[ 神原通信 ]
2020年12月24日(木)
<今日の1曲>
毎年、「今まで知っているようで知らなかったクリスマス・ソング」を探してここで紹介しています。今年はジュディ・ガーランドのこの曲が見つかりました。
Have Yourself a Merry Little Christmas
ジャズシンガーヤニのブログによると「Have yourself a merry little Christmasは1944年のミュージカル映画「Meet Me in St. Louis」でJudy Garlandが歌った曲」だそうで、この映画のワンシーンがYouTubeにありました。
Meet Me In St. Louis (1944) – Judy Garland – Have Yourself A Merry Little Christmas
「シーンの内容はお父さんの仕事で家族みんながなじんでるSt. Louis, Missouriからニューヨークに引っ越ししないといけないのですごく動揺してる状況の中クリスマスイブに主人公のジュディ・ガーランドが落ち込んでる5歳の妹を励ますために歌ってる曲」だそうです。(ジャズシンガーヤニのブログより)
ジュディ・ガーランドの目のキャッチライトがきれいで、みとれてしまいました。
2020年12月23日(水)
<ミルキーチャイ>
「クリスマスに最適な『お家チャイ』のレシピってできますか?」という問い合わせがあったので「それなら昔、『ルイボスチャイ』が好評だったので、それを紅茶でアレンジしてみます。」
ということで、できたのがここに載っています。
↓
日東紅茶公式アカウント
https://twitter.com/nittoh_tea
ここには、土しょうがとシナモンパウダーを使った2杯点ての『ミルキーチャイ』が載っていますが、僕のこのブログでは、土しょうがとシナモンスティックを使った『ミルキーチャイ:4杯点てバージョン』を紹介します。「家族でチャイ」というのがテーマですね。
<道具>
・手なべ:直径20cm程度のものが吹きこぼれにくいです。(容量1リッターぐらい)
・茶こしのない家が多いそうですが、チャイを作る資格がありません。(笑)
100均で売ってるので、是非購入しましょう。
・計量器(スケール):「私の辞書に『計量』なんかない!」と豪語する方が
いらっしゃいますが「チャイマスター」の座右の銘は『計量こそ命』です。
あなどってはいけません。特にチャイは、その一手間が味を左右します。
メジャーカップもタイマーもどんどん使いましょう。そして、メモるのです!!
それこそが上達の近道です。
<材料>
・水:水道水でかまいません
・茶葉:ロイヤルミルクティーブレンド(もちろん「神原チャイ」でもできます)
・牛乳:乳脂肪3.5%〜3.7%の成分無調整牛乳(メグミルク推奨)
・土しょうがはできるだけ薄くスライスしてください(皮は取らなくてOK)
・シナモンスティック:セイロン産の甘い香りのものを砕いて使います
・砂糖:お好きな甘味料(三温糖推奨)
<ミルキーチャイの作り方(4杯分)>
水 |
茶葉 |
牛乳 |
しょうが(スライス) |
シナモンスティック |
砂糖 |
280ml |
12g |
460ml |
20g |
2/3本(約3g) |
40g |
※水と牛乳を足すと740mlになります。
ここから約10分間(制作時間)に蒸発する水分量、および茶葉としょうがとシナモンが吸い取る量の合計約140mlを引くと600mlとなります。
これを4杯で割ると、1杯当たり約150mlになる計算です。
1)手なべに水、茶葉、生姜のスライス、シナモンスティックを入れて火をつけます(強火)
2)沸騰したら中火にして2分煮ます
3)牛乳、砂糖をいれて、強火にします
4)沸騰したら中火にして、徐々に泡を出しながら混ぜて4分煮ます
5)茶こしで漉せば、できあがりです
※僕は甘党なので砂糖を多く使っていますが、そうじゃない人もいるので最初に30g入れて後で足してもいいかも。
自分で言うのもなんですが、美味しく出来たので、2杯続けて飲んでしまいました。(笑)
|
ちなみに、今回使ったシナモンスティックは「有機シナモンスティック(セイロン産)」(鎌倉香辛料)です。マスコットの「セイロンシナモン」なら、成城石井で売ってます。
Twitterで使用したパウダーはハウス食品なので、スーパーで入手可能です。 |
<今日の1曲>
Kraftwerk - Spacelab (The 3D-Catalogue)
寝る前に聴くと気持ちいい。
2020年12月10日(木)
<テケテケ>
「Oh!エド日記」に時々登場するエドさん家の愛犬「テケちゃん」。トイプーかな?
