[ 神原通信 ]
2021年2月25日(木)
<今日の1曲>
このコーナーの常連の田中さんから情報が来ました。
「松原みきの「真夜中のドア」がSpotifyのグローバルチャートで15日連続世界1位を記録、という記事を読みまして。
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-3676.html
発表されてから40年もたっているのに、日本ではなく海外で注目されているっていうのが、興味深いですよね。
「シティー・ポップ」、、懐かしいです、私は80年代が20代〜30代だったので、この手の曲はやっぱり耳なじみが良いんです。
松原みきをウキペディアで調べましたところ、作品の編曲には大村雅朗さんのお名前がたくさんありました。
やはり、大村雅朗さんって、あの時代の日本の音楽界にとっては無くてはならない存在だったんだなと、改めて思いました。」
そうですか。「真夜中のドア」、どっかで聴いた事あります、このサビ。
この曲をカバーしているレイニッチの「真夜中のドア」もいいですね。
大村さん、この頃にたくさん仕事してます。日本ではなかなか原曲を聴く事ができないのが残念です。
2021年2月22日(月)
<『マサラチャイSP』の感想>
皆さんからのお褒めの言葉が僕の活力です。ありがとうございます。
ここでちょっと紹介させていただきます。
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神原さま
マサラチャイSP、無事に受け取りました。
早速、書いてある通りに作って頂きました。
しっかり濃厚かと思いきやカルダモンの爽快感が爽やかでさっぱり、何杯でもいけてしまいそうなお味で癖になりそうです。
素晴らしいチャイをありがとうございました。
御本も読ませて頂き、毎朝のチャイに活用させて頂いています。
神原先生の講座をぜひ受けたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
杉本
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「こんにちは。
先日マサラチャイSPを頼んだ鈴木です。
最近は毎日、神原さんのチャイを飲んでます。
とても美味しいです!」
鈴木さんには、ダージリンブレンドチャイ、セイロンブレンドチャイ、神原チャイSPも注文していただきました。
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沖縄の池上さんからもうれしいメールが届きました。
「今まで色んなチャイをいただいてきましたが、こんなに香り高い素敵な美味しいチャイ初めてです。
ありがとうございます!」
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常連のMさんからは・・・
「昨日、マサラチャイ届きました。
さっそく、今日作ってみました。
とってもおいしかったですよ!!
プレーンのチャイとは違った、コクのあるパンチのきいたチャイもいいものですね。
インドレストランに行った気分です。」
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勇気がわいて来るメール、お待ちしています。(笑)
<今日の映画>
「イップ・マン 序章」(2008年の中国・香港合作映画)日本公開は2011年2月
「イップ・マン 葉問」(2010年の香港映画)日本公開は2011年1月
「イップ・マン 継承」(2015年の香港映画)日本公開は2017年
AmazonのプライムVideoで「いい映画ないかな?」と探していたら「イップ・マン シリーズ」があった。2作目の「イップ・マン 葉問」から観てみたんだけど、面白かったので、続けて一作目と3作目を観てみました。どれも主演、監督が一緒だから違和感は全くなかったです。
実は、僕はカンフー映画を観たのは「燃えよ!ドラゴン」だけ。ブルース・リーやジャッキー・チェンの香港映画は全く観てこなかったので、この映画も「ダメだろうなぁ」と思いながらもタダなので観てみた、というわけです。
「イップ・マン」という名前は、どっかで聞いた事あるな、ぐらいでしたが、調べたらブルース・リーの師匠なんですよね。彼は詠春拳の達人で、映画を観る限り超絶に強い。映画なんだから当たり前だけど。演じているのがドニー・イェンで、彼でなかったらこの映画は途中で観るのを止めたかもしれないぐらい役にハマっています。
それに、どっかの映画評に書いてあったけど、この映画は、「日本で言えば『ALWAYS 三丁目の夕日』的な映画だ」って。なるほど。僕はその映画を観てないけど、観客の琴線に触れる映画なんだと納得。懐かしい(だろう)中国・香港がそこにある。特に、3作目の武芸館での対決シーンの床がタイル張りなのは正にそうですね。
4作目は昨年の映画なので、無料じゃないんだけど観てみようかと思っています。
<今日の1曲>
「シェルブールの雨傘」予告編
忘れられないこのメロディ。映画ファンでよかった。
2021年2月17日(水)
<今日のチャイ:気仙沼の鈴木さんのチャイの作り方>
今年の1月に、茶葉のご注文をいただいた鈴木さんから面白い写真を送ってもらったので、ご紹介します。
なんと七輪でチャイを作っています!!
