寄せられました。
「神原さま
『神原チャイSP』をプレーンで淹れてみました。あまりの美味しさにすっかりハマってしまい、いまだにプレーンでしか飲んでません(笑)
この香りとまろやかな味は今までに飲んだ紅茶で1番好きかもと思っています。
ルフナという茶葉は初めて知りました。これが美味しさの秘密かな?ありがとうございました。」
そうですね。美味しさの秘密は「ルフナ」ですね。「ルフナ」と言ってもピンからキリまであります。美味しいルフナを探す事5年。ウソです。(笑)
僕のワークショップに参加してくれた方が、美味しいルフナを探していて見つけてくれたんですよね。「神原さん、絶品です!」って。
僕の見つけたルフナも美味しいので、それは「神原チャイ」に使っていますが、「絶品ルフナ」は僕の見つけたもの以上に美味しかったので、それに金額も高かったので「神原チャイ」には使わず(というか使えず)、「神原チャイSP」というスペシャル・バージョンを作ったというわけです。
しかし、そのルフナは在庫が少なくあっという間に欠品になったのですが、その後売り出された、さらに味と香りがグレードアップされた「絶品ルフナ」を使って、今回の『神原チャイSP』が作り出されたというわけです。今回のは香りが素晴らしい。この香りが美味しさの本当の秘密なのかもしれませんね。
以上、コマーシャルでした。(笑) |