一見元気そうなんですが、もう16歳で、目も見えないし、耳も聞こえないそうです。エドさんがしゃべっている途中で、耳をかいたり、咳き込んだりして、番組のジャマをするのが可愛いです。エドさんは、「東京ベンチャーズ」を結成するほどのベンチャーズ好きなので、彼らの代名詞とも言える「テケテケ」から愛犬にも「テケ」という名をつけたのですが、近所の人には「ペケ」と聞こえているらしい。まあ、「ペケちゃん」でもかわいいですけどね。
これとは逆に、僕が「マツコの知らない世界」で、フリップに書かれていた伏せ字「××」を「ペケペケ」と読んだはずなのに「テケテケ」と言ってたみたいでみんなに笑われちゃったんですが、これが思いのほか受けました。(笑)
という事で、今日はテケテケサウンドを聴いてみましょう。
<今日の1曲>
「パイプライン/ベンチャーズ」
1965年1月ベンチャーズ2度目の来日記念実況録音盤です。
いきなり「テケテケテケテケ」と入って来ますが、この「パイプライン」、元々はシャンテイズの曲なんですね。僕はシャンテイズのこと全く知らなかったんですが、YouTubeには当時の映像が公開されています。
The Chantay's - Pipeline (Lawrence Welk Show 5/18/63)
「この曲は、当時人気が高まっていたサーフィン熱に乗って、『ビルボード』誌のポップ・チャートを駆け上がって4位に達し、この時代を代表するヒット曲となった。」そうだけど、日本のレコード会社は、なぜかベンチャーズのアルバム「サーフィン」からこの曲をシングルカット。これが大ヒットして、日本中、猫も杓子もベンチャーズ、ということになったのでした。僕も小学6年生の頃、友達の誕生日会で「パイプライン」や「ダイヤモンド・ヘッド」をかけてモンキーダンスを踊っていましたね。
「ベンチャーズが日本で人気が出たのは2回目の来日(1965年1月、アストロノウツなどとのパッケージツアー)で、ドン、ボブ、ノーキー、メルの4人で行った日本公演からであった。彼らは専用ギターである、モズライトのギターを真空管アンプにプラグ・インする事によって生み出されるラウドかつ強烈なサウンドで、たちまち日本の若者たちをとりこにし、日本に於いて一大エレキ・ブームを巻き起こした。」のでした。だから、シャンテイズを知らない僕たちは、「パイプライン」も彼らのオリジナルだと思っていたんですよね。
もう1曲、彼らの最高傑作と言われているこの曲をどうぞ。
ザ・ベンチャーズ 10番街の殺人 1965年
2020年12月7日(月)
<今日のチャイ>
最近は、「セイロンブレンドチャイ」にハマっています。なんだろう、この軽さ。
その昔、僕が「カンテ」に入って、セイロン紅茶の美味しさにハマり、毎日毎日飽きもせず「マスケリア」(ディンブラ地区内の茶園)のストレートやミルクティーを飲んでいた頃を思い出します。
仕事に入る前に1杯、休憩中に1杯、仕事上がりに1杯。ダージリンやアッサムも好きだったけど、それらは1日に1杯飲むと満足してたけど、「マスケリア」は2杯でも3杯でも飲めたんですよね。それに毎日飲んでも軽くて飽きない。
昨日はそのセイロンブレンドチャイを「砂糖抜きのできあがり150ccのチャイ」で、今日は「砂糖たっぷりのできあがり130ccと120ccのチャイ」で。
紅茶の本には「香りの成分は揮発性なので、チャイにあっという間に香りの消えてしまうダージリンやセイロン紅茶を使うなんてナンセンス」とか書いてあったりするけど、そんなのは僕には関係ない!チャイを作っている時のあの「紅茶の甘い香り」が僕には最高なんです。
<Oh!エド日記>