それになんとも理想的な細かい泡ですね。饅頭みたいで美しい。(笑)
「マサラチャイ、ダージリンブレンド、共々美味しくいただいてます。
苦みやクセがなく、紅茶の美味しさを安心して煮出せます。
これだけでは、私的に物足りないので、生の生姜を薄くスライスしたものを2枚一緒に煮出して、体が暖まる北国チャイにしてます。
生姜の使い方は、神原さんのブログに出てきた方のやり方を真似しました。
茶葉を使い切る頃に、次はマサラチャイSPをお願いしようかなと考え中です。」
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鈴木さん、ありがとうございます。
僕が子供の頃は一軒家だったので、七輪を使っていましたが、今はマンション住まいなので、こういうのは出来ないですね。でも、やってみたい。
七輪て火力調整は下の窓?しかないですよね。ふきそうになったら、鍋をつかんで離すのかな?練炭の遠赤外線効果も期待できそう。
で、どんな牛乳を使っているのかなと質問したら・・・
「水は岩手県北上の温泉水、牛乳は同じ地域のものを使っています。」
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東北限定かな?
「厚子」というネーミングがインパクトあります。(笑)
北国にしては珍しい「乳脂肪分3.5%〜」。
それに「低温殺菌」だし。さらに、「生乳の脂肪球を細かく砕くことをしないノンホモジナイズという製法のためより搾りたての生乳に近い味わい」だそうです。
ネットで調べたら、30円違いで別バージョンもありました。飲み比べてみたいです。
ま、岩手に行くしかないか。(笑) |
<今日の1曲>
「アウト・オブ・リミッツ」
ザ・ベンチャーズ版・・・カッコよくて怪しげな曲調は、SFテレビドラマ「アウターリミッツ」に由来しています。このドラマで「時間が止まる」回のシーンは、今でもその時の映像が脳裏に焼き付いています。
ザ・マーケッツ版・・・こっちが本家。ドラムはこっちの方が好きだけど終わり方が中途半端。
2021年2月16日(火)
<今日のチャイ>
「マサラチャイSP」の感想が届きました。
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神原 様
ありがとうございます。
本日茶葉を受け取りました。
さっそく「マサラチャイSP」を入れてみましたが、封を切った瞬間から鮮烈なカルダモンの香りにびっくり。ラベルの分量通り作りましたが、飲んでみるとスパイスだけが突出するわけではなく、紅茶の味や砂糖の甘さとうまく調和していて、これまで飲んできたスパイスチャイの中でも、一二を争うおいしさでした。
私も(神原さんと同様)もともとプレーンチャイにしか興味がなかったのですが、最近のスパイスカレーブームでカレーを食べ歩いたりしているので、こういうチャイを待っていた!という気分です。(aPony)
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aPonyさん、メールありがとうございます。一昨年のカンテでの「チャイの学校」以来ですね。お久しぶりです。紅茶好きの方に褒められると余計にうれしいです。(笑)
また、「座談会」があったらお会いしたいですね。
<今日の映画>
「シェルブールの雨傘」(1964)
実に57年の歳月を経て、この映画をAmazonプライムで観られるなんて、それもデジタルリマスター(2013年デジタル修復完全版)されたピッカピカの映像を観られるなんて、素晴らしい事です。
この映画が日本で公開された時、僕はまだ小学校4年生だったのでリアルタイムで観たわけではなく、その後、高校生になってテレビで放映されたのを観たんですが、その時は5分ぐらいで観るのを止めました。
なぜかというと、いきなりみんなが歌い出したから。それも、いつまで経っても歌を止めないんですよね。で、気付いたんです。これは完全なるミュージカル(歌劇)だと。会話はすべて歌なんですよね。田舎もんの僕は「これはダメだ。」と思い、観るのを止めたというわけです。でも、ド・ヌーブは好きだし、いつかはこの映画を観られる日が来るのを待ち望んでいたのです。
で、昨年、この映画の監督のジャック・ドゥミの作品「天使の入江」を観て思ったんです、「この人、攻めてるなあ」と。映画に驚きを持ち込もうとしているのが分かったんです。
この翌年の作品が「シェルブールの雨傘」。
いきなりシェルブールの港が出てきたと思ったら雨だし、次には石畳を歩く人達の傘を真上から撮影。主人公の整備工の自転車、傘屋の店内、どこを観てもカラフルでおしゃれ。そこへカトリーヌ・ド・ヌーブが登場したらもう夢の世界ですよね。
つまり、この映画はおとぎ話なわけです。そのおとぎ話の住人たちのしゃべる言葉は「歌」なんだと思えば観ていられるということに気付いたんですね。それに、俳優たちは実際は歌っていないんだと思います。歌っている振りをしているだけ。歌えるだけの力量がないというか、専門外だから。セリフを歌っているようにしゃべる。なんて斬新な演出なんでしょう。ド・ヌーブが一言も実際の声で発音していない映画なんて他にあるんでしょうか?
それに、出て来る俳優たちが美男美女だらけ。全くリアリティーを無視しています。主人公の傘屋の娘と脇役の幼なじみの娘が同列に美しいなんて、映画的にそんなことあり得ないですね。話の筋を考えても、全然説得力がありません。普通ならある程度美醜の差を付けるのが映画でしょう。
しかし、ミシェル・ルグランの主題曲(歌)が切な過ぎます。この曲がなかったら、この映画はそれほど流行らなかったんだと思う程切ないです。そのせいで、ラストシーンは泣く必要もないのに泣いてしまいました。
それにしても、不思議な映画でした。
2021年2月11日(木)
<今日のチャイ>
「マサラチャイSP」¥1,200(税込)は順調に売れています。通販のページはこちら。
今日は、「マサラチャイSP」を弟子のイソノさんにモニターしてもらったので、その感想をお伝えします。僕では見落としがちな部分を発見および補ってくれていてすごく為になりました。他の人の感想も聞けたらいいな。
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神原師匠
おつかれさまです。
師匠の新しいチャイ、試飲させていただきました!
以下感想です。
・作っているときの香りもとても上品です。
・スパイスがしっかりかつ上品に効いていて、茶葉自体の美味さを邪魔していない。
・特にカルダモンが印象的(スパイス自体が良いものでしょうか?)
・引けが良いのにコクもある。
・後口も爽やかなまま続く。
・茶葉が大きく、茶漉しが詰まらないのでかなり注ぎやすい。
・アイスにしても最高ではないでしょうか!(爽やかさ)
<感じた点>
・茶葉とホールスパイスのバランスが美しいので、それが見える透明の袋にしてはいかがでしょうか。
・追いスパイス(パウダー)で、シナモンやジンジャーがあっても楽しいかも。
<総評>
茶葉とのバランスや、スパイスの爽やかな香りが、日本的・和・神原師匠風な解釈に感じ、とてもおいしくいただきました。
カルダモンが春夏の季節感な印象です。
ウチの奥さんも今までのスパイス系よりおいしい!と好みな感想です。
今回のスパイスは市販のものでしょうか?
茶葉もどのようなものか、気になります。
恐縮ですが、このような感想でした。師匠さすがです。
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お褒めの言葉ありがとうございます。
イソノさんの質問にお答えします。
・スパイスは、ジンジャーチップス以外は市販のものです。カルダモンとクローブはインド産、シナモンスティックはセイロン産、ジンジャーは高知県産です。すべて仕入れ先は秘密ですが。(笑)
・透明の袋に入れたものを撮影してみましたが、微細な粉が袋にへばりついて、きれいに見えませんでした。残念です。容器に入ったものを上から見るときれいなんですけどね。
・茶葉は、通常の「神原チャイ」です。ホールスパイスを加えるとよりリッチな味になりましたね。雑味がないからでしょうか。
・追いスパイスもアリです。唐辛子、黒胡椒などで辛みを足してもいいかも。加減が難しいので上級者向けですけど。
2021年2月10日(水)
<今日のチャイ>
3月17日発売って言ってたけど、もう準備ができてしまい、今日から受付をスタートします。
「マサラチャイSP」¥1,200(税込)です。
詳しくはこちら。
試作、試飲の繰り返しで胃もたれを起こしてます。(これどっかで聞いた事あるセリフですね)
ひとりで作っているので、自分さえ納得出来ればいいから楽ですね。
良い評価、悪い評価すべて僕のせいだし。
でも、今回のブレンドは多くの人に喜んでもらえると自負しています。
最初は、ラベルに書かれた作り方で作っていただいて僕の意図したことを感じてもらえれば、後はご自由に。
感想、お待ちしております。ここで紹介させていただきますので、前もってご了承ください。
<今日の映画>
「リンカーン弁護士」
マシュー・マコノヒー主演の弁護士ものです。「殺人犯の弁護を引き受けて無罪を勝ち取る」というのが大筋なんですが、「そんなこと出来るの?」と観てる人は思うわけです。「あってはならない」という結末に向けて話はややこしく展開するのですが、ま、そんなことよりマシュー・マコノヒーがカッコいいと、そういう映画です。リンカーンで移動するんですが、運転手役の黒人がいい。どっかで見たことあるんだけど、思い出せない。ラストもお約束のかっこよさ。
<今日のザ・ビーチ・ボーイズ>
「Little Honda by the Beach Boys」Live-the 50th Anniversary Tour
TVコマーシャルで、この曲が流れていますね。50年経っても新鮮さは変わりません。
このライブは、ブライアン、アル、デヴィッド、マイクの4人にブルース・ジョンストンが加わり、ほぼオリジナルメンバーが揃ってのノリノリのライブです。次のメドレーはさらに圧巻!