ついに、釣りの回以外は、全部視聴しました。
近所のおじさんの家に行って、面白い話をいっぱい聞けたっていう感じですね。
エドさん本人も言ってたけど、「(名も知れぬ)バンドマンたちの話を、自分が生きている間に残しておかないとダメだ。」という使命感にも似た気持ちでやってるのがひしひしと伝わってきました。
メインの「バンド屋物語」も面白かったけど、「映画の話」や「60〜70年代の歌謡曲の話」や「戦争映画」や「東映ヤクザ映画」も笑いながら聞きました。僕よりひとつ上の世代なので、僕の知らなかったことがたくさんあって、かつて僕が子供の頃、毎日のように「黄金バットの紙芝居」を見ていた時と同じワクワク感がありましたね。「あしたの『つづき』は、どうなるんだろう?」とか。
僕は「年表オタク」なので、「何年に何何があった」って言われると、僕も調べて年表を作ろうかなとか思ってしまいます。年表を作って自分史と照らし合わせると「そうか!僕がこういう人間になったのは、こういう事が世間で起こっていたからなんだ!」って思わせられるんですよ。「流行なんかには乗るもんか。」なんて思っていても、知らず知らずのうちに人間形成に影響してるんですよね。
というわけで、何回も見てみたくなるこのシリーズをリンクしてみました。自分のために。
2020年12月4日(金)
<今日の1曲>
高田くん、こんばんは。
こんなのがありました。知ってる?
「ワンダーラスト/ブライアン・ウィルソン」
今朝、5時に目が覚めたんですよね。で、もう一回寝ようと思ったんだけど眠れなかったので、iPhoneのAppleMUSICを聴いたんです。「今すぐ聴く」→「おすすめのステーション」→「ザ・ビーチ・ボーイズおよび類似のアーティスト」を掛けたんです。しばらく目を閉じて聴いていたら、聴いた事ない曲が流れてきた。「だれ?」「なんていう曲」と思って表示を見たら・・・
「Wanderlust / Brian Wilson」・・・新しい曲かな?いいねこれ。ダウンロードして後で聴こう。・・・そして、眠りに落ちた。
さて、後で調べたら、なんとポール・マッカートニーのカバーだった。
それも、「ワンダーラスト(Wanderlust)は、1982年にポール・マッカートニーが発表した楽曲。アルバム『タッグ・オブ・ウォー』収録。」と出ていて、ブライアンのカバーは、2014年にリリースされたポール・マッカートニーのトリビュート・アルバム『The Art of McCartney』の中の1曲だったのです。
34曲収録の他の曲を聴いたけど、有名なアーティストが僕でも知ってる有名な曲をカバーしているんだけど、ブライアンほど感動しなかった。まあ、僕がブライアンを好きなんだからそれは仕方がないとしても、この曲は素晴らしい。ポールの原曲を壊さず、更なる高みに持って行くブライアンのすごさ。それに、この選曲もブライアンらしいよね。有名な曲だとどうしても原曲に引っ張られるのを知ってるから、地味な曲で勝負!と思ったかどうかは定かではないけど。(笑)
Paul McCartney "Wanderlust"
ちなみに「Wanderlust」とは、心理学の用語では「ワンダーラストは、未知のものを体験したり、予期せぬ困難に直面したり、見慣れない文化や生き方・行動を知ることで自己啓発をしたいという強烈な衝動による場合もあれば、罪悪感という抑うつ的な感情から逃避したいという欲求に駆られている場合もある。」と謎めいた説明ではありますが、ポールによると「昔、家族で乗った客船の名前」だとか。でも、歌詞は上記の心理学の説明のように難解ですね。「ちょっと何言ってるのか分かんないよ、ポール。」です。
|