「 Catch A Wave/Hawaii/Don't Back Down/Surfin' Safari」 (Live 2012)
左から、ブルース、アル、マイク、ブライアン、デヴィッド
2021年2月4日(木)
<今日の映画>
久しぶりに僕好みの映画に出会えました。映像がピッカピカ、出てる俳優がみんな好き、後味が悪くない、音楽もセンスが良くて、娯楽映画だけどちゃんとシリアス。
「ブラッククランズマン」(2018)(原題:BlacKkKlansman)
ジャンルは「伝記犯罪映画」ということで事実らしいけど、映画はかなり脚色されているような気がします。監督はスパイク・リー、主演はジョン・デヴィッド・ワシントン。原作はロン・ストールワースという元黒人警官の自伝で、1972年のKKKの潜入捜査をメインに描かれています。こんなに簡単に潜入捜査ができるのか?という疑問はあるけど、ま、事実だっていうんだからあったんでしょう。
演出は、キレがあって見応え十分。当時のアメ車がバンバン出て来るのも面白い。それに、日本人には理解出来ない程のアメリカの人種差別(黒人差別、ユダヤ人差別)の根の深さが見えて、ちょっと怖いけど、それは今のアメリカにも延々と続いているのがすごい。
主演のジョン・デヴィッド・ワシントンは、デンゼル・ワシントンの息子さんだそうです。
<今日の1曲>
最近、毎日聴いているのがこの曲。
Radioactivity (Francois Kevorkian 12" Remix)
元はこんな曲でした。
Radioactivity (2009 Remaster)
2021年2月3日(水)
<今日のチャイ:神戸市のMさんのチャイの作り方>
数年前に知り合ったMさんは神戸在住の方で、インド人の旦那さんの家に嫁いでチャイを飲み始めたというちょっと変わった経歴の持ち主です。僕の興味は「毎朝、家族を送り出した後に飲む一人のチャイの時間が憩いのひととき」だというMさんのチャイへのこだわり。ちょっとお話を聞いてみました。
「私のスパイスチャイの配合(レシピ)は・・・。
上等のぷりぷりのカルダモンなら、ひとつで十分でしょうか。
今使っているものは、中がカスカスなので、2〜3つぶをマグカップ1杯のチャイ用に使っています。
ショウガは薄いスライス一枚くらい。
ショウガはすり下ろした方が、もちろんいいです。
小さじ3分の1程でしょうか、だいたいです。
毎朝、おろすのはめんどくさいので、フルーツナイフでスライスしています。
シナモンはパウダーになっている瓶詰めです。
ほんのひとふり、パラパラ程度です。
シナモンは隠し味程度に入れています。
あまり入れると、さわやかさを通りすぎてしまいますので。
私はカルダモンの香りが大好きなので、シナモンはあくまでもそれを引き立たせるための存在です。
嫁いで初めて飲んだ、主人のお母さんのチャイには、ショウガもシナモンも入っていなかったと記憶しています。カルダモンだけでした。
牛乳も今私が入れている分量より、少なかったです。
でも、あれは、あれで本当においしかった。
各家庭の味、各人の好み、チャイは奥深いですね。
私も今度、神原さんののレシピでチャイを作ってみようと思っております。
あと、砂糖についてですが、私がチャイに使うのはきび砂糖ですね。ただ、私が使っているのはコープで売っているもの限定です。
他のコープ商品を買う事はほとんどありませんが、これだけは別です。コープの「甘しょ糖」は、他のメーカーからも多々出ておりますが、料理、特にチャイにはあわないと思います。沖縄のような気候風土から生まれたものは、やはりその場の料理、生活に適していると思います。砂糖に限らず、ですが。
コープのものは、きび砂糖の中でも味がまろやかな気がいたします。
きび砂糖は、濃くなれば黒糖になる訳で、独特の濃厚さ、言い換えるとあくに近いようなものを感じます。ですから、砂糖の主張が強すぎて、料理には使いにくいと私は思っております。コープの甘しょ糖はそのギリギリのラインなのかもしれません。三温糖はそういう意味でも、きっとおいしいはずです。
それから、
砂糖を入れる場合は、私は必ず最初からスパイスを水から煮る時にいっしょに入れます。砂糖を最初から入れるのと、出来上がって最後に入れるのとでは、味がまったく違います。これももちろん好みでしょう。
ですから、私はお客様にチャイを作るときは、砂糖入りか、なしか、必ず聞いてから作ります。
料理を作る際、砂糖は初めにが基本です。
結晶の大きさによるものだと理解しておりますが、初めに入れる方が他のものとの一体感があるように思います。
一方、最後に入れる方が、紅茶自体のさわやかさは残りますね。
ミルクティをいただく際も、ミルクを最初にカップに入れるか、後からか、本場でも未だに論議されるくらいですから、たかが砂糖の入れるタイミング、されどそのタイミングでしょうか。
私は、初めにカップにミルクを入れたいので、お店によって親切にカップに紅茶を入れくださるのが嫌な時があります。
私の夫は、そのミルクも温めたものは嫌いです。ミルクの独特の香り(臭さと言いましょうか)がたってしまうと言います。
ただ、アツアツの紅茶がさめないようにとの思いやりですから、それも、入れる側、飲む側の好みにつきますね。」
色々と参考になります。僕はきび砂糖にはあまり興味をそそられませんけど、僕の友人できび砂糖と三温糖をブレンドしている人もいたりします。こだわれば、その一手間が「自分のチャイの味」を作ってくれるんだと思います。
2021年2月1日(月)
<神原チャイの注文人数ランキング:都道府県別>
暇つぶしですが、なかなかに興味深い結果が出ました。
・「神原チャイ」を注文してくれた人達の統計をとってみました。
・統計期間は、2020年4月〜2021年1月
(3月24日テレビ出演の約1ヶ月後の4月18日:茶葉の販売再開から現在までの統計)
1位 |
東京都 |
57人 |
23区(41人)その他の市(16人) |
2位 |
大阪府 |
27人 |
大阪市(10人)その他の市(17人) |
3位 |
兵庫県 |
20人 |
神戸市(6人)西宮市(5人)その他の市(9人) |
4位 |
神奈川県 |
14人 |
横浜市(6人)川崎市(3人)その他の市(5人) |
4位 |
千葉県 |
14人 |
千葉市(2人)柏市(2人)市川市(2人)その他の市(8人) |
6位 |
愛知県 |
11人 |
名古屋市(5人)その他の市(6人) |
7位 |
福岡県 |
10人 |
福岡市(6人)北九州市(2人)その他の市(2人) |
8位 |
北海道 |
7人 |
札幌市(3人)その他の市(4人) |
9位 |
広島県 |
6人 |
広島市(2人)廿日市市(2人)その他の市(2人) |
9位 |
石川県 |
6人 |
金沢市(4人)河北郡(2人) |
9位 |
埼玉県 |
6人 |
さいたま市他5市各1人 |
・ダントツ1位は東京です。チャイへの関心度の高さと「チャイを鍋で作る」余裕を感じます。
・2位はかろうじて大阪。日本のチャイ文化発祥の地だというのに。
大阪人は「しぶちん(けちん坊)」が多いので、僕の茶葉の金額が高いのか、僕からは茶葉を買いたくないんでしょうね。どこかに「特価!」とか「大阪人限定割引」とか書いておくと注文が増えるかも。(笑)
・兵庫県は意外に健闘しています。僕の友達も多いし。
・神奈川県の横浜はなんとなく分かります。チャイに対する異国情緒というのかな。川崎は意外ですね。僕は川崎がどんなところか全く知りませんけど。
・一番意外だったのが千葉県。なにが僕のチャイにヒットしたんでしょう?それが知りたい。
・愛知県は大阪に近いのでなんとなくこの辺かなと納得。
・福岡は大阪からの移住者が多いとか。大阪のチャイ文化が飛び火したんでしょうか。
・北海道は寒い地域だからチャイに向いてますね。どれぐらいの濃さか気になります。
・広島は・・・よく分かりません。
・石川県金沢市にはワークショップで行ったから、その影響かな。
・埼玉県も・・・よく分かりません。(笑)
さて、注文が1人だけの県はというと、静岡県、茨城県、福井県、滋賀県、高知県、島根県、大分県、宮崎県。あまり関心がないんですね。残念です。
最後に、全く注文がなかった県を。
秋田県、愛媛県、香川県、鳥取県、佐賀県、沖縄県 。以前は注文あったんですが、最近はないですね。ワークショップ行けません、人数が集まらないから。